三太郎一家・福猫はどの子!PART7(完結編)

三太郎一家を応援してくださった方々に送るブログ
※写真文章の無断転載リンクを禁止

2017年総括・楽

2017-12-31 19:21:36 | 私の地域猫活動は終わり!
12月22日。某テレビ局からメールがきました。
はじめまして、私は⚫️⚫️⚫️の『×××××××』という番組を制作しているディレクターの🔺🔺🔺と申します。
いま、各自治体が掲げる、ペットの『殺処分ゼロ』について取材を進めています。目指すべき目標かと思いますが、
その背景にはペットを保護する愛護団体やボランティアの方々の苦労も多いと思います。はっぴーねこちゃんも
去年に運営をお辞めになった事をネット上で拝見したもので、一度そのご苦労について電話で話をお聞き出来ないかと
思い御連絡致しました。この電話が直接テレビで使われたり、記事に書かれたりという事は一切ありません。
実態を把握すべくたくさんの方々に話をお聞きしている次第です。
御手数おかけ致しますが、まずは御返事頂けると幸いです。




猫の神様はいますね。私の苦労話を聞いてくれるメディアがきた。
猫神様からのプレゼントですね!メールと電話で取材を受けました。

私が最初に言ったのは、
「私たちは、殺処分数0が目標ではない。愛護センターに送られる数を減らすことを実践する
個人ボラ。警察や公園の管理事務所に持ち込まれる猫を保護してきました。
路上で倒れている猫も救います。そうすることによりセンターに持ち込まれる数が減るんです。
センターからバンバン引き出して譲渡に繋げるボランティア団体には、スポットが当たる。
私たちのような個人ボラの存在があることを知ってください。」




私が偉そうに意見を言うまでもなく、この番組では陰の活動を理解できている上の取材だったのです。
びっくりしました。報道番組ってすごいですね。内容、知りたいですか?少しだけ教えましょうね!
私にとって今年は多くの猫が死んで辛い年だったのですが、この取材で気持ちが明るくなりました。
来年も頑張れそうな気がしてきましたよ。以下、取材の結論。

仰るとおり、最終的なセーフティネットは行政では無く団体やボランティアの善意にかかっている状態だと思います。
その点で今取材しているので、行政主導の数値目標と化している「殺処分ゼロ」とは何か?掘り下げる意義があると感じている次第です。
団体の運営は寄付金や身銭を切ってやられている人も数多くいると思うので、その大変さや実際に破綻してしまった事例を探しています。
心当たりがありましたら、お教え頂けると幸いです。
今後とも、よろしくお願い致します。


心当たりは私だと、伝えておきました(笑)


あ〜早く総括しないと今年が終わる。やばい!
猫にとって大晦日もお正月も関係ない生活。私も。
去年、保護猫カフェをクローズして何が変わったか。
活動自体はあまり変わりはなかったですが、縮小です。
私が動くことが少なくなった。
猫の相談は相変わらず多く、保護依頼、TNR依頼もありましたが、
相談される方に、ご自分でできるような方法をとりました。
持っていたトラップ6台も1台を残し、TNR活動をされる方にプレゼント。
これまでTNRを私に頼っていた方々の中には、自主的に練馬区の公認ボラに
なられた方も何人かいらっしゃいます。そうよ!みんな!
私より若いし車運転できるし。頑張ってください!
何時でもお手伝いはしますよ!福田は今、新しい形の活動に向かっています。



最後になりましたが、支援者の方々にお礼を申し上げます。
カフェ運営時代から比べると、支援者の数は激減しました。
物資を送ってくださった方は5人。口座への寄付は3名でした。
だからこそ本当に助かりました。猫たちが飢えることなく無事に一年を過ごせました。
ありがとうございました。このご恩を忘れることはありません。
これからも猫のために頑張ります。頑張れる気がしています。

