名前も輝く神玉神社での神事は本当に不思議な感じのお祭りなんですよね。、、昨日の祭のタイトル読んですでに『おやっ 』と興味引かれたかたもおられることでしょう。私もそうでした。猿追い🐒、、芋洗い🍠、鳥打ち🐦、、鯛釣り🐟、、これ、実際やるとなると大変だろうが。てか、できるのか、、特に猿追い。その時猿がいるとは限らんだろ。鳥打ちだって然りだ。芋洗いは、、まあ、芋あればね、何とかなるわね。
、、、しかし、、しかししかし、、想像していたのとはちと違ったのさ。鯛釣だけはまあ、想像したのに近かった。
鯛釣り(のフリ)を始める前に、まず宮司さんがお湯が入って湯気が立っている鍋の中に笹を入れてかき混ぜます。その笹を参加者の皆さんにかけるんですわ。やめろ!危ないじゃないか!なんて言う人はもちろん誰もいません。だって、、これ、湯立て神事というれっきとした神事なんだもの。それが済んだら祝詞奏上。参加者は玉串をお供えし、、そこから鯛釣りが始まるんじゃ。
鯛釣と言っても勿論ほんもののタイを釣るわけじゃないですよ、だってここは山の中。タイを釣る海なんかありません。
でも、兎に角、鯛釣は始まるのです。竿を持った神事の総代表登場👏。
その竿に、予め用意された板製の鯛(赤白黒の3色)を参列者が代わる代わるつけてくれるんです。そして、総代表は、いかにも本物の鯛のようにその板鯛を魚籠に入れて、、さあ、いよいよ釣れた数を数えようじゃないか〜って数えるわけなんですが、、これが、、もう釣れた数は決まってるわけなのよ。27匹。何があってもな、27匹。なぜか?!それは、、魚籠の魚を数える時の掛け声聞いてもらえば分かります。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/0e/78d3f981fa29e9361320fb6e144cf610.jpg?1652881802)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/0e/78d3f981fa29e9361320fb6e144cf610.jpg?1652881802)
三×九 さんく 27匹ってわけですね。
それに対し参列者は大漁!大漁!と返し、拍手をします。27匹か、少ねえなあ!なんてことは間違っても言っちゃダメよん。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/44/e1522d8a32246ffd98ebe700b2b3c2b4.jpg?1652882296)
以上、神玉神社の奇祭、四つあるうちの1つ、鯛釣神事でした。、、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/44/e1522d8a32246ffd98ebe700b2b3c2b4.jpg?1652882296)
以上、神玉神社の奇祭、四つあるうちの1つ、鯛釣神事でした。、、
なんか長閑な祭りだな。好きやで、こういう祭り。、、まだ3つあります。続く。
なんか、過疎化で祭りの存続が危ぶまれてるみたいで、、非常に残念です。絶やすべからず、日本の祭り。