復活!やまがたの四季と暮らし

東北を転勤し13年間続いた仙台勤務が終了し現在は毎日が山形県人。前タイトル名「山形弁で青森暮らし」から継続のブログです。

つばめの成長日記

2006年06月18日 08時43分21秒 | 生き物
この2・3日でずいぶんでっかくなった。

大きさだけで言えば、もう親鳥と同じくらいである。

6羽もいるので、小さい巣の中には納まりきらないので
巣の上に乗りあがって自分の居場所を確保しているようである。

鳴き声も大きくて、親鳥が餌を持ってくると一斉に鳴きまくり
外にもけっこう聞こえてくる。

そのためか、先日野良猫が巣の下まで侵入してきた。
完全に雛を狙っている。
猫とつばめの攻防戦が始まった。

雛は体を小さくすくめて巣の中に隠れ微動だにしない。
もちろん鳴き声なんか一言も発しない。

親鳥も異変に気づく。
野良猫の魔の手が巣の下まだ来ているのだ。
雛の危険を察知した2羽の親鳥は、最初は
危険信号を発しているのか激しく泣き叫び
周囲を飛び回っている。

野良猫はそんなことはお構い無しである。
真ん丸い視線の先は、巣の中の雛をロックオンである。
上に登ろうと近くの柱に前足をかける。
指の先からは猫の最大の武器となる鋭い爪が伸びている。

ひな鳥危うし。

と 周囲を飛び回っていた親鳥は、わが子を守る為に必死である。
とうとう意を決したのか、自分の危険もかえりみず
野良猫めがけて飛んできた。

攻撃している訳ではないようだ。
野良猫の近くを飛ぶことで、猫の注意を自分に向けているのだ。
前足を柱にかけていた野良猫は、親鳥の思惑どうり
その前足を床に戻し、親鳥を追い始めた。

ここで 悲しいかな猫の修正がでてしまったのである。

猫を飼っている方ならご存知でしょうが
猫じゃらしを目の前で動かすと、猫は視線で追い回し
じゃれてきます。

野良猫の注意はいつの間にか、じっとしている雛より
近くで飛び回る親鳥に移ってきたのだ。

野良猫は親鳥を追って外に出て行きました。
ま この辺で人間も出て行ったんですけどね。

野良猫とつばめの攻防戦第1ラウンドの終了と
行ったところでしょうか。

野良猫も生きるために必死です。
餌となる場所を覚えればまたやって来るでしょう。

自然の中で生きるのは大変です。






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