では皆様、良いお年をお迎えくださいませ。
ありがとうございました。心から感謝をしております。






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2017年総括・哀

2017-12-30 19:24:41 | 私の地域猫活動は終わり!
私の猫活動は自宅周辺にいた飼い主のいない猫の不妊手術から始まりました。
もう10数年以上も前からです。当時、近くの小さな公園で白黒猫が繁殖。
野良猫がいると必然的に餌やりさんが増える。猫の嫌いな人は猫も餌やりさんも迫害する。
その様子を犬の散歩の時に見てしまい「なんとかせねば。」と決心をしたのです。
まず全ての猫に不妊手術。保護できる猫は保護。
餌場を公園から自宅マンションに移しました。公園にいた10匹くらいの白黒猫
(ほとんどがオス)を自宅(賃貸です)周辺に連れてくるなど、大家さんにしてみれば、
有りえない出来事だったと思います。管理会社を飛ばして大家さんに直接、お願いしました。

「私はこのマンションが大好きなのです。ここで生涯を終えるつもりです。
全ての猫が死ぬまで、トイレとなる花壇の管理と掃除をしますので
猫への餌やりを黙認してください。」

その記事はこちら



12月15日午前中に、少し離れた場所に住む猫仲間より電話が入る。
「地域猫としている黒猫パルが12月の初めから姿を見せません。
何か情報をお持ちですか?真っ黒で尾が長くまっすぐです。」

電話を切り、私はすぐに清掃局に電話しました。
猫がいなくなった時に必ず行う、屍体が回収されたどうかの確認。
不明になった日と場所を伝えると、有無を調べていただけるのです。
これまで不明猫の捜索で、何度も経験しています。
辛くて、問い合わせのできない飼い主さんの代理で電話したことも有ります。
問い合わせする間、電話機を握りしめ祈ります。ドキドキしながら祈ります。
ありませんように。回収されていませんように。

「あーありますね。黒猫。尾が15センチ、いや20センチです。
場所もそのすぐ近くの道路です。交番にて回収されました。」
事務的な回答を聞きながら、心に鉛が入った。





猫仲間にすぐ連絡。淡々と伝えました。
でも悲しみがわかる。辛さがわかる。お見舞いのメールを送った。

「パルちゃんには自由がありました。短い命でも幸せだったと思います。
全ての猫は救えない。どうか悲しまないでください・・・」

丁重なお返事がきました。一部を抜粋させていただきました。
猫を愛する人間は、猫に対する想いは強い。
悲しみが心の中から消えることはないのです。私もそうだから分かる。

「ほんとに今回の事は想像もしていなかった最悪の結果になってしまいました。パルはうちで不妊手術をさせて放した猫でこのまま地域猫として見守るつもりでいました。しかし当然のごとく情が移ってしまい、結局我が家の飼い猫にしようと今まで色々試してきましたが全て失敗してしまいました。触れない猫だったのでおもちゃで遊んであげるうちに少しだけ背中に触れるようになると今度はもっと触れるようにとブラシを買ってきて少しずつ慣れさせました・・・・・」



子猫が家の周りにくる。餌をあげる。時期がきたら不妊手術をする。
リリースする。世話をする。人慣れしていない猫は、それが当たり前。
でも、それが地域猫活動?術後リリース後、いなくなった猫の数のほうが、
残った猫の数より多いよ。みんな死んでしまったの?それは私のせい?


12月19日。事務所にて暮らしていた、元保護猫カフェにいたトムが死亡。
たぶん急性腎不全。トムは若くして口内の炎症が強く、譲渡対象外でした。
可能な限りの治療を行いましたが炎症が完治することなく死にました。
抜歯。良質のウェット。痛み止め。免疫を高めるサプリ。時には入院。点滴。
保護してからの医療費は高額。過度な治療は腎臓が壊れる。死んでしまう。



カフェで元気だった時のトム。トムとジュリ兄妹。



自宅周辺で暮らしていた地域猫は、もういません。
最後、部屋に入れ看取った猫は4匹。
高齢となり消えた猫が2匹。
真冬、猫ハウスで死んでいた子が1匹。
術後、すぐに消えた猫は10匹以上。
そして最後の最後の、この1匹の姿が最近、消えた。
餌場を4ケ所も持つ、この子が消えた。


うちでの名前はオカメちゃん。
近所のお鮨屋さんでは、モーちゃん。
どこにもいない。
年が明けたら、清掃局に問い合わせします。
ドキドキしながら・・・
祈りながら・・・
いつしか悲しみは越えてしまい虚しいです。









