三太郎一家・福猫はどの子!PART7(完結編)

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私が経験した抗がん剤の副作用 8

2024-11-11 12:57:11 | 私の病気(胃癌)について

今日の記事は、備忘録みたいな記事です。癌の体験記を、完治した時には纏めて書いてみたいと思っているので、そのためのものです。

この1年、癌に関する情報を沢山集めてきました。でも豆知識程度なので、私の書く事の全てを信じてはいけません。そんな話も有るくらいで読んでみて下さい。

(癌、がん、ガン。この3種類の使い分けにも理由があります。これを説明をすると膨大な文字量になるので、ご興味の有る方は検索されて下さい。今は何でも調べることができます)

私は胃癌ステージ4です。1年前に胃の中の腫瘍が見つかった時には、リンパ節と肺に転移していました。今は画像上での癌は全て消えていますが、体内には癌細胞が有り、今後、増悪(胃の中に腫瘍ができること)、他の臓器への転移、抗がん剤の副作用による病気が起きる可能性が有ります。

私が治療で受けているオプチーボについての記事

ネットからの抜粋:胃がんのステージは、浸潤度合いとリンパ節転移の程度によって4段階に分けられます。ステージ4は、深達度に関係なく、遠隔へのがん細胞の転移が認められる場合です。がんが全身に散らばっている状況で、根治(=治癒)を目指した治療は一般的に難しく、抗がん剤治療が行われます。

 
1年前の私は、胃癌ステージ4に完治は無いと思っていました。

胃癌ステージ4の5年後生存率を検索すると、1年前は良くて5%でした。0%もありました。でも最近では6〜10%と書いてあるのです。

そこで、この前主治医に質問してみました。

「5年生存率の始めはどこからですか?」

先生は「癌と診断された日からです。今は10%だけど、古いデータだから、これから20とか30になるよ。」と教えてくれました。良い先生です。患者に希望を持たせてくれます。本当に有難い。

「私の癌は1歳ですね」と、心の中で呟きました。

私の豆知識集結の中の結論は、「抗がん剤治療は、ここ10年で飛躍的に進歩している」です。だから「試す価値はとても大きい」と、私は言いたいのです。もちろん効かない人もいる。亡くなる人もいる。でも癌になっても、元気に生きている人も、とても多いのです。情報収集をして、そう感じています。まぁ、自分もそうなので。

自分の今の気持ちをマンガ家さんに、イラストにしてもらいました。

素敵でしょ!!!

11月5日に18回目の抗がん剤治療を受けてきました。9月に精神的にキツくなって、3週間置きの治療に少しお休みをもらいました。前回から空けること5週間。楽でした。楽しかったです。投与後2週で体調は普通に戻り、そこからは元気そのもの。身体を鍛える度に、体力が上がっているのが分かりました。体力あると、気持ちに余裕が出るのです。猫たちにも優しくできるのです。

簡単に言うと治療が3週置きだと、体内の抗がん剤が切れて、体力気力が普通に戻ってきた時期に、次の抗がん剤の日が来て、それまで頑張って鍛えた体力が無くなってしまうのです。それがイライラの原因でした。70才は、癌でなくても日々、身体のどこかが痛いのです。猫の世話だけでも、一日中動かないといけないところに、その上での筋トレとか水泳とかです。泣きそうに辛い生活です。それでも頑張って動くと次の日は、身体は軽く、動きが楽になるので、運動の効果は絶対的に有るのです。全く運動しなかったら、徐々に筋力が落ちて、猫の世話もできなくなっていたと思います。辛くても運動をする必要が有る。今、ゴミ捨てが楽々です。去年は自分ではゴミを出すことができず、何度か身内を呼んでいました。筋力が完全に落ちていたのです。

実践していること。

  • 基本、規則正しい生活をする。でもたまに崩す。崩すことで予備能力が付く。
  • 睡眠時間を多くとる。昼寝はしない。睡眠は質の良いものにする。
  • 運動を生活の中に取り入れる。日々、関節の可動域を保つ(ストレッチ)。週2か3回、心臓が少しドキドキする程度の運動をする(早歩き、水泳、スクワット)
  • 私は胃癌なので食事は、腹八分目で一日に2回。野菜果物タンパク質多め。良く噛む。抗がん剤は便秘になるので、常に腸活。
  • 「5年生存できるよう頑張る!」と誓う。以上です。

また書いてみます。

 

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私が経験した抗がん剤の副作用 7

2024-10-24 12:17:15 | 私の病気(胃癌)について

去年の今頃。どんな精神状態であったか。振り返るとゾッとします。抗がん剤治療を始めるための入院が11月1日だったので、掃除と断捨離に没頭していました。

余命半年宣告。抗がん剤治療受ければ、余命は1年延長と思い込んでいたので、死ぬ覚悟はできていました。その準備に集中していて、まぁ〜物を捨てましたね。古い手紙、写真、仕事の資料、本、服、バッグ類。古い物だけではなく「来年の冬は生きてないから〜痩せてしまったから〜」と、まだ着れる物まで捨ててしまい、今、困ってます。

