復活!やまがたの四季と暮らし

東北地方を転勤し現在は仙台勤務の週末山形県人。
前タイトル名「山形弁で青森暮らし」から継続のブログです。

水晶山

2008年02月25日 21時04分08秒 | 登山
天童市と東根市の境界にある水晶山(668m)
国道48号山口地内から天童カントリークラブに入った所が登山口。

名前のとおり昔は水晶が露出していて簡単に採れたから水晶山
標高は低いですが、積雪期は駐車場まで進入出来ず天童CC入り口から
歩きで距離は長く感じる。
山頂には立派な神社があって、登山道と言うよりは地元では参道といった
感じが強く、山岳信仰の山として修検の痕跡が登山道沿いに残っている。
コースは天童CCから山頂までの往復。
       
       
       

天童CC入り口前の分岐に駐車。この先除雪しておらず進入不可。
農道を500m程歩くと改めて水晶山入り口(参道)の看板がある。


間もなく車道とは別の参道に進入。しばらくして信仰の山を示す道しるべの碑があった。


お堂の跡など修検場であったことを紹介する看板が次々出てくる。


で、信仰の山では必ずと言って良いほど出てくる山姥と山の神。
雪に埋もれた山姥、女人禁制であった修検場には山姥が居た。


三年ほど前に発見された禊ぎの井戸だそうです。


やっとうがい清水駐車場に到着
無雪期だと楽々車で進入出来るが、歩きだと結構時間が掛かる
ここにある休憩所のような六角堂で身支度を調え本格的に登り始めるが
ここまではツボ足で登ってきたので雪に刺さって歩きにくい。
スノーシューを履いてインナーも一枚脱いで登り出す。
やっぱりスノーシューは快調でスピードがアップする。


コシアブラの木
コゲラかアカゲラなんかのキツツキがあけた丸い穴が数カ所あった。
途中でコゲラのギィー、ギィー鳴く声が頻繁に聞こえたが姿まで見えず残念。


ご丁寧に山頂までの距離が表示してある
自分的には無い方が魅力的だが。


見晴台に到着、天童方面の景色が見える。  またまたご丁寧にラスト100mの標示。


山頂神社に到着、裏手に奥の院があってこの上がほんとの山頂。


山頂からの景色。  天候はあまり良くないが北東側に黒伏山、白森が見渡せる。
ここから東根側にチョット下ってみる。


山頂から東根側に僅かに進むと御室がある。
天然にできた縦穴でこの岩肌の表面に水晶が露出していたそうですが、
ご多分に漏れず過去に訪れた人たちに採り尽くされ、現在は何の痕跡も無し。
ここからもう少し東根側の登山道に進むと東根市の景色が一望できる。
天気が良ければ月山・葉山など山並みの景色がいい場所のようです。
あとは登ってきた道を戻るのみ。
積雪期は登山道関係なしにショトカットして直線的にシリセードして滑り下ってきます。


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