ナノパス

2012年07月28日 23時46分34秒 | + プラス
ナノパス33
ナノパス33は、テルモ株式会社より2005年7月1日に発売された、
世界一細いインスリン用注射針(2009年現在)。
開発はテルモと岡野工業の共同開発。
針の先端が0.2mm(33ゲージ)と世界で最も細いことから、
糖尿病でインスリンの自己注射をしなければいけない患者の痛みを少なくすることが期待でき、
なおかつ世界初の外径・内径をダブルテーパー構造にすることで、薬液を注入する際の抵抗を抑えている。

ちょっと前に自己注射の服薬指導を実施。
上の解説にあるようなインスリンじゃなくて
フォルテオという骨粗鬆症の薬。

自分に注射するということで若干抵抗がある方でした。
服薬指導というけど、1人で説明するのは初めてだし、
実際に患者さんが打ってみたいというので、打ってもらうのも初めて。

患者:注射ってやっぱり嫌やね~必死で抵抗したんやけど…

私:大丈夫っす。ワールドビジネスサテライトで観たんですけど
  日本の技術ってすごいですわ~
  このナノパスって注射針は世界で一番細い針やから痛くないらしいですよ。
  (こんな感じで痛みがあまり無いことを強調してた気がする)

患者:ほんと?
   (プスっ)
   あ、ほんとだ痛くないわ

私:(あ、痛くないんだ・・・)

こういう類の薬って一度、自分で試してみるしかないんだろうけど、
なかなか機会がなかった私。
患者さんの不安を煽りたくなかったとは言え、
自分で経験してない物事を説明するってのは難しな
でもまあ、患者さんのお陰で自己注射は痛くないってイメージになりました。

この患者さんに対しては何回も何回も演習?を繰り返して
1人で打てることを確認。
最後には一人でやれそうという強い一言も。

なんだろうな…
初めて薬剤師らしい仕事ができたかも?
にしてもナノパスすごいわ~
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