苗場山(小赤沢ルート)登山の山野草⑦ 湿原周囲の樹木と岩の道 2024/08/18

カテゴリー〔山歩き〕

　苗場山は山頂であっても森林限界を越えてはいない。さらには針葉樹だけの世界ともならず、紅葉する広葉樹などが混じる混合林であった。クマザサも広く地面を覆うが、標高の低い地域とはかなり違う風景なので、遠くまで見通せる視界の広い場所では非日常のそれとなる。

　樹種は『花かおる苗場山』(ほおずき出版)である程度説明しているのを見たが、木本類は全くダメな自分であるし、山野草の撮影と、なるべく早く往復したいという思いへのあせりとで良い写真がない。そんないい加減な思いで撮影しているものを今回は並べたと言い訳しておく。

　それにしても問題は９合目からの道である。もうすぐ山頂だと思って歩いているのに、実に歩きずらい道で困った。小雨という天候のせいで大きな石というか岩が濡れていて、不用意な足場確保もできず、思いのほか手間どった。このこと、帰りもあるので意識しておきたい。

 

 

 

 

Photo-01

 

 

 

 

Photo-02

 

 

 

 

Photo-03　岩上にアキノキリンソウ

 

 

 

 

Photo-04　アカミノイヌツゲでしょうか？

 

 

 

 

Photo-05

　『花かおる苗場山』(ほおずき出版)では木本類についても色々紹介しているが、その中で針葉樹についてはオオシラビソ、トウヒ、チョウセンゴヨウ、ハイマツ、コメツガ、クロベの６種を紹介している。木本についての細かいことはわからぬことだらけなので、この程度の記述にしておきたい。

 

 

 

Photo-06

 

 

 

 

Photo-07　いよいよ９合目です/あとは大した登りはありませんが．．．

 

 

 

 

Photo-08　これが問題です/このまましばらく続きます

 

 

 

 

Photo-09　とはいえ途中木道も歩きますよ

 

 

 

 

Photo-10　山頂へはまだ歩きます/この辺りは視界が木々にさえぎられていました

 

 

【かんりにんより】

　昨日告知していたとおり、今朝佐渡へと向かいましたが、あえなく途中で雨。引き返して来ました。今回はカブを供にしての佐渡行きと出かけたのですが、あれだけ濡れてはしようがありません。慌てて合羽を着こみましたが、時すでに遅しでした。早朝家を出て、新潟から船に乗って曇り時々雨の予報では割に合いまん。引き返す判断は妥当と考えました。

　自宅を出たのが午前３時２０分頃。雨に濡れて自宅に戻ったのがほぼ５時。濡れた衣類の始末や装備を整頓して落ち着いたのが５時２0分ころでした。これから少しだけうとうとします。９月は連休もありますから近々再チャレンジします。

 

 

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写真撮影：2024年08月18日
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