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2017年総括・怒

2017-12-29 12:03:07 | 私の地域猫活動は終わり!
昔々、あるところに困った餌やりさんがいたのでございます。
離れたところに住む女性で、一日おきの通いの餌やりさんでございました。
それはそれは美しいい(化粧の濃い)方で、日中、堂々と猫を呼び集め、
美味しいウェットを皿に盛り振舞い、カリカリを大量に置いて帰るのが常。
その姿は目立ち、猫を増やす悪い女という噂が、狭い商店街に広がっていたのでございます。

そのお話はこちらへ

外猫への餌やり風景。猫好きには仄々。猫嫌いの人にとってはムカつく。
ご飯のある場所には猫が居つく。その周辺はいつしか猫のトイレとなり
悪臭がしてきた。そして近隣住民の怒りが爆発。
女性は警察に通報され、大の大人が数人で女を取り囲み、
声を荒げて餌やり禁止を強要。
普通の餌やりさんは泣きます。普通はめげます。
餌やり止めるか時間帯を夜中に変える。ところがですね〜
この女性は、涙一つこぼすことなく自己主張したそうな。

「私はボランティア活動をしている。正しいことを行っていますのよ。」

何度、注意を受けても、餌やりをやめることなかったのでございます。



この餌ヤリさんと外猫を守るために、福田は動いた。
苦情処理をやった。地域猫活動の意義を語り歩き、協力者を探した。
猫たちがウロウロしないよう、餌ヤリが目立つことがないように工作した。
猫のためのトイレ、寝床、カラスに見えない餌台を作り設置。
その費用は全て福田持ち。そのへんからどうも女性の気持ちの中に
ボランティア活動の分担ができたらしい。

「猫が病気になったら福田さん。猫のお世話は私。私の大切な猫は私のもの。
でも病気の猫と子猫は福田さんの担当。」

福田は、この場所から多くの猫を保護したのでございます。
医療費は当然、福田持ち。病気の猫の通院も看取りも葬儀も福田の担当。
費用の分担を請求すると女性は笑みを浮かべ、こう答える。

「いいのよ。いいのよ。病院に行かなくてもいいのよ。看取るだけでいいのよ。
自然がいいのよ。死んだら、うちの庭に埋めるからいいのよ。この前
子猫が死んだから埋めたわよ。大丈夫!」

(うちって、あんた団地だろ)


猫に対する感性が異なる女性が嫌いになった。距離を空けた。
しつこい保護依頼を断るようになっていったのでございます。
そして、ある晩に事件は起きた!
深夜の2時に、こいつは猫を福田の自宅に連れてきたのでございます。

「ふくださん。ボス(猫の名前)が病気なの。ご飯が食べれなくて痩せてきたの」

ドア前から、か細い声で何度も何度も喋りかけ、熟睡していた福田を起こしたのでございます。
うちはピンポン切っているからね。福田、ブチ切れ!!!(怖かった〜幽霊かと思った)

「猫置いて帰れ〜2度とくんな!ふざけんな!何時だと思ってんだよ!!!」
そこから、この女を拒絶していたのでございますが・・・

何故きょうは、こんなフザけた文体なのか。それは、そうでも書かないと、
正気では書けないから。なんと!なんと!こいつは・・・
ほんとムカつく!またやった。
12月8日午後3時。私の事務所の前に猫を置いたのは
この女性だと想像できる出来事が起きたのでございます〜



その疑惑が浮かんだ理由とは。
2週間前に、その女が事務所にきたのです。別件で。
私に怒鳴られないよう、私の親しい猫友達に同行を頼みアポ無しで来た!
アポ無しよ!一番嫌いなアポ無し!
仕方ないから事務所に入れたらほざきました。

「あら!黒ちゃんが、ここにいる。いきなりいなくなったのよ。この子よ。
福田さんにお願いしていたのはこの子よ。良かった〜元気になって。」

唖然です。黒ちゃんとは地域猫で、その女から半年も前から
保護依頼をされていた猫だったのでございます。
その女性、帰り際にお土産の菓子パン4個を私に渡しながら
普通、お土産は訪問した時点で渡すものじゃないですかね)
玄関で、また和かにほざいた。

「年末年始は留守なので餌やりをお願いしますね。」

ふ・ざ・けん・なーーーーーーーーーーーーー(心の中で)

