4月6日 S-400ミサイル防衛システムのロシアからトルコへの引き渡しが、両国大統領の会談の議題になるだろうと、ロシア大統領のユーリ・ウシャコフ補佐官が、4月5日、言いました。
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また、アメリカ軍のシリア撤退も、4月8日に予定されているエルドアン大統領とプーチン大統領の会談での議題になるだろうと、ウシャコフ補佐官がモスクワで記者団に語りました。「アメリカ軍の一部シリア撤退計画について話し合われるだろう。その次のは、注目の的のプロジェクト、ロシアのS-400対空防衛システムをトルコ軍に供給する契約が議題になるだろう」
両大統領は、ロシア=トルコ上級協力委員会と、ロシアで活動しているトルコのビジネスマンとともに、本格的な話し合いを行うだろうと、ウシャコフ補佐官は付言しました。両大統領は、モスクワのボルショイ劇場で行われるトルコ=ロシア文化交流年開会式にも出席するでしょう。
両大統領は、ロシア=トルコ上級協力委員会と、ロシアで活動しているトルコのビジネスマンとともに、本格的な話し合いを行うだろうと、ウシャコフ補佐官は付言しました。両大統領は、モスクワのボルショイ劇場で行われるトルコ=ロシア文化交流年開会式にも出席するでしょう。
「選挙は終わった。あとは司法が決める」エルドアン大統領
日曜の地方選挙が終わって5日後、選挙は終わったが、司法手続きはつづいていると、エルドアン大統領が言いました。
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「地方選挙委員会の結果がわれわれと一致しなかったら、最高選挙委員会が最終決定を下すだろう」と、エルドアン大統領は、4月5日、イスタンブルで金曜礼拝を終えた後に言いました。「最高選挙委員会に申請するのは、われわれの権利だ」と大統領は付言し、AKPがイスタンブルやアンカラなど大都市での票の数えなおしを請求したことに言及しました。
3月31日の地方選挙のためにAKPと愛国者運動党(MHP)がつくった“人民同盟”は、イスタンブルの39の区の中の25区で、票の53%を得て勝利したと、エルドアン大統領は言いました。
3月31日の地方選挙のためにAKPと愛国者運動党(MHP)がつくった“人民同盟”は、イスタンブルの39の区の中の25区で、票の53%を得て勝利したと、エルドアン大統領は言いました。
イスラエルがトルコ・アナドル通信の記者の拘留期間を延長
イスラエル西岸地区の裁判所は、トルコ国営アナドル通信のパレスチナ人のフォトジャーナリスト、ムスタファ・カルーフ氏の釈放要求を拒否し、拘留期間を延長しました。
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カルーフ記者(32)の家族と弁護士の声明文によると、占領下の東エルサレムの中央裁判所は、4月4日、カルーフ氏の拘留の決定を発表しました。彼の聴取は3月31日に行われました。拘留期間は2019年5月5日まで延長されたと、声明文は言っています。
イスラエル当局は、彼が“秘密情報”と称する根拠のない主張をしたとして、カルーフ氏を追放しようとしています。彼の弁護士は、彼はイスラエルの高等裁判所に訴えると言っています。
この20年間、イスラエル当局は、彼に長期滞在許可を与えることを執拗に拒否し、毎年、新しい観光ビザを取らせていました。1月22日、カルーフ氏はイスラエル警察に逮捕されました。それ以来、彼は不法外国移民のための国外追放センターに拘留されています。
カルーフ氏はアルジェリアに生まれたため、彼の家族がエルサレムで彼を待っているにもかかわらず、イスラエル検察は、彼を西岸地区から隣国ヨルダンへ放逐しようとしています。カルーフ氏はヨルダンのパスポートを持っていますが、それはアラブ諸国への旅行を認めるもので、彼はヨルダンの市民権も居住権も認められていません。
カルーフ氏は昨8月からアナドル通信の写真家として働いてきました。イスラエルは西岸地区を占領していますが、国際法はまだ、“占領された領土”とみなしています。
イスラエル当局は、彼が“秘密情報”と称する根拠のない主張をしたとして、カルーフ氏を追放しようとしています。彼の弁護士は、彼はイスラエルの高等裁判所に訴えると言っています。
この20年間、イスラエル当局は、彼に長期滞在許可を与えることを執拗に拒否し、毎年、新しい観光ビザを取らせていました。1月22日、カルーフ氏はイスラエル警察に逮捕されました。それ以来、彼は不法外国移民のための国外追放センターに拘留されています。
カルーフ氏はアルジェリアに生まれたため、彼の家族がエルサレムで彼を待っているにもかかわらず、イスラエル検察は、彼を西岸地区から隣国ヨルダンへ放逐しようとしています。カルーフ氏はヨルダンのパスポートを持っていますが、それはアラブ諸国への旅行を認めるもので、彼はヨルダンの市民権も居住権も認められていません。
カルーフ氏は昨8月からアナドル通信の写真家として働いてきました。イスラエルは西岸地区を占領していますが、国際法はまだ、“占領された領土”とみなしています。
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