体重は戻っているし、死なないし。やれやれです。

凄く元気です。脳も体力も普通に戻りました。10月1日の抗がん剤投与の日に、眠け怠さの原因だと思われる、吐き気止めのステロイドを、これまでの半分の量に減らしてもらったからだと思います。

眠気と怠さは、行動を止めてしまいます。やる気が出ないのです。横になれば、その時は楽ですが回復はしません。複数の抗がん剤を点滴で長い時間を掛けて入れます。入れると、しばらく体内に残るので副作用が続きます。でも、ある日、突然に「薬が切れた!」の感覚を感じます。そこから徐々に元気が出てきて、行動範囲が広がっていくのです。

実はステロイドの量を減らしたのは2回目です。もう眠気と怠さが辛くて辛くて、治療を始めてすぐの時期に、先生にお願いしたのです。最初の減薬が半分で、今回も半分とすれば、最初の量は、どれだけ多かった事でしょうか。2回も薬減らして吐き気がきたら、どうしようかと思ってはいたのですが、全然きませんでした。どんだけ丈夫な身体でしょうか。

次回の抗がん剤は11月8日。あと11日も快適な暮らしができる。行動しまくりです。身体が動く!脳が働く!テレビ見て笑える!気分がウキウキしてる!ご飯が美味しい!幸せを感じる!猫が可愛い!生きていたい!

そうなのです。2回目の減薬前までは、上に書いた事が全てが反対でした。

初めてです。電車のホームに居た時に「死んだら楽になるのかな」と、思いました。私は死にたいと思った事はありません。一度も無いのです。あと、猫が可愛いと思えなくなったら終わりです。私の活動は。

「これはヤバイ!!!」と思い、ステロイドを減らしてもらったのです。まぁ〜全てが抗がん剤のせいとは言いませんが、1年に及ぶ治療の疲れが、出たのだと思います。先生へのお願いは、早め早めの対策でした。これからどうするかは、次の抗がん剤を受けた後に考えます。癌の事は1日に10分以上は考えない!と決めています。

「健康な人ほど、抗がん剤の効果が出て、副作用は少ない」が、がん治療の常識みたいです。

今の私がすべき事は、今以上に筋力、体力、予備能力を上げる。

そして非常時に備えて、万全の対策を行う。日々を充実させる。

(大変な努力が必要。生きる事は大変なこと)

今日はスラスラ書けました。嬉しいです。あと5年、生き延びてみせます。

(かなり大変ですけど)

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私が経験した抗がん剤の副作用 6

2024-10-07 12:22:27 | 私の病気(胃癌)について

癌経験者の話を聞く時に、気をつけないといけない事があります。癌の種類、進行度、患者の元々の体調によって、個々の症状は異なり、治療方法も異なるので、私の経験した事は全てでは有りません。あくまでも私が経験した副作用です。私の特徴は持病が無い。薬が嫌いで、飲むことを避けて生きてきた。運動が好き。体力が有る。精神的にはポジティブ。

昨年の9月に胃癌のステージ4と診断された、早一年が経過。去年の今頃は、胃の中の腫瘍からの出血で重度の貧血となり、緊急入院していました。

昨年のブログ・自分の胃癌について

1年経って思う事は、激動の1年でした。

肉体もですが、精神を揺さぶられた1年でした。死と向き合って過去を反省し、今をどうするかを考える。将来はあるのか。無いのであれば、対策を考える。人に迷惑を掛けない終活をするには。どうする?どうする?どうする?の連続で、それだけで痩せましたね。

本来なら胃の摘出をする胃癌を手術無しで、私の癌は、抗がん剤だけの治療で消えました。それも保険適用の標準治療。薬が効いた事は、運が良かったから。私の遺伝子の形。治療を開始した時期。病院選び。自分の基礎体力。他、色々。運です。

でも喜べないのは、治療に終りが無いのです。抗がん剤治療を、継続しないといけないのです。止めると、次の癌が発生する可能性が有る。今の抗がん剤を続けていく中、どこかに癌ができたら、薬の種類を変えて治療を継続する。今の薬で強い副作用が出た場合も同じ。薬を変えて継続をする。薬の種類は5〜6種類。薬を全部試せば終わる。その内に高齢で死ぬか、他の病気で死ぬか。それは誰にも分からない。癌が発生しない場合も有るけれど、その確率を示すデーターは無い。今、抗がん剤を止める事は賭けみたいな行為かも。かなり勇気が必要だと思う。

