復活!やまがたの四季と暮らし

東北を転勤し13年間続いた仙台勤務が終了し現在は毎日が山形県人。前タイトル名「山形弁で青森暮らし」から継続のブログです。

葦の葉っぱ

2010年07月04日 06時49分30秒 | 生き物
今の時期、道路沿いや溜池なんかの淵に生い茂る葦の葉っぱを注意して見ると

葉っぱの先っちょがきれいに折り畳まれていること気づく。

基本的には昔よくあった三角牛乳紙パックの様な形をしています。


中を覗くと繭を作ってますから蛾の仲間ですね。

蝶ならさなぎそのままの姿でぶら下がっていますが、蛾は繭を作って幼虫から
さなぎになり成虫に変体してきます。






大きい画像はこちら



ただ、この辺の蛾の幼虫はあんまり三角パックの作り方が上手じゃないみたい。
だいぶ手抜きでくるくる巻いただけの隙間だらけ、ほんとなら葉っぱの継ぎ目は
隙間なく密着しています。
人間にも器用不器用がいるのと同じなんでしょうか。



これはいくらなんでも手抜きしすぎでしょう。



こっちは二つに折っただけですから。




中では幼虫がせっせと繭作成中。
蛾みたいな人間には見向きもされない、どっちかと言えば嫌われ者でも
生きる本能の営みはすばらしくたくましく芸術的。


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