おまけです。来所した別件とは何か。

「主人があと2年で退職ですの。退職したら奈良の実家で暮らすので、
残りの地域猫4匹の保護をお願いしますね。その替わり、ここにいる猫の
どれか2匹私が貰い、奈良に連れていきますから。」

おまえにやるわけねーだろ)

呆然。

12月13日水曜日。血圧上昇の一日でした。やれやれ
猫好きには変人が多い。常識が通じない。この方最強です。
自分が一番に正しい。人の話しを聞かない。
(あっ、私もか)

いつも最後に思うこと。猫に罪は無し!
私は絶対にマザーにはなれない・・・










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2017年総括・喜

2017-12-28 12:07:47 | 私の地域猫活動は終わり!
持つべきものは賢い娘。
壊れたマックから新しいマックへのデータ移行は全てお任せ。
新しいマックは娘からのプレゼント。やったね!
これまでのマックより一回り大きい画面。やっぱマックが好き!
そういえばアイパッドも娘からのプレゼントだった。ガラ携から
スマホへの切り替えも娘の力。あー何時の間にか、立ち場が逆転。
時々、仕送りもしてもらうし。でも良かった〜幸せ〜

さて、このブログはこれまで私を応援して下さって方々への報告ブログ。
10年前、「公園で暮らす猫のために自分は何ができるか。」を考え、
当時ブームだったブログで猫活動の勉強を開始。ブログ書きながら、
方向性を探る毎日でした。今、存在する猫親戚、猫友達、支援者、協力者の
ほとんどがブログ繋がり。ブログやっていなければ、今の私の活動はありません。
本当に皆様方には、心から感謝しております。





保護猫カフェクローズから1年が経過。やっと長年の活動疲れと
引っ越しの疲れがとれたかな。体調は絶好調!
よく眠れています。カフェ時代は睡眠時間4、5時間。今はたっぷり8時間。
お肌、ツルツル!幸せ〜

本日は御報告があります。本業において嬉しいことが2つ有り!

私の本業はこちら。


ライセンス契約とは何か。私の本業は特許の取得と管理運用。
ジャンルはバイオ。簡単にいうと医薬品の特許を取得して製薬会社に
ライセンス(貸す)するという仕事。商品が発売されると、ロイヤルティ
(売り上げの何%)が入る。PART1に自慢げに書いたライセンス契約はその後、
破談となり振り出しに戻ったのです。苦節10年。今年の1月に再度、
念願のライセンス契約が成立しました。商品は膀胱癌のマーカーです。
あと何年かすれば発売される予定。



そして今年の6月。保有するもう一つの特許、癌の治療薬がマウスで成功。
大学においての研究段階なので、人用の抗がん剤として発売されるには、まだまだ長い年月が
掛かります。でも最初の一歩が踏み出せた。副作用がなく、多くの種類の癌に効く抗がん剤。
これが完成したら、全世界の多くの命が救える。人も猫も犬も!
そして最近、研究用の試薬としての販売も決定しました。嬉しい〜
猫の世話しながら本業において、すごい展開を迎えてしまったのです。
詳細は本業のHPを作成してから、お知らせしますね。きょうは予告だけ!
展開をお楽しみに!




でも飛び上がるほどの喜びはないのです。本業に関しては何時も冷静。
この10年、ぬか喜びをしては落胆するの繰り返しを何度も経験。
研究開発は朝令暮改。何時どうなるか、何が起きるか分からないのです。
あ〜この記事を書くのに半年も考えました。やっと書けた。やっと言えた。
猫のための活動は、人類のための活動に向かっいます。
目指すはオンリーワン!誰もできないことをやる。
怖いけど進む。そんな気持ちで今、福田は頑張っております。

サァ〜会社に売上げでたら、でっかいシェルターを作るぞ〜〜〜
と、お世話になっている獣医さんに言ったら、

「福田さん、やっぱそこですか?」と、呆れられました・・・



えっ!他になにがあるの?










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悪夢再来

2017-12-23 19:46:07 | 私事
去年と同じことが起きました。いやはや参りました。
Macが壊れそう。去年の暮れはこちら
予備パソコンであるウィンドウズでブログ書いてます。
ウィンドウズ無理!Macでないと、字が書けない。私は根っからマックユーザーーー

そんな理由でしばし、ネットから離