今、感じている副作用はケモブレインのみです。胃は丈夫そのもので、血液検査の数値も良く、運動もできるほど体力は戻りました。でも精神がダメなのです。怠いは、運動で解消できるのですが、イライラや集中力の無さが辛いのです。このままでは、自分が自分で無くなるような気がして、主治医に伝えたところ、「精神内科を受けてはどうか」と言われました。がんセンターは何でも用意されています。カウンセリングを受けると言う、選択肢も有りますが、心の中では「抗がん剤をやめたら普通に戻るんですけど」と、思っています。今回は先生にお願いをして、次回の抗がん剤の時期を、少し伸ばしてもらいました。眠気や怠さに関係する、吐き気止めのステロイドも半分に減らしてもらいました。今月は、やらないといけない事が山積み。1日に1件ずつ、片して行きます。前は1日に何件も用事がこなせていたので、できない自分が情けなく落ち込むのです。でもまぁ、高齢のせいも有るかもしれないので、頑張るのみです!

 

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私が経験した抗がん剤の副作用 5(4の補足)

2024-08-28 12:04:38 | 私の病気(胃癌)について

文章作成能力が低下しており、長文になり過ぎています。この1年の経験と、思ったことを纏めてみました。

結論からですが「抗がん剤治療は試す価値がある」と思います。現在の治療方法は昔と比べ、大きく変わっています。論文読むとか専門書を読まなくても、こんな小さな本だけでも理解できます。

私は最初「抗がん剤の副作用で苦しむのなら、早く死んでも良いかな」思いましたが、想像していた強い副作用は無く、癌は短期間で消えてしまい驚きました。高いと思っていた治療費は高額医療制度を使うことで、かなり安く済んでいます。

本当に昔と違うのです。

1、作年の8月29日に吐血、痛み無し→近所のクリニックで胃カメラ検査。癌告知されるが、詳細説明無し。紹介状を貰うだけ。

2、9月4日。自宅から近い大学病院で再検査。癌告知。胃癌ステージ4。

リンパ節と肺に転移有りで、手術は不可能。何もしなければ余命半年。

抗がん剤治療を受けて、1年の延命可能と診断される。

貧血治療のため1週間入院するが、担当医師に不信感を持ち転院。

4、11月1日。国立がんセンターに入院(3週間)。

貧血の治療と抗がん剤治療を受ける。入院中に胃の中の腫瘍からの出血が止まる。抗がん剤治療2クール受け退院。現在までに外来で、15クール受けています。

私の受けている治療は、オプチーボ+FOLFOX療法です。

オプジーボとは免疫チェックポイント阻害薬

(癌細胞が免疫にブレーキをかけるのを防ぐ薬)で、新しい薬です。

私の癌はオプチーボが良く効いているとのことで、画像上で確認されていた癌は、短期間で消えました。その確率は100人に数人とのことで、初めから期待した事ではありません。抗がん剤治療の効果は、やってみないと分からないので「試す価値がある」と思ったのです。

上記の書いてあるオキサリプラチンという薬は、副作用(痺れなど)が強いのですが、私は途中でアレルギー症状が出たため、投与は中止となりました。今はオプチーボ、レボリナート、フルオロウシルだけの投与です。点滴での投与です。この薬に脱毛はありません。(抜け毛は増えるかも)

副作用は人それぞれ出方が違います。自分の体調を細かく主治医に伝え、薬の調整がとても重要です。私は最初は眠くて眠くて、普通の生活ができなかったので、それを伝え、薬の調整をしてもらいました。投与の間隔も本来は2週間に一度ですが、3週間に変えてもらいました。投与後1週間は無理せずに暮らす。2週目から軽い運動を始め、3週目には運動量を増やし、体力を維持しています。2週間置きだと、体を鍛える時間が取れないと感じたからです。今ある副作用は怠さ、思考能力の低下です。

体力維持の目的は、猫の世話と通院を1人で継続するためです。

病院に行く日は朝4時起床で、5時半に家を出ます。病院到着は7時。受付開始は7時20分。採血が8時から。診察は9時半から10時半の間。抗がん剤投与開始は、11時から12時の間。投与時間は3時間。帰宅は夕方です。病院は体力ないと通院できません。現在70歳。本気で体を鍛えて、頑張るしかないです。

「抗がん剤は元気な人ほど副作用が弱く、効果が出る」と言われています。

私はこれに該当しています。持病が無く体力が有りました。

「抗がん剤を上手く使い、自分にとって快適な暮らしを継続する」

今の癌治療は、その考えが基本になっています。

そうやって元気に生きている人は、多いと思います。

「日本人の2人に1人が癌になり、癌患者の3人に1人は亡くなる」

と、言うことは3人に2人は生きているはず。

生きている人の情報が、亡くなった方の情報より少ないから、癌=死と思い込んでしまうのではないでしょうか。私も最初はそうでした。

あーまたダラダラ書いてしまいました。今日はこれまで。また書きます。

癌告知を受けて、落ち込んでいる方に届けば幸いです。

今月も無事に猫と一緒に暮らす事ができました。

支援者の方々へ。皆様のおかげです。心から感謝しております。

ありがとうございました。

 

