新・地理の部屋と佐渡島

2004年10月10日に地理の部屋と佐渡島を開設。2020年10月25日に本サイトを別途開設しました。

高浪の池と明星山④最終回 ヒスイ峡・明星山の紅葉・他

2024-12-09 05:38:15 | 新潟県
カテゴリー〔新潟県〕    派手な名所があるわけではないが糸魚川は実に面白い。ジオパークに認定されるだけの所である。登山を趣味にしているわけではないが、カメラ片手に山を歩くという点では新鮮な感じを得て、楽しいエリアだと思わせてくれた。来年も無理のない範囲で色々な所を歩きたい。そんな思いがさらに強まった。今回で最終回。       Photo- . . . 本文を読む
コメント (18)

高浪の池と明星山③ 明星山を見上げる小滝川ヒスイ峡

2024-12-06 05:06:05 | 新潟県
カテゴリー〔新潟県〕    その存在は知ってはいても訪問は初めてで、もっと早く来ればよかったなと悔やんでいる。どうしても長岡にいると上越は縁遠く、ましてや糸魚川は富山県との県境の地となるから足しげくは通えない。今回訪問の高浪の池、明星山、小滝川ヒスイ峡はそんなところである。  北アルプスの北限という環境の良さ。まだまだ色々なところがあって、今回の訪問は色々あるこの地を知る入口だったよ . . . 本文を読む
コメント (19)

高浪の池と明星山② 小滝川ヒスイ峡へ

2024-12-05 05:37:53 | 新潟県
カテゴリー〔新潟県〕    明星山はキャンプ場から見る風景が良いと思った。理由はヒスイ峡の渓谷からでは下から山を見上げるせいか、全貌を見ている感じがしないからだ。  さて、キャンプ場を後にしてヒスイ峡を目指す道は、杉林の中の細い道となる(前回の地理院地図を参考にするとよい)。そのため心細さも感じはするが、小滝川ヒスイ峡への看板もあるから心配なく進んで行ってよい。  あの時は狭い道 . . . 本文を読む
コメント (8)

高浪の池と明星山① 高台から明星山を望む

2024-12-04 05:03:04 | 新潟県
カテゴリー〔新潟県〕    秋も深まる中で、クリッパーと秋の明星山(1188m)を目指すことにした。この山は近くにある黒姫山と同様で石灰岩からなる。糸魚川市はセメント工業の町として知られるので。そのことはあり得る話である。注:DENKAセメント(今セメントから撤退し明星セメントへ事業は継承されている)や明星セメント(商標としては太平洋セメント)など、糸魚川市や旧青海町(限糸魚川市)で . . . 本文を読む
コメント (12)

平野(越後平野)の風景 2024/10/15

2024-11-04 05:32:52 | 新潟県
カテゴリー〔新潟県〕  仕事の関係で毎週火曜日と木曜日は中越地方の平野部を一跨ぎする。水田中心の田園地帯は低平で視界が広いが、こんな風景を本土で見ている人がどれだけいようか。  日本一の長さを誇る信濃川は河口に向かって北流していくが、中小の支流が広い田園を潤す。移動の伴のクリッパーは川をまたぐいくつもの橋を越えて目的地である三条市へ急がず走る。そこに至る途中、車を止めて見た風景が今回紹介のもの . . . 本文を読む
コメント (12)

奥只見湖畔 国道352号をゆく 2024/10/11

2024-10-30 05:14:10 | 新潟県
カテゴリー〔新潟県〕    新潟県と群馬県の県境にある平ケ岳(2141m)。アプローチもたいへんだし、登山口から歩く距離も長い。おまけに山小屋や避難小屋もなくて、キャンプ不可の日帰りをする山である。日本百名山踏破を目指す登山ファンにはつらい山ではなかろうか?  さて、中荒沢を出たのちは奥只見湖畔沿いの国道352号を走り雨池橋まで来た。なぜここを紹介しているかというと、ここは先の平ケ . . . 本文を読む
コメント (12)

津南ひまわり広場2024 2024/08/14

2024-08-26 05:17:28 | 新潟県
カテゴリー〔新潟県〕   今年はすでに終わったが、8月14日に訪ねた時の風景を紹介しておきたい。  現場は先週紹介した河岸段丘の段丘面上にある。この地形での土地利用は、水が得やすければ水田にできるがそうでなければ畑作地になる。周囲はその典型の風景を見せていた。このひまわり広場は畑作地として利用されている地に、地域おこしのイベントを企画しつくられている。写真ではわからないが出店もほど . . . 本文を読む
コメント (12)

