三太郎一家・福猫はどの子!PART7(完結編)

三太郎一家を応援してくださった方々に送るブログ
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私が経験した抗がん剤の副作用 3(今後の治療と生活)

2024-06-25 13:56:10 | 私の病気(胃癌)について

また更新が遅くなりました。現在の体調をお知らせします。昨年の9月に胃癌と分かり、転移有りでステージは4。ステージ3までは手術ができますが、私の場合は手術による切除は不可能でした。転移が有るということは、胃から発生した癌細胞は全身に回っており、切除をしても意味が無いのです。主治医からの説明で、印象的だったことがあります。「福田さんの場合でも胃の全摘手術は、やってやれないことはないけれど、手術をすると、食べる事ができなくなり急激に痩せます。痩せると体力がなくなり、抗がん剤の副作用に耐える事ができません。データーが有ります。手術して抗がん剤を行う。手術しないで抗がん剤を行う。その二つのグループで、どちらに効果があったかと言うと、切らないグループの方が効果が上でした。」

それを聞いて、私は安堵しました。血を見る事が苦手の私は、胃を切り取るなら、死んだ方がいいかなと思っていたからです。単純に手術が嫌だったので、その意味ではラッキーでした。色々と調べてみましたが、胃癌の場合はステージが小さくても、胃をとってしまう事が多いのです。

長文になるので箇条書きにします。

1、治療は抗がん剤治療のみという診断で、昨年の11月から治療を開始。治療法は標準治療の、オプチーボ(免疫療法)➕FOLFOX療法(化学療法)。4種類の薬を点滴で投与します。本来は2週に1度の間隔での投与でしたが、私の場合は眠気と怠さの副作用が強く、私が治療を継続する自信がなくなり、途中で投与の間隔を、3週ごとに変更してもらいました。早いもので、先日6月18日には、12回目の抗がん剤投与を受けてきました。現在感じる副作用は、投与後1週間続く眠気と怠さです。数日間は、胃の違和感も感じるし、食欲も少し落ちます。疲れやすい状態が1週間は続きます。

2、5月のCT検査の結果、画像上での癌は消えました。かなり稀なケースだそうです。その確率は3〜4%とのこと。本当にラッキーでした。この事について調べてみましたが、抗がん剤は健康な人ほど効果が有り、副作用が弱いとのこと。高齢で体力の無い人には、抗がん剤治療はできないのです。よって70歳の私が、生き延びるためには健康を保たないといけないのです。筋力、体力をつけ健康を保つ。現状維持ではダメで、現状より上の体力を付けていく必要が有ります。私の抗がん剤治療は、私が拒否しない限り続きます。今の薬が効かなくなった場合(胃の中の癌細胞の増殖、他の臓器への転移)は、他の薬に変更となりますが、今、使っている薬が一番効果のある薬なので、今以上の効果が望めなくなるかもしれません。でもその心配は転移が起きた時の事なので、深く考えないようにしています。私の目標は「胃癌ステージ4の5年後生存率5%の中に入る!」です。奇跡を起こしたい。猫のために。

3、自分の体調をコントロールできるよう、いろんな事を試していました。

それは副作用のある時期が眠くても、起きている時間を長くするとか、怠くても普通に動いてみるとかで、食欲なくても、頑張って食べることも試しましたが、結論は「無理しないで動く」です。目の疲れる時にはパソコン、スマホを極力使わない。猫の世話は、一日かけてダラダラ行う。疲れたら横になる。横になる時間が長いと、筋力は落ちます。投与後4日目の朝が、一番辛いです。でも5日を過ぎると、薬が切れるのか身体が動くようになってきます。そして今日は、投与後1週間。文章が書けました。明日からは、筋力復活のために動き始めます。ウォーキングとストレッチを繰り返す。それで問題なければ、来週は水泳。近所に市営のプールがあったので、もう数回行きました。高齢者は1時間200円。安いですね。水泳は昔やっていたので、得意です。でも泳がないで水中ウォーキングのみ。「無理はしないで動く」です。免疫力が落ちていると、何かの病気に感染するからです。健康第一の生活を送っています。そうやって3週間はすぐに過ぎ、また抗がん剤投与の日が来ます。体力は今のところは現状維持で、以前の元気な時の自分には戻れていませんが、焦らず頑張ります。私の癌の原因は、遺伝によるものである可能性が高いとの検査結果が出ました。もう一つの検査を受けることで、より正確な診断が出るとのことで、次回受ける事にしております。遺伝子で多くの事が分かります。本当に医学の進歩を感じております。

この記事を書くのに3日掛かりました。能力も落ちていますが、書きたいことは山ほど有るので頑張ります!

