2月27日 トルコの最高治安委員会(MGK)が、いわゆる“国家の中の国家のような組織”とその活動について討論し、アメリカ在住のイスラム学者フェトフラー・ギュレンを、国の治安の脅威になり得る存在として認定しました。
Hurriyet
MGKの討論にはギュル大統領が議長を務め、軍部と政府のトップ・クラスが参加した
2月26日、国家治安委員会の2か月に1度の例会が開かれ、「国の治安と国民の安寧を脅かす組織とその活動について討論された」という声明が出されました。
「地方選挙の安全を守るための対策も検討された」と声明書にあります。
MGKはギュル大統領を議長とし、最高ランクの軍人と政府の最高官僚が参加しました。
この声明書は、現政権・公正発展党と、いわゆる“国家のような組織”との闘争が、政府にとって国家治安の問題に発展したことを示しているようです。
エルドアン首相と彼の息子のビラル・エルドアンの音声の記録と言われるものがYouTube に出まわった2日後に、この動きが始まりました。
エルドアン首相は、テープをでっちあげたとして“国家のような組織”を告発し、戦いを誓っています。
「地方選挙の安全を守るための対策も検討された」と声明書にあります。
MGKはギュル大統領を議長とし、最高ランクの軍人と政府の最高官僚が参加しました。
この声明書は、現政権・公正発展党と、いわゆる“国家のような組織”との闘争が、政府にとって国家治安の問題に発展したことを示しているようです。
エルドアン首相と彼の息子のビラル・エルドアンの音声の記録と言われるものがYouTube に出まわった2日後に、この動きが始まりました。
エルドアン首相は、テープをでっちあげたとして“国家のような組織”を告発し、戦いを誓っています。
今年のトルコは干ばつ。でも、水の心配はない」と水道相
今週のトルコは季節はずれの暖かさになるでしょう。しかし、都市部に住む人々は夏場の水不足に脅えています。
イスタンブールのダムの水位は30.8%まで、アンカラは36%まで下がりました。
イスタンブールのダムの水位は30.8%まで、アンカラは36%まで下がりました。
Hurriyet
イスタンブールのダムの水位は30.8%まで下がった
トルコは今週末まで暖かいだろうと、気象庁は言っています。このまま雨が降らず、暖かい日がつづけば、ダムは都市が必要とする水をまかなえなくなるだろうと、気象庁は予想しています。
国立水道局のデータによると、イスタンブールに10あるダムの水位は、30.87%まで下がったそうです。水位は最も多いオメルリ・ダムで42.11%、最も少ないパプチデレ・ダムで0.18%(ということはカラッポですね)。
イスタンブールのカディル・トプバシュ市長も、2月17日、ツイッターで「イスタンブールは干ばつに見舞われている」と認めています。
ヴェイセル・エルオール森林・水道相は、イスタンブールでは毎日、250万立方メートルの水が使われているが、市は水の供給が滞ることはないと保証しました。
「水不足はないでしょう。当局は水を供給しますから、ご心配なく。政府にはA,B,Cのプランがあります。
現在、最大野党・共和人民党の市政下にあるイズミルが水不足になったときも、水道省は救援しました」とエルオール水道相は言いました。
「週末を過ぎれば、雨が降るでしょう。水の供給は問題ありません」
他の大都市も干ばつに直面し、ダムの水位は下がっています。アンカラの6つのダムでも、水位はトータルで36%に低下。イズミルはイスタンブールにくらべて、ややよく、最も減ったギョルデス・ダムで19.56%。
メフディ・エケル農業相も先月、わが国は深刻な干ばつに見舞われていると警告しました。
「トルコは気象による激しい干ばつに見舞われ、懸念される。われわれはこれが来週には終わるよう希望し、祈っている」
1月10日、エルオール水道相は、「イスタンブールは7年ごとに干ばつに見舞われる。2014年はちょうど7年目だ」と言いました。
「2014年も干ばつの年になるでしょう。しかし、われわれは対策を講じています。心配する必要はありません」
・・・大臣の言うA,B,Cのプランって、なに? ほんとに夏場も水がちゃんと出るの?
国立水道局のデータによると、イスタンブールに10あるダムの水位は、30.87%まで下がったそうです。水位は最も多いオメルリ・ダムで42.11%、最も少ないパプチデレ・ダムで0.18%(ということはカラッポですね)。
イスタンブールのカディル・トプバシュ市長も、2月17日、ツイッターで「イスタンブールは干ばつに見舞われている」と認めています。
ヴェイセル・エルオール森林・水道相は、イスタンブールでは毎日、250万立方メートルの水が使われているが、市は水の供給が滞ることはないと保証しました。
「水不足はないでしょう。当局は水を供給しますから、ご心配なく。政府にはA,B,Cのプランがあります。
現在、最大野党・共和人民党の市政下にあるイズミルが水不足になったときも、水道省は救援しました」とエルオール水道相は言いました。
「週末を過ぎれば、雨が降るでしょう。水の供給は問題ありません」
他の大都市も干ばつに直面し、ダムの水位は下がっています。アンカラの6つのダムでも、水位はトータルで36%に低下。イズミルはイスタンブールにくらべて、ややよく、最も減ったギョルデス・ダムで19.56%。
メフディ・エケル農業相も先月、わが国は深刻な干ばつに見舞われていると警告しました。
「トルコは気象による激しい干ばつに見舞われ、懸念される。われわれはこれが来週には終わるよう希望し、祈っている」
1月10日、エルオール水道相は、「イスタンブールは7年ごとに干ばつに見舞われる。2014年はちょうど7年目だ」と言いました。
「2014年も干ばつの年になるでしょう。しかし、われわれは対策を講じています。心配する必要はありません」
・・・大臣の言うA,B,Cのプランって、なに? ほんとに夏場も水がちゃんと出るの?
「ときどきダイアリー」ヘ