河岸段丘・中津川 2024/08/14

2024-08-23 05:05:37 | 新潟県
カテゴリー〔新潟県〕    信濃川流域は小千谷市付近から河岸段丘が顕著である。そこから十日町をへて津南町へと至る一帯は、段丘面に淡い緑の水田を、段丘崖に相当するところは濃い緑の帯をなし、景観にくっきりとしたアクセントをもたらす。  地形図を見ても地形的特徴は顕著で、等高線は粗密を幾段分も繰り返す。8月14日はひまわり広場を目指し現地へと至ったが、その様子は来週に回し、今回は中津川流 . . . 本文を読む
コメント (16)

与板町歩き 2024/05/01

2024-05-21 05:04:46 | 新潟県
カテゴリー〔新潟県〕  江戸時代は井伊家のおさめた与板藩。この町は愛の(兜の)立物で知られる直江兼続の、その直江家が代々拠点としてきた地である。刃物の産地としての伝統もあるし、近隣住民には大判焼きの与板のイメージもあるなど、少しは個性のある町なのである。  とはいえ、個人的にはまだまだ知らないことも多く、大判焼きの購入ついでに少し街中を歩いた時の風景を紹介している。おいおい機会を見つけてはまた . . . 本文を読む
コメント (10)

妙高山を見よう④ 妙高山麓・雪の世界の風景

2024-03-16 05:22:44 | 新潟県
カテゴリー〔新潟県〕    本シリーズは四回目となった今回が最後である。短いシリーズで妙高山の雪の風景を遠くから、また近くから紹介。妙高を間近から写す。こうした機会はなかなかないのだが、暖冬のおかげと言ってよい。  こうなると下越の山だなぁとも思うがこれがまた難しい。飯豊連峰や朝日連峰となるかが、車で行けて全貌が見られるかというとそうではない奥山である。とはいえ、何か下越の山もなぁ . . . 本文を読む
コメント (15)

妙高山を見よう③ 妙高山に接近

2024-03-13 05:14:20 | 新潟県
カテゴリー〔新潟県〕  すそ野をのびやかに伸ばす火山の妙高山。遠巻きに見る姿にはかたちの良さを感じる。一方、近づいて見ると何か間近に人を見ているかのようで、目線の合うような距離感で人の顔立ちや表情を見るかのような感覚になる。特にこの山は外輪山を伴うので、中央火口丘を顔とするならなんと表現しようかむつかしい。次第に山頂そのものが大きく見え始めていく。関温泉も近い。注:写真撮影2024/02/17 . . . 本文を読む
コメント (14)

妙高山を見よう② 関山から妙高へ

2024-03-11 05:37:53 | 新潟県
カテゴリー〔新潟県〕    高速道路を降りて長野県方向を目指した。国道18号を関山の交差点で右折。今年は暖冬とは言うが、やはり妙高付近は長岡の市街地とは違う。いつもの妙高に比べれば積雪量は少ないが、ドライブする両脇の雪は程よくあって風景は良い。時折視界が広がる開放的な中での姿にカメラを向ける。一方で木立の隙間から一部が見えたりするのもまた奥ゆかしくて飽きない。天気は晴朗、空気は澄んで . . . 本文を読む
コメント (14)

妙高山を見よう① 上信越道・新井ハイウェイオアシス

2024-03-09 05:34:08 | 新潟県
カテゴリー〔新潟県〕    能生へと行った一週間後のこと。やっと晴天下で妙高の姿を撮影できると勇んで出かけた。ただ、今度は光の具合が面倒だ。このコンディションは山に近づくとどうか。それは次回以降のお楽しみ。新井ハイウェイオアシスは高速道側からするとSAみたいなものだが、国道18号沿いの道の駅である。高速と国道が道の駅を共有というのは、なかなかないタイプだが面白い。注:写真撮影2024 . . . 本文を読む
コメント (16)

北陸道沿線⑤ 土砂崩れから復旧した国道8号

2024-03-06 05:02:09 | 新潟県
カテゴリー〔新潟県〕    1月1日発生の能登地震では国道8号の一部が土砂崩れで埋まったが、緊急措置として高速道を一部区間無料開放してしのいだ。その対応で2月へ入ったものの、この地を訪ねたのは土砂の撤去完了、開通の報道を聞いてからのことだった。  震災から二か月以上たったが、これから震災にどう備え対応するべきか、災害は起こるたび課題を見せつけ、色々な事を考えさせられる。 &nbs . . . 本文を読む
コメント (22)

北陸道沿線④ 藤崎(とうざき)で見た漁船

2024-03-04 05:20:42 | 新潟県
カテゴリー〔新潟県〕  能生の道の駅をスルーすることはない。結構広いし、エビやらカニやらとここならではの楽しみがある。今回は能水商店で見つけたトートバッグを買った。この店は海洋高校の実習でつくられる物産を商う所で面白い。  あと二か所でクリッパーを止めることになるが、その一つ目は津波で漂流してきた漁船のある藤崎の浜。船のナンバーは見えないように加工したが、操舵室横のIKで始まる番号は石川県のも . . . 本文を読む
コメント (16)