1月2日 隣国シリアの内戦はいつになっても終わらない。北シリアにいるアルカイーダが存在感を増してきて、今週も前線では、トルコ軍との小ぜりあいがありました。
トルコ国家情報部(MIT)と憲兵隊と警察が共同でまとめた報告書によると、アルカイーダとリンクしている「イラクとレヴァントのイスラム国家(ISIL)」と名乗るグループが、トルコ領内で車による自爆テロを準備しているということです。
トルコ国家情報部(MIT)と憲兵隊と警察が共同でまとめた報告書によると、アルカイーダとリンクしている「イラクとレヴァントのイスラム国家(ISIL)」と名乗るグループが、トルコ領内で車による自爆テロを準備しているということです。
Hurriyet
アルカイーダ対策を討議するエルドアン首相(右)とオゼル参謀長
エルドアン首相とネジュデット・オゼル参謀長は、週1回の会議でアルカイーダ対策を論じ合いました。
1月28日、チョバンベイの国境駐屯所で、トルコ軍の2台の軍用車が発砲され、これに対しトルコ軍は、29日、ISIL聖戦グループが支配している北シリアで、1団の車列に発砲し、小型トラック、大型トラック、バス各1台を破壊したそうです。
この事件で、シリアの聖戦グループとトルコ軍は初めて直接、衝突しました。このグループは、アルアサド大統領とも、北部の反体制派グループとも戦っています。
ヨーロッパとアラブが支援している「自由シリア軍」は統率がとれなくなり、国境の駐屯所はアルカイーダ関連のグループに握られ、アザズ、ジャラブルス、ヤイラダーウの国境は、ISILが支配しています。
報告書によると、このグループはトルコから送られる支援物資も没収しているそうです。聖戦グループは北シリアで、シリアのテュルクメンとも戦っていて、この衝突も1週間以上になるという地元情報です。
報告書によると、ISILはトルコに脅しをかけているそうです。彼らはトルコを攻撃する計画を立てているようです。報告書はトルコ政府に警戒を促し、偽造のトルコのプレートをつけた車が使われるかもしれないと警告しています。
1月20日には、シリア=トルコ間のジルヴェギョジュ=バブ・アルハワ国境駐屯所で、2件の車による自爆テロがあり、6人の反体制派を含む16人が死んでいます。
報告書によると、彼らは次の爆破ターゲットはトルコだと言っているそうです。
報告書はまた、アルカイーダのメンバー募集にも触れています。これまで315人のトルコ人がアルカイーダと組んでシリア国内に入り、その中の82人は死んだと言っています。
2011年から2013年の間に、トルコは国内に入っていたアルカイーダのメンバー97人を拘束し、その中の40人を逮捕しています。
・・・紛争がつづくシリアに外国からアルカイーダが入り込み、アサドも、反体制派も敵にして、テロを繰り返しているのはご存じですよね。そのアルカイーダが矛先をトルコに向けてきたというから冗談じゃありません。反体制派を支持しているのは、トルコだけでなく、欧米もアラブも反アサドです。
トルコはシリアの地続きの隣だから、ジハーディストだか自爆テロリストだか知らないけど、頭のおかしい自殺志願者がもぐりこみやすいのは確か。自爆テロって、やろうとしたら、女子供だってできます。でも、トルコは関係ないんだから、トルコ領内での自爆テロだけはやめてくださいませ。
1月28日、チョバンベイの国境駐屯所で、トルコ軍の2台の軍用車が発砲され、これに対しトルコ軍は、29日、ISIL聖戦グループが支配している北シリアで、1団の車列に発砲し、小型トラック、大型トラック、バス各1台を破壊したそうです。
この事件で、シリアの聖戦グループとトルコ軍は初めて直接、衝突しました。このグループは、アルアサド大統領とも、北部の反体制派グループとも戦っています。
ヨーロッパとアラブが支援している「自由シリア軍」は統率がとれなくなり、国境の駐屯所はアルカイーダ関連のグループに握られ、アザズ、ジャラブルス、ヤイラダーウの国境は、ISILが支配しています。
報告書によると、このグループはトルコから送られる支援物資も没収しているそうです。聖戦グループは北シリアで、シリアのテュルクメンとも戦っていて、この衝突も1週間以上になるという地元情報です。
報告書によると、ISILはトルコに脅しをかけているそうです。彼らはトルコを攻撃する計画を立てているようです。報告書はトルコ政府に警戒を促し、偽造のトルコのプレートをつけた車が使われるかもしれないと警告しています。
1月20日には、シリア=トルコ間のジルヴェギョジュ=バブ・アルハワ国境駐屯所で、2件の車による自爆テロがあり、6人の反体制派を含む16人が死んでいます。
報告書によると、彼らは次の爆破ターゲットはトルコだと言っているそうです。
報告書はまた、アルカイーダのメンバー募集にも触れています。これまで315人のトルコ人がアルカイーダと組んでシリア国内に入り、その中の82人は死んだと言っています。
2011年から2013年の間に、トルコは国内に入っていたアルカイーダのメンバー97人を拘束し、その中の40人を逮捕しています。
・・・紛争がつづくシリアに外国からアルカイーダが入り込み、アサドも、反体制派も敵にして、テロを繰り返しているのはご存じですよね。そのアルカイーダが矛先をトルコに向けてきたというから冗談じゃありません。反体制派を支持しているのは、トルコだけでなく、欧米もアラブも反アサドです。
トルコはシリアの地続きの隣だから、ジハーディストだか自爆テロリストだか知らないけど、頭のおかしい自殺志願者がもぐりこみやすいのは確か。自爆テロって、やろうとしたら、女子供だってできます。でも、トルコは関係ないんだから、トルコ領内での自爆テロだけはやめてくださいませ。
「利率引き上げは一時的な処置」と経済相
ニハト・ゼイベクチ経済相は、2月1日、中央銀行の利率引き上げは一時的決定だと言いました。ゼイペクチ経済相は、東南部ガジアンテップでの「トルコ輸出業者会議」の会合で、「利率引き上げの決定は、あくまで一時的で、永続的な利率決定ではない」と語りました。
Hurriyet
ガジアンテップの会合中、トルコの1月の輸出は、昨年同期に比して9.6%増加し、120億150万ドルに達したという発表がありました。
2013年のトルコの輸出は、前年に比して0.4%減少し、1518億6000万ドルになり、一方、輸入は前年に比し6.4%増し、2516億ドルに達しました。
輸出を増やすために、トルコは、世界最大の経済大国アメリカの成長を研究してきたと、ゼイベクチ経済相は言いました。
「アメリカは原材料の利用、エネルギー源の将来的計画、消費者の消費習慣の管理に力を注いだ結果、成長に成功した」と経済相は言っています。
2013年のトルコの輸出は、前年に比して0.4%減少し、1518億6000万ドルになり、一方、輸入は前年に比し6.4%増し、2516億ドルに達しました。
輸出を増やすために、トルコは、世界最大の経済大国アメリカの成長を研究してきたと、ゼイベクチ経済相は言いました。
「アメリカは原材料の利用、エネルギー源の将来的計画、消費者の消費習慣の管理に力を注いだ結果、成長に成功した」と経済相は言っています。
「ときどきダイアリー」ヘ