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希望の光が見えました

2024-05-19 11:58:31 | 私の病気(胃癌)について

前回の投稿から約1ヶ月空きました。「見える癌は消えました」との

診断を受け、体調も良くなっていたので、ネットで、ある事を集中して

調べておりました。

ある事とは「癌患者はどういう状況で死を迎えるのか。」です。

自分が余命半年と宣告された時から、常に疑問に思っていた事は、

「身体はどうなって死ぬのだろうか。食欲はあるし、食べてもどこも

痛くならないし。痩せてないし。体力落ちても動けるし気力もあるし。

抗がん剤やらなければ、元気なんですけど〜」などですが、

30年前に胃癌で死んだ、父の最後の様子とか思い出し想像するだけで、

主治医にも聞かないし、検索もしませんでした。

調べるのが怖いのではなく、とにかくパソコン見ると目が

疲れてしまうので、やらなかったのです。

治療に専念することも優先していたので、検索は後回しでした。

半年前、最初の吐血で貧血が酷くなって入院した、大学病院の先生には

「このままでは、いきなり失血死しますよ」とは、脅されていました。

でも、それで死ぬとは思えませんでした。普通に歩けていたので。

なぜ癌患者の最後(死に方)を調べたのか。

自分が最後まで、猫の世話ができるのかどうかを予測したかったのです。

今の私の余命が、仮に3年とします。

最大の疑問は、「3年間継続して一人で猫の世話(掃除、通院、買い物)が

可能なのか。」です。それをやるには健康を維持が重要。

でも↓

⭕️胃癌ステージ4に完治はない

(これはどこにでも書いてあるから正解)

⭕️治療をしても再発と転移は起こる。その時期は予測できない。

短期間(半年とか1年)で次々と転移が起き、その都度、

手術や抗がん剤治療で生き延びている人が多い。

私が、そうなったら猫の世話は不可能。

⭕️抗がん剤の副作用による、突発的かつ重篤な病気が起こることがある。

癌ではなく、それらが原因で死亡することがある。

以上、調べた結果ですけど、予測できない病気は怖いですよね。

癌細胞が体内にあるだけで、死のリスクは高くなるのです。

(当たり前ですね)

ネット上で多くの癌患者さんの体験を知り、自分はどう生きるかの

結論となります。死ぬことは考えない。今、死ぬ気がしないのだから、

転移、再発、突発的な病気は起きてから考えよう。

まぁ、でも、それらが来る事を想定して準備だけはしておこう!と再確認。

余命半年宣告の時から、そのような結論は、なんとなくあったのですが、

自分の癌がどうなるのかが、明確に分かってきたので、きちんと

書き残すことにしました。

5月14日に10回目の抗がん剤治療を受けました。

抗がん剤点滴前には必ず、主治医との問診があるのですが、

思い切って、私の疑問を質問してみました。

「先生、癌は消えましたが、これから必ず再発や転移は起きますよね」

先生のおっしゃった通りを書きます

「オプジーボ(免疫療法の薬の名前)が効いて、それらが無い場合が、

20%とデーターにあります。福田さんは薬が良く効いているので、

その中に入っていると、僕は思っています。」

「えっ!」

びっくりした私は、何も返せませんでした。

20パーセントに入った?

私が?再発も転移もない?

このままの状態が継続する可能性があるの?

オーマイガットン!この展開、誰が予想するのですか。

本当にびっくりしました。癌告知よりビックリでした。

ただ人生長く生きていると、良いことの後には悪いことが起こることを

知っていますので、いつものようにヌカ喜びはしません。

運が良かったと、思うだけです。

オプチーボは検索すると出てきますが、誰にでも効く薬ではないようです。

やはり2割から3割と書いてあります。

効く人と、そうでない人との違いは細胞レベルの話のようで、

私には分かりません。運が良かった。たまたま薬が効いた。それだけです。

とにかく生き延びたと安堵しています。肩の力が抜けました。

支援者の皆様。ありがとうございました。皆様の温かなお気持ちに

感謝しております。なんとか、後5年、元気に生きてみます。

これまで多くのご心配をおかけしました。ありがとうございました。

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癌と戦うではなく共存に変更

2024-04-24 16:35:01 | 私の病気(胃癌)について

私の癌について書いております。色々と癌に関する情報を集めていますが、

治療方法も薬も、辛いと言われる副作用も、本当に人それぞれです。

私が書くことは私の経験であって、他の方に当てはまるかどうか

分かりません。でも私の経験が、癌告知を受けて驚いている人の

お役に立てば嬉しく思い、書き残すことにしております。

 

