アンカラとイズミルの新市長が辞令を受けた

４月１０日 アンカラとイズミルで新たに選ばれた市長が、４月８日、トルコの最高選挙委員会（ＹＳＫ）から選挙結果の証書を受け取りました。

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アンカラ市長になったヤワシュ氏（中央）と支持者たち

アンカラのマンスル・ヤワシュ市長とイズミルのトゥンチ・ソイエル市長は、いずれも最大野党・共和人民党（ＣＨＰ）所属で、３月３１日の地方選で市長に選ばれました。現政権・公正発展党（ＡＫＰ）の要請で、アンカラの１１区の無効票の数えなおしが行われたため、ＣＨＰとＩＹＩ（善良）党の共同候補ヤワシュ氏は、地方選挙の１週間後に市長の座に着きました。

票の数えなおし後も、ヤワシュ氏は１２万４０００票で、ライバルのＡＫＰ候補メフメト・オズハセキ氏に勝ちました。ＡＫＰはアンカラの１３区の全票の数えなおしを要求しましたが、４月７日、ＹＳＫは要請を斥けました。

「アンカラに住む人たちはアンカラの住民であることを喜んでいるでしょう。選挙は終わった。われわれには憎しみも恨みもありません。アンカラでは市の職員と投票しなかった人々の間になんの差別もありません」と、ヤワシュ新市長は最初の声明で言いました。

「今後は、われわれはアンカラのすべての人々を受け入れ、平等のサービスを提供するよう努めます」とヤワシュ市長は付言しました。

何百万人ものトルコの有権者が、３月３１日の地方選挙で投票し、今後５年間の、トルコの市長、市議会議員、町・村長、高齢者協議会のメンバーを選びました。ＣＨＰの候補イズミルのトゥンチ・サイエル氏は、４月８日、イズミルのセフェリヒサル区の区長の座を去り、イズミル市長の証書を受け取りました。

ギリシャ=トルコ国境に移民がぞくぞくやって来る

トルコ政府が国境をオープンするというニセ情報がひろまって、ギリシャに入国しようとする大勢の移民が、トルコ北西部にぞくぞく集まってきました。

　Hurriyet

トルコがギリシャ入国を許可するというニセ情報がソシアルメディアでひろまったため、４月４日以来、移民たちが列車やバスで、ギリシャと国境を接するエディルネ県に集まってきました。治安ソースによると、トルコの治安部隊は、この５日間で、ギリシャに入国しようとする不法移民２０００人以上を拘束しました。

警察と憲兵隊は、移民の流入を阻止するため、国境周辺の治安対策を強化しています。

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