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私が経験した抗がん剤の副作用 4(余命半年宣告されて1年)

2024-08-24 14:37:58 | 私の病気(胃癌)について

本日は少し嬉しいお知らせがあります。

8月20日に15回目の、抗がん剤治療を受けてきました。癌の大きさを確認するCT検査は3ヶ月に一度ですが、当日は3回目のCT検査で、結果は前回と同じく画像上の癌は消えたままでした。主治医はまたニコニコされて「オプジーボが効いている。」とおっしゃっていたので、思い切って質問してみました。

「先生!私は後3年は他の臓器への転移なく、元気に暮らせますか?」

先生は少し怪訝な表情で「福田さんは5年は大丈夫ですよ!」

私は唖然とした顔で「え?」

先生「さっき、福田さんと同じ経過の方が来ましたよ。オプジーボで5年以上、元気で生きておられますよ。」

私はまた「え?私も大丈夫なんですか?その方は何歳ですか?」

先生は「福田さんより少し上。まぁでも、他の病気で死ぬこともありますよ。」

私「交通事故もありますもんね。」

先生「え?」

変でしょうか?主治医とはフレンドリーな会話です。

癌の話だけでも深刻な話ですから、なるべく楽しい会話を心がけています。がんセンターには、本当に多くの患者さんが来ておられるので、患者一人に対する診察時間は長くても15分くらいでしょうか。私は数分で終わるように心がけています。細かい質問は、抗がん剤を入れている時間に看護師さんに相談しています。そうすると相談内容は主治医にも伝わるのです。

懐かしい写真を並べていきます。

昨年の8月末に吐血して、胃癌が分かりました。1年は早いです。ご心配をおかけしましたが、転移は起きないかもしれないと言われ安堵しています。この1年、多くの癌サバイバーの方の体験談を見聞きして怖かったのです。定期的に検査することで、転移や再発はすぐに分かり、次の治療である手術(あるいは抗がん剤)に進む事が、当然のように行われているので、検査自体が怖かったのです。3週に一度の血液検査の結果で、運命や生活が大きく変わるのです。猫の飼育を行う私にとっては、生活が変わる事は大変な出来事なのです。

主治医のおっしゃった「他の病気で死ぬこともある」ですが、抗がん剤治療を継続することで起きる副作用、合併症のことだと思います。私は、これからも治療を継続します。今使う薬が、癌を抑えているだけで完治はないので、その薬が効かなくなったら、他の治療法(あるいは違う薬)に変わります。長期に渡る抗がん剤治療では、何かしらの副作用が必ず起きます。  

それは、

1、目に見えない免疫力の低下(吐き気止めに使うステロドにより骨粗しょう症や白内障を起こす可能性など)

2、目に見えない体力の低下(倦怠感により横になる時間が長くなる。筋力低下により転倒、骨折の可能性など)

3、目に見えない予備能力の低下(思考能力、判断力、実行力、他いろいろ。一人で身の回りの事ができなくなる可能性など)

これらの事は老化現象でも同じですね。でも抗がん剤の副作用と老化が同時進行だったら、考えただけでシンドイ生活です。だから自分で低下を防ぐしか無い。体力も現状維持では落ちて行くだけなので、今より上げる努力。それをすることで、薬の効果も上がると信じています。とにかく後5年。生き延びます。この決意を書くのは多分、3か4回目。やはり副作用が怖いのです。抗がん剤は本当は止めたいのです。でも、止めてすぐに転移したら後悔するので、治療は続けます。こうやって書くことで決心しています。

私の胃癌を消してくれたオプジーボには多くの副作用があります。

↓ネットから抜粋しました。

免疫チェックポイント阻害薬の治療で起こり得る主な副作用は以下の通り

  • 間質性肺炎
  • 重症筋無力症
  • 心筋炎
  • 筋炎
  • 横紋筋融解症
  • 大腸炎
  • 重度の下痢
  • 1型糖尿病
  • 免疫性血小板減少性紫斑病
  • 肝機能障害、肝炎、硬化性胆管炎
  • 甲状腺機能障害
  • 神経障害
  • 腎障害
  • 副腎障害
  • 脳炎
  • 重度の皮膚障害
  • 静脈血栓塞栓症
  • 注入時過敏反応

以上ですが、これらの病気を日々恐れての生活を送ることは、精神的にかなりキツイです。だから考えない。自分ができるが対策を行い、病気になった時には速やかに対応する。そんな心構えでおります。頑張ります!

 

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シェルター運営費用の目標金額は30万円(家賃を含む)です。

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