カテゴリー〔動植物〕
今年は入院のこともあったりして、いつもの春とは違う日々を過ごしている。しかし、それ以前の取材で見ている早春の草花の写真を見るたび、今年はダメだけど、また来年があるからなと気を取り直そうとしている自分がいる。
そう、4月は10日まで撮影はできたのだ。以来二~三週間が空白期間となっていたのは残念だが、せめてそれまでの風景をGWとか言っているうちに紹介してお . . . 本文を読む
カテゴリー〔動植物〕
こちらでは春の始まりとともに見られる新芽を「キノメ」と称し、良い山菜となっている。比較的目立つので素人にも覚えやすいが、採取の際は足元には注意だ。結構日当たりの良い斜面なんかに良いツルがあったりする。
Photo-01
Photo-02
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カテゴリー〔動植物〕
スミレサイシンのサイシンは葉の様子から。佐渡にいる時ウスバサイシンをよく撮影したものだが、葉の雰囲気がよく似ており、この名に納得がいく。まだ開花したばかりで、花の茎も葉ももう少し先にやや背を高くするはずだ。そうなると名の通りの雰囲気が出てくる。かんりにんにとっては種の特定ができる数少ない種だ。
Phot . . . 本文を読む
カテゴリー〔動植物〕
春定番の山野草は数多い。このショウジョウバカマも早春の山野のやや日陰に咲く代表的存在だ。ある程度の接写は可能だが、寄りすぎると大変。ということでほどほど離れて撮影している。
Photo-01
Photo-02
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カテゴリー〔動植物〕
雪が融けた後の山野はいたるところでカタクリの咲く姿を見る。新緑に覆われる前の林床で他の山野草とともに群落をなす風景は心地よい。日差しはあってもまだ気温はそこそこなのに、ギフチョウだけはこの花の開花を待っていたか。この日も飛び舞う姿は見たが、さすがに花にでも止まってくれない。こうだと撮影はむつかしい。
Photo-01 こち . . . 本文を読む
カテゴリー〔動植物〕
モクレンに似るタムシバとコブシは長岡市郊外でよく見かけるが、何しろ観察眼がいい加減で見分けに難儀している。まだ先かなと思っていたら4月1日にこの姿。離れた位置からズームしているので撮影後の写真から種の判断をと考えた。
花の下に葉が一枚。コブシの特徴と聞く。撮影したものに葉はないが、コブシの方がタムシバやろ早く咲くという文言が気になる。果たしてタムシバで . . . 本文を読む
カテゴリー〔動植物〕
漢字で書くと東白銀草。東日本のシロカネソウということだ。長岡市郊外の山野で湿り気のあるようなところでよく見かける。一見地味だが、花が咲いた時にレンズの位置を下げ、花を覗くように撮影すると思わぬ姿が写る。
Photo-01
Photo-02
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カテゴリー〔動植物〕
スミレは変異があるとは聞くけど、だからと言って元種があって、その名があるに違いないが、どうにも太刀打ちならない。出だしの一枚オオタチツボスミレであろう。こちらではよく見る大柄なスミレ。一方、二枚目以降は花はやや小柄で、葉は後から出て来るのか目立たない。うす紫だけでなく同じあたりに白い花もある。それで、花の最下部の花びらに長短があったり、花に筋状に線が入るも . . . 本文を読む
カテゴリー〔動植物〕
園芸種として人のお宅の庭先で見るのに、こんな山野で見つけたのは数年前。野生種かと勘違いして撮影したのち、それは違うとわかり少しがっかりした記憶がある。とはいえ、深い雪から解き放たれ、たくましく花を咲かせる姿がうれしいものだ。ここ数年、撮影を楽しみに欠くことなく道端の急斜面を見下ろしている。
Photo-01 . . . 本文を読む
カテゴリー〔動植物〕
アズマイチゲは東山丘陵ではよく見る山野草だ。キクザキイチゲとも時期が重なるが、見分け方は葉とその付き方、そして花もである。キクザキイチゲは白から青や紫がかるものもあるが、こちらは色は白しか見たことがない。長岡市郊外の山では、キクザキイチゲ以上に単一の種で群生するので、時にはっとするような風景を見る。
Pho . . . 本文を読む
カテゴリー〔動植物〕
のちに出る写真でユキノシタの仲間というのがわかる。しかし、花となると他の色々な種とも相容れぬ独特の姿となる。どうして? 花の姿やつけられた名などで時折考える種を見るが、このチャルメルソウの仲間もその一つだ。
Photo-01 撮影:03/31
Photo-02 撮影 . . . 本文を読む
カテゴリー〔動植物〕
ネコノメソウは種類が結構ある。また地域性もあるようだ。図鑑を眺めるとこちらで見られぬ種にため息が出ることもある。派手さはないが、群生している風景もいいし、接近して単独の姿を撮影しても面白い。
Photo-01 撮影:03/31/奥の黄色い部分で群生
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カテゴリー〔動植物〕
早春の山野の足元に咲く「春の妖精」は色々ある。キクザキイチゲはその代表格だ。長岡市郊外では葉の付き方が異なるアズマイチゲも同じ時期に咲くのでよく見極めたい。
今、例年にない早さの春を迎えているが、温暖化を心配する一方で、毎年咲く草花は長らく雪に苦しんだことを過去のことにしてくれる。さぁ、これから爆発していく山野草の世界をどれほど伝えられるか楽しみである . . . 本文を読む
カテゴリー〔風景〕
ウォーキングコースは貨物駅である南長岡駅脇を辿る。もちろん信越線・上越線の線路もあるが、夕方歩いているとJRF(JR貨物)の車両がコンテナの積み替えなどで行ったり来たりを繰り返す風景は定番。車両はブルーサンダー、レッドサンダーと名があった。青と赤の気動車横には子供に受けそうなかっこいいロゴが施されている。JRFも認知度上げたいよな。鉄道マニアにはこうした車両 . . . 本文を読む
カテゴリー〔動植物〕
桜が咲く頃であると記憶している。このコシノコバイモ。どこで撮影したかは詳細は言えぬが、数年前に自生地を見つけ、以来撮影を重ねてきた。タイミングは冒頭言った通りで、今年は桜の開花が思いのほか早いので3月最終日に慌てて現場へ向かった。
予想通りだ。カタクリとともにたくさんさいていた。今年も撮影できたことに安どするとともに、こりゃ里山の春は早いぞと焦る自分が . . . 本文を読む