カテゴリー〔風景〕
結東集落を後にし、しばらく走ると道が川を横切る。橋は明るいオレンジ色をしており、風景にアクセントを提供している。特に積雪期のこの色合いは良い。橋の名は前倉橋という。橋を渡るとへいけ茶屋という食堂を正面に見、ここで道は大きくカーブし傾斜のある坂を登っていくことになる。
今は物好きなカメラマンが陽気に誘われてこの地に来ようが、ふつうの観光客が来ることはまず無 . . . 本文を読む
カテゴリー〔風景〕
今まで積雪期の秋山郷を紹介することは無かった。せっかくなので久しぶりに旧サイトの「地理の部屋と佐渡島」で結東あたりの風景を探しリンクを貼った。雪深い秋山郷であるから、雪の無い季節との差は大きい。まず過去記事をご覧いただき、積雪期の結東の風景を見るのも良かろう。この結東に来たら、楽しんでほしいのが石垣田と見倉橋である。
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カテゴリー〔風景〕
江戸時代も後期に魚沼地方をはじめとして、雪国の暮らしを書いた人物がいる。鈴木牧之(すずきぼくし)という。書名は『北越雪譜』だ。秋山郷も題材の地となっている。機械も何も無く、人手だけを頼りにしていた時代。道路も徒歩による登山道のような道であったに違いない。
中津川の流れを見下ろす道で写真を撮影しているが、もしかしたら元々ここは更に奥地と往来する道があったの . . . 本文を読む
カテゴリー〔風景〕
雪覆道は普段はスノーシェッドとよんでいるものである。簡単に説明すると、覆道(ふくどう)とは落石や土砂崩れ、雪から道路や線路を守るもの。新潟県は意外と山がちで覆道は多い。皆さんお住まいの地域ではどうであろうか。
Photo-01 雪覆道内から外を見ています
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カテゴリー〔風景〕
見玉集落で立ち止まること無く先へと進むと中津川第一発電所に至った。このあたりから道は中津川と並行し、深い渓谷を縫うようになる。雪中の発電所風景を撮影だ。
道ばたの少し広いところにクルマを止めているが、道路脇の斜面がどうも気になる。この日の新潟県は天候もよく、気温も少し上がった。こうなると急斜面の分厚い雪が気になるものである。
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カテゴリー〔風景〕
国道117号を津南町大割野の交差点で左折。いよいよここから秋山郷へと続く国道405号に入る。紹介の写真からはわからないが、道は信濃川の支流の一つである中津川沿いをさかのぼることになる。この川は最後、信州秋山郷(長野県)と群馬との県境にある野反湖へと至る。信濃川の支流とはいえ、その源流が群馬県にあるところは面白い。今回紹介の風景は津南町の大割野を抜け出たところ . . . 本文を読む
カテゴリー〔風景〕
国道117号が信濃川にさしかかる手前で県道49号線に入る。この道路沿いも県下屈指の豪雪地だ。長岡の市街地にいたのではわからぬ重々しい雪の風景が待っていた。
小千谷市真人(まっと)地区は雪の溝の中を走るかのようであった。経験しないとわからないが、交通量のある道路に脇から出る時は神経を使う。何しろ雪の壁で左右の視界が遮られるからである。また主要道路を走ってい . . . 本文を読む
カテゴリー〔風景〕
天候に恵まれた二月・二週目の週末だ。思い切って豪雪期の津南や秋山郷を訪ねることにした。まずは家のことを少しした後であったから、越後川口まで関越道を走る。越後川口SAに立ち寄った。ここはインターにも本線にもいける便利さがあるのでよく利用する。越後三山の風景も良いところである。できればその三山を撮影していこうと思ったら大外れ。駐車場の周囲は高い雪の山だらけで、視界が遮られていた . . . 本文を読む
カテゴリー〔新潟県物産〕
秋田ではギバサ、山形では銀葉草、新潟県ではながも。ナガモの正式名称はホンダワラ科アカモクである。別にホンダワラと言われるものもある。アカモクの気胞は円柱になっているのに対して、ホンダワラの気胞は楕円形。ほかにも違いがあるようだが、今回のものを見ていただきたい。
料理として最もシンプルな調理方法を紹介。①水で洗い、ゴミなどを取り除く(市販されているも . . . 本文を読む
カテゴリー〔新潟県物産〕
出雲崎の道の駅での購入は懐かしくなってのことである。新野屋の創業は少し古く、1894(明治27)年。日清戦争開戦の年である。この戦争は1894(明治27)年の7月25日から1895(明治28)年の4月17日にかけての日本と当時の中国との戦である。その頃に開業した柏崎の製菓会社であるから歴史は古い。
奇妙な方向に話が行った。とにかく100年以上の歴史 . . . 本文を読む
カテゴリー〔新潟県〕
飛び抜けた観光資源を持つわけでは無い出雲崎であるが、それなりのものを少しは紹介した。日本海沿岸でも海沿いには町がたくさんある。長岡にいると寺泊とここ出雲崎はそう遠くは無い。寺泊はかつて佐渡汽船で赤泊との間に定期船があったせいか、その分だけ沿岸部が人工的な感じである。
一方で、出雲崎はそれが無い。かつての北国街道は海岸より一つ内陸の道筋で町中を通る。国道は海沿いを走り心 . . . 本文を読む
カテゴリー〔新潟県〕
尼瀬(あませ)油田と言われた。石油に関わる起源は江戸期までさかのぼると言われるが、明治時代にアメリカ人技師を招き、沿岸部を埋め立てて油井を掘削して始まったようだ。
この出雲崎尼瀬は日本で初めて機械による掘削が成功した地。その跡地が今公園となっている。なお、採掘は1980年代に終わったと言われる。写真点数いつもより多し。
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カテゴリー〔新潟県〕
漁港の風景といっても市場でセリをしているわけでも無く、さらに岸壁には船はいなく寂しさを感じる静けさだ。たくさんの魚を並べる準備中やセリそのものをしている時に訪ねるとここは面白い。今回は残念。外海がしけて漁が無かったことに原因があると思う。せっかく撮影したのだから少しだけ漁港の周囲を紹介してみよう。
なお、出雲崎はかつて幕府直轄の天領で、北前船でつながる佐渡も天領。今は . . . 本文を読む
カテゴリー〔新潟県〕
建国記念日(2月11日)の日。一通りの家事をこなした後に家を出た。長岡にいたのでは周囲は雪ばかり。たまには雪の無い風景をと思って海を目指したのである。ウイングロードとのつきあいもあとわずかだ。今月中には次期車両の発注となりそうだから、今のうちに愛車の姿も記念に撮影しておきたいもの。冒頭はそんな意図から出雲崎駅前にクルマを横付けした風景である。これから出雲崎 . . . 本文を読む
カテゴリー〔動植物〕
スズガモはキンクロハジロによく似ている。しかし雄は背面が淡く、雌はくちばしの付け根が白みを帯びる部分が目立つ。一方、キンクロハジロは雄がくっきりと白黒のツートンが際立つ。雄雌共通で頭部に冠羽があるのが特徴だ。今回撮影は出雲崎漁港内で、防波堤に囲まれた穏やかな水面であった。
Photo-01
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