私は70歳。女性です。昨年の8月に大量の吐血で貧血となり検査。

結果は胃癌ステージⅣ。リンパ節と肺に転移有り。

手術は不可能との診断で、最初の大学病院では余命は、何もしないと半年。

抗がん剤治療を受けて1年くらいと言われて、覚悟を決めました。

胃の中の腫瘍の画像を見ただけで、これはダメでしょと、自分で

感じたくらい大きな腫瘍でした。吐血もすごかったし、

父も胃癌で亡くしているので、順番が来たなと思いました。

飲み友達3人は数年前に、みんな膵癌で死亡。死への恐怖とか、

落ち込みはなかったです。歳だし順番です。

気になるのは猫のことだけで、猫のために生きると決めたのです。

ただ、その病院では安心して治療を受けることができないと感じており、

築地にある、国立がんセンターに紹介状を書いてもらい、

抗がん剤治療を開始しました。

がんセンターでは、初診の予約を早くは取れない聞いていましたが、

ネット予約で、4日後には受診できました。

信頼できる先生とも出会え、ラッキーでした。2023年11月から

3週間に一度のペースで、抗がん剤治療を受けております。

治療法は、オプジーボ(免疫療法)+FOLFOX療法(化学療法)

11月は貧血の治療で入院、抗がん剤2クールは入院中に受けました。

最初は2週間ごとで受けていましたが、眠気が凄くて耐えられず、

退院後は、途中から3週間おきとしてもらいました。

早いもので、昨日は9回目の治療を受けてきました。

なんと昨日のCT検査の結果、胃の中も転移したリンパ、肺の中も、

癌は消えました!!!

(見える癌は消えていますが、見えない癌は残っています。念の為)

癌と分ったのが、昨年の9月の初め。11月から抗がん剤治療。

治療開始して丸半年です。経過観察のCT検査は、3ヶ月に一度。

1月11日のCTでは、胃の中の腫瘍は、ほぼ消えている。

転移のあるリンパ節と肺の癌も、小さくなっているとのことでした。

こんな事、あるのですね。びっくりしました。運が良いのでしょうね。

画像見ながら先生の呟きは「オプチーボが効いている」でした。

癌が消えていると言う表現は、少し幼稚です。

CT検査の担当医師からの画像に添付してあった、素晴らしいメールを

読ませていただきました。専門用語は格好いいのですが、難しいので

覚えることはできませんでした。残念!

冒頭にはやはり「薬がよく効いています」が、専門的な表現で

書かれており、リンパ節、肺についても良い事ばかり書いてありました。

そのメールの写真を撮影したかったです。

癌は消えても、抗がん剤治療は続きます。私の癌に完治はありません。

今も首から、抗がん剤のボトルを下げております。

外来で短時間で投入できる薬は3種類。48時間かかる1種類の薬は、

お持ち帰りです。私の抗がん剤の点滴は腕からではなく、

鎖骨の下に挿入してあるポート(機器)から入れてます。

投入が終われば、自分で針を抜きます。明日、終わる予定。

これが抗がん剤です↓風船のような物が萎むと終了です。

転移があった時点で、私の身体の中には癌細胞が全身に回っているのです。

今は、抗がん剤が効いて癌細胞は押さえられていますが、使っている薬は、

だんだん効かなくなるとのことです。薬に勝つ、強い癌細胞が残っていて、

どこかで増えていくのです。胃の中の腫瘍が出てくるかもしれない。

違う臓器に癌ができるかもしれない。再発と転移。

他に抗がん剤の副作用で起きる大きな病気。時期はわかりませんが

必ず起きます。これから私は癌と共存です。

大きな癌が消えて、ちゃんと機能している胃を大切に使いながら、

(栄養状態良好。血液検査結果問題無し。体重は2キロ増加)

自己免疫力を上げる。免疫を上げるにはストレス回避。趣味を持つ。

次に来る治療に備え十分な筋力、体力をつけて準備。運動をする。

抗がん剤は元気な人ほど効果が出て、副作用は弱いそうです

私が運動好きで、若い時から50歳まではビッチリ身体を鍛えていたこと。

猫の世話をすることで、眠くても怠くても作業を継続したことが、

効果を出したのだと思います。やっと入院前の体力に戻りました。

今回は副作用は、全くありません。

家事も運動で、怠くても動くことが大事だそうです。寝ててはダメ。

寝る時間が長いと、どんどん筋力が落ちて動けなくなるとのこと。

それらは、ユーチューバーの先生から学びました。

これまで抱えていた不安や疑問が、ここの動画で解消されました。

今の時代、素晴らしいです!感謝です!

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私が経験した抗がん剤の副作用 2

2024-04-12 13:54:19 | 私の病気(胃癌)について

4月2日に8回目の抗がん剤投与を受けました。

その3週間前の7回目投与の日にアレルギー症状が出たため、その原因となる

オキサリプラチン(抗がん剤の名前、3種類うちの1種類)の投与は中止。

先生から「福田さんは薬が良く効いているからオキサリプラチンは止めましょう」

と言われ、私はニコニコでした。

「これで痺れが無くなる!アイス食べ放題!」と内心大喜び。

感電したようなピリピリした痺れを初めて経験したのが、

アイスクリームだったので、それ以来食べてないのです。

ついでに前から聞いてみたいことがあったので、質問してみました。

「私の場合、化学療法を止めて免疫療法のオプチジーボだけの治療は可能ですか?」

先生は言いました。「オプチーボだけでは効果は10パーセント。化学療法と合わせて効果が出るのです。」

「はい!分かりました。」これ以上の質問はしませんでした

先生の治療方針は最初から決まっているので、聞いてみただけ。

私の心の中には、抗がん剤を止めたい気持ちが有ります。

理由は話すと長いので、またどこかで書きます。

薬が効いて癌が小さくなっていて、副作用は他の人よりは弱い私が、

抗がん剤を止めるのは今じゃない。

余命の目標は「あと5年、元気に生きる」なので頑張ります。

抗がん剤が1種類減っただけで、眠気と怠さも半分以下。

疲れ易いのは変わらないのですが、それは筋力の低下による

体力低下だと思っています。少し軽い運動を始めたいと感じているのは、

元気になっている証拠かもしれません。

次回の抗がん剤投与の日には、CT検査があります。

また良いお知らせができるといいなと、思っています。

外来で抗がん剤を受ける日は、病院に居る時間が長いのですが、

病院の中には、こんな資料や小誌が沢山置いてあります。

それらを手に取れば、最新の情報を知る事ができます。

素晴らしい病院に通える事ができて幸福です。

私がゆっくりした気持ちで暮らしていけるのは、

支援者の皆様のお陰です。ありがとうございます。

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現在では90名のサポーター、マンスリー227、000円が確定。

支払い手数料8%が引かれた金額を、毎月25日に受け取っております。

2月分(3月25日受取)は189、696円でした。

シェルター運営費用の目標金額は30万円(家賃を含む)です。

フードやトイレ砂などの消耗品費は物価高騰により

1、5倍となっています。一人でも多くの方からのご支援を賜りたく

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私が経験した抗がん剤の副作用

2024-03-24 14:52:25 | 私の病気(胃癌)について

私は2023年8月に吐血をして検査の結果、胃癌と診断されました。

正式な病名は、HER2陰性胃癌ステージⅣ  。

多発性肺転移。多発リンパ節転移。

手術が不可能な進行癌です。胃癌ステージⅣ の5年後生存率は7%

吐血するまでには、症状は何もなかったので健康な生活から

一転した闘病生活を送っております。

これまで抗がん剤治療を7回受けました。これからも治療は続きます。

ネットで検索すると、副作用の辛さ怖さは沢山出てきます。

それを読むと、本当に怖くなりますが、経験してみて言えることは、副作用は個人差が大きく、ネット上の情報が全て自分に当てはまることは無いと思い、自分の経験を書いて残すことにしました。

同じ癌になった方への、お役に立てれば幸いです。私の受けている治療法は免疫療法と化学療法を合わせた併用療法で投入する薬は4種類。外来で点滴で入れています。飲み薬ではありません。

2023年

1回目・11月2日・胃内部の腫瘍からの出血を止めるための絶食1週間。貧血改善のための輸血。3週間入院して抗がん剤治療も受けました。

2週間空けて

2回目・11月16日(入院したまま抗がん剤治療)

2週間空けて

退院後は外来で、抗がん剤を入れています。

私の場合は3時間半かかります。

3回目・11月30日の予定が白血球の数値が低く1週間延期。

12月7日に受ける。

4回目・12月21日

2週間ごとの治療が辛くなり、3週間ごとに変更してもらう。

2024年

5回目・1月11日

3週間空けて

6回目・2月1日

3週間空けて

7回目・2月28日予定が再度、白血球の数値が低く2週間の延期で

3月5日となるが、5日はステロイドに関係するホルモンの数値が低く

1週間の延期となり3月12日に受けた。

6回目より40日も空き、後半は体調がとても良かった。

白血球、ホルモンの数値が下がると普通の生活はできません。疲れやすく、無理できずに寝てばかりでした。

私の経験した副作用

1、投薬後はとにかく眠い。だるい。入院していた3週間は低血圧になっていました。抗がん剤を入れる時に一緒に、強い吐き気止めも点滴で入れます。吐き気止めの薬が眠くなる原因だと後で知り、減らしてもらいました。

2、退院してからも、投薬後は怠さと眠気疲れやすい。投薬後、1週間は眠気が強く、寝たり起きたりの生活となります。10日後くらいには薬が抜けた感じで動けますが、筋力が落ちており近所のコンビニに行くのが精一杯です。でも歩かないと次の通院ができないので、歩く練習は意識しています。最初はトボトボとしか歩けない。このまま私は老人になるのかと思い悲しくなり、それが辛かったです。

3、身体が思うように動かないので、精神的にも辛くなります。思考能力の低下物忘れが多くなり、できていたことが、できなくなりました。文章が書けない。会話も言葉がスムーズに出ない。ボーとしている。特発的な出来事に対応できない。それらの症状はケモブレインと言う、抗がん剤による副作用と、後で知りました。

⭕️ケモブレインとはhttps://hospital.luke.ac.jp/about/approach/pdf/ra22/4/research_activities_4_2_1.pdf

4、化学療法で使用されているオキサプラチンの副作用で痺れがあります。痺れと言っても、正座で痺れるのとは違うのです。冷たい物を飲むと、喉の粘膜に ピリピリとした刺激が起きて飲めません。冷たい物(金属、水に触ると、指先足先に電気が走る感じでピリピリします。気温が低いと外に出ただけでも、そのピリピリがきます。一過性の痛みではなく、冷えている状態が続くとピリピリも痺れも、ずっと続きます。そのままにしていると痛みとなり、指先が動かなくなります。人によっては、シコリとなるそうです。この痺れの症状と辛さは、個人差が大きいようです。痺れの辛さで、抗がん剤を止める人が多いと聞きます。私は最初に、アイスを食べた時に起きた、喉、食道までも感じる痺れに驚いて、それからは食べ物、飲み物は常温の物しか体内に入れません。室内室外問わず、手袋しています。靴下は常に2枚履き、寒い日は、靴下にホッカイロを貼ります。とにかく体を冷やさないことが重要。私の場合の痺れは、投薬後1週間ぐらいで軽減するにで、軽い方だと思います。

5、消化器系の癌では、副作用に下痢と便秘がありますが、私は食べ物でコントロールできるようになりました。私は吐き気は全く無いのです。

他、指先の指紋が薄くなる。持った物をよく落とす。粘膜が弱くなっているので、血が出やすい(鼻)。イライラする。抜け毛が多い。動悸がする。口内炎ができる。小さい副作用は多いです。でも慣れるしかないと思います。

以上、長文失礼しました。昨日に、

実はケモブレインが消えたのです!!!

理由は分かりません。7回目を入れて5日間はいつものように眠くて、怠くて死にそうだったのですが、その後は、急に元気になったのです。以前にように身体が動くし、脳内は完全に元に戻っています。思考能力全開!って感じです。この状態が続きますように。

8回目も無事に終わりますように。祈るだけです。

実は、先日の7回目の抗がん剤治療の点滴中に、

アレルギー症状が出たのです。

点滴中に、手のひらに赤い発疹が出て痒くなったのです。

先生がすぐに診察され、その対策用の薬を点滴で入れていただいたので、問題はありませんでしたが、その薬も眠気が強いといわれました。入ると、すぐに1時間も熟睡しました。私は、本当に薬が良く効くタイプだと思われます。

胃癌ステージⅣで寛解できる確率は100人に7人(ネット上で見つけました。寛解はないと聞いていたので、ちょっと嬉しい)

これからも何が起きるか分かりませんが、

癌が完全に消えるまで頑張ろうと思っています。

どうか温かく見守って下さい。お願いいたします。

最後の一匹を看取るまで、生きたいと願っております。

 

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シェルター運営費用の目標金額は30万円(家賃を含む)です。

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