三太郎一家・福猫はどの子!PART7(完結編)

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初めて癌と診断された時の気持ち 2

2023-11-26 15:26:25 | 私の病気(胃癌)について

前回の続きです。

クリニックで行った内視鏡検査で胃癌と診断され、細胞の検査結果が出たのは3週間後。

3週間後、言われたことは同じでした。「癌です」。患者としては腫瘍の大きさとか、

胃の中の位置とか深さとか、ステージとか、余命とか知りたいのに説明はゼロ!

私の希望した大学病院への、紹介状作成で終わりました。

今思えばですが本気で治したいのであれば、3週間など待たないで、すぐに治療したい病院に

行くべきでした。

紹介状書いてもらった大学病院(自分で希望。理由は自宅から一番近い大きな病院)では、

再度、内視鏡検査を行う。結果は3週間後。余命半年であれば、この時点で6週間のロス。

そして私は、大学病院の検査結果の時に、目が点になることを医師から聞いたのです。

「細胞から癌細胞が出なかったのです。でも癌です。4ケ所から採取したんですけどね。

もう一回やります。手術はできないので、抗がん剤治療にします」

この先生、初診の時にクリックの画像を見て、手術を匂わせたのです。

時期とか、入院は2週間くらいとか、はっきり言っているのです。

それなのに、なぜ手術ができないのかの説明がないのです。手術できるのはステージ3まで。

素人だって知ってる。なので自分から聞きました。

「すみません!仕事持っているので、余命を教えて下さい。

この質問の時に初めて、若い医師は、パソコン画面から私を見て喋ったのです。

「個人差ありますけど、半年くらいですかね。ステージは4です。抗がん剤やって1年の延命です」

私は呆れてしまいました。「だめだこりゃ!!! ここでは治療しない!!!」と心の中で叫びました。

内視鏡での検査は、一回1万円くらい。時間も苦痛も倍になったのです。

そしてまた結果は3週間後。9週間のロス。

「この病院では絶対に治療は受けない!」そこから本気で、治療を受けるための病院探しを始めたのです。

メールで数人の知人に質問してみました。癌を経験した人。現在のがん治療の全てを知っている研究者。

地方の国立大学病院の医師で教授。そして、その結論は「国立がん研究センターしかない!!!」 でした。

決まれば行動は早いです。すぐネット予約。運よくすぐに取れました。

噂では予約を取るには、結構な時間が掛かると聞いていたのですが。運が良かった。

コネなんか無いです。普通に大学病院からのセカンドオピニオンで予約とりました。

予約の時点で治療希望とは書きました。

2番目の大学病院の若い医師のことを書くと病院の悪口となるので、詳細は控えますが、

もう一つ彼は、とんでもないミスをしたのです。

時間があったら、書いてみます。私に言わせると誤診です。

なぜ、私が余命にこだわったか。最初から決めていたことがあるのです。

1、余命3ケ月ならば治療はしない。猫の譲渡に専念する。

2、半年ならば、猫の譲渡と寄付集めに専念する。

3、1年あれば、抗がん剤治療を受ける。

 

🙆‍♀️11月21日に退院いたしました。3週間の病院での生活はとても楽でした。

歩いて10秒でトイレ。シャワーは各部屋にある。時間になれば、ご飯が出る。体調悪ければすぐ手当。

自宅に戻れば、全てが逆。22日、23日、24日は本当にきつかったです。

猫のお世話は、昨日から少しできるようになりました。そして今日は、昼寝無し動けています。

今回の入院での絶食で、また5キロ痩せました。前回の大学病院への緊急入院時も5キロ減。

短期間で10キロはキツイです。手足が細くなり、筋肉が減っています。

普通に生活に戻るには、あと1週間はかかるかな。でもご飯だけは、しっかり食べてます。

3食、自分で用意してます。だって食べたい物が、たくさんあるんだもん!

癌センターでの病院食。それも昼食 ↓

↓自作の食事。一回の食事は、胃が小さくなっているので腹6分目。

1日1600カロリーとるには、朝昼晩に間食2回プラスしています。

胃癖を守るには、繊維質の少ない食事。これ以上痩せないよう、高カロリー高栄養の食事必要。

吐き気なし!食欲旺盛!元気ですよ。

猫がいるので食器が使えません。食べるまで蓋してます。

3回目の抗がん投入は、11月末。サイクルが早いでしょう?

2週間に一度のサイクルです。それは口から飲む、抗がん剤(錠剤)が無いからです。

全て点滴での注入。次回は自分が受けている治療を少し詳しく書いてみます。

 

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初めて癌と診断された時の気持ち 1

2023-11-19 09:54:46 | 私の病気(胃癌)について

海が見える国立がんセンター(築地・中央病院)

入院して明日で20日。

治療内容だけでなく施設、診療システム、患者の管理対応、本当に完璧な病院でした。

そしてご飯が美味しい!!!(それはまた後日に特集します)

この病院で治療が受けられた私は、いつ死んでも後悔はありません。それほど満足しております。

ここに辿り着くまでの短期間で、いろいろありましたから。

ネットからの抜粋
🟠世界の優秀な病院ランキング「World's Best Specialized Hospitals 2021(Oncology)」で
中央病院が国内ナンバー1に選ばれました】世界の優秀な病院ランキング「World's Best Specialized Hospitals 2021」Oncology(腫瘍学)部門で、国立がん研究センター中央病院が日本で1位、世界でも16位に選出されました。

医者からの癌告知は当たり前の時代。私は8月末に吐血。最初に駅前のクリニックで生まれて初めて胃カメラでの検査(内視鏡検査)を受けました。鎮静から覚めて、すぐに言われました。「胃癌です。細胞検査の詳細結果は3週間後。でも癌に間違いありません。治療受けたい病院を決めてきて下さい。」先生はパソコンを打ちながら、私の顔を見ないで、そう言いました。今の医者はパソコン打ちながら診察する。2番目の病院の担当医師も同じ。共通点は若い。

なんだかな〜ドラマみたいに深刻にやれよ!

告知され、私の頭に浮かんだことの中に死への恐怖はありませんでした

あーこれでパートの仕事を辞めることできる。(真夏の公園掃除の仕事は地獄でした)

あー苦行から解放される。(多頭飼育暦30年あまり。楽しいのは最初だけだった)

あー「働かない者、食うべからず」に反論できる。(多頭飼育者は飼育が仕事。それ以上の仕事をすると自滅する)

あーこれで楽になる・・・(死んでもいい)

この話を親友に話をした時、彼女は言いました。

私の親しい友人も同じことを言った。あーこれで介護から解放されると。

その方は余命宣告3ヶ月で治療望まず、自然死を選びました。

癌告知で悲しむ人ばかりではない。あーこの世から卒業なんだと、半ば安堵した私でした。

そして、とにかく自分の余命を知りたかった。多くの猫をどうするかが一番の課題で、

自分に残され正確な時間を知るための病院探しを始めたのです。

この時は、治療する気持ちは有りませんでした。それには色々な事情があったからです。

次に書きます。

 

ネットからの抜粋

🟠日本では2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで死亡するといわれています。 このようなことを聞くと、「がんになったら誰もが死を待つほかない」と思われるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。 現在は検査法や治療法が進み、早期に発見し、早期に治療すれば「がんは治せる病気」になっています。

 

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自分の胃癌について

2023-10-16 12:33:04 | 私の病気(胃癌)について

本当に長い間、ご心配をおかけいたしました。これからもご心配かけますが、今のところは元気です。

癌についての公表はFacebookで致しましたが、やっと詳細が分かりました。吐血して約1ヶ半が経過。

どうしてこんなに時間が掛かったのだろうか。大きな大学病院を選んだのが間違いだったかもしれない。

最初から国立がんセンターに行くべきでした。それらの詳細はまた後日に。

初めての入院。初めての大病。目が天になる出来事が連続で起きました。

人間、健康が一番です。健康な方は、今を楽しんでください。人生何が起きるか分かりません。

「お産以外入院したことない」と自慢していた私でも、癌にはなるのです。それも末期とは・・・

人生最後の猫の神様からの試練は、癌でした。『人の痛みを知る人間となれ!』でしょうか。

メッセージは。

😺8月29日に1回目の吐血。痛みがなかったので、自分でも癌だと思いました。

それもかなり進行した癌だと思いました。(前に癌に関する仕事をしていたので知識がある)

この時点で、猫をどうするかを考え始めています。

😺9月3日。どこの病院に行くか考えているところに2回目の吐血。急激な貧血を感じた。

😺9月4日。タクシーで行ける距離のクリニックに行く。問診と採血、薬の処方だけ。

😺9月5日。内視鏡検査。すぐに癌であると告げられる。細胞検査の結果は2週間後。

紹介状を書くので、行きたい病院を決めてくるよう指示される。貧血、胃の薬を処方される。

😺検査結果の出る2週間の間、吐血はないが、重度の便秘で苦しむ。当然、血便。

😺9月22日。近所の大学病院に移り、血液検査、CT検査(造影剤投与)レントゲン検査。

😺9月23日。内視鏡検査。当日、リンパ節に転移があり、手術は不可能とわかる。

細胞の検査結果は2週間後。

この間、体調良く元気でした。

😺10月5日。3回目の吐血。また急激な貧血を感じる。

😺10月6日。診察予約の日。細胞の検査結果が出るが、がん細胞が無い。(それでも癌は決定)

リンパ節三カ所、肺に複数の転移があり、ステージ4と診断される。

余命半年、抗がん剤治療による延命は1年。(泣かないでくださいね!本人はしっかりしてますから)

このまま帰宅するると、生命の危険があるとのことで緊急入院。

😺10月12日。再度、内視鏡検査。腫瘍から出血していて、輸血と絶食(1週間)。出血は止まる。

細胞検査の結果は明日。明日、抗がん剤の説明を受け、どうするか結論を出すことになっています。

抗がん剤治療は、まだ決めていません。セカンドオピニオンは考えております。

緊急入院した前日、猫のお墓に行っていました。シェルターの猫が一匹、死んだからです。

この夏に死んだ猫3匹の納骨も行い、静かな時間を持つことができました。

その時に思ったのです。シェルターにいる猫の数より、天国で私を待つ猫の数の方が、はるかに多い。

そろそろ呼ばれているのかな。『かぁーさ〜ん。早くきてよ〜寂しいよ〜』かな。

今、私ができることは、胃壁を荒らす食べ物を食べない。腫瘍から出血しないよう、3食流動食です。

長い間、負担をかけてしまった胃に、ごめんなさいと言いながら暮らしております。

食欲はありますので、ご心配なく。今、一番食べたい物はカキフライです。

極端に痩せてもおりません。普通体型に近くなってます。

1週間の入院で筋力が落ちているので、少しずつ動いております。

今後の方針も考えております。お知らせするまで、少しお時間をください。また書きます。

 

私のシェルター運営を支えてくれるサポーターを募集しております。

現在83名のサポーター、マンスリー190、000円です。

シェルター運営費用の目標金額は30万円(家賃を含む)です。

一人でも多くの方からのご支援を賜りたくお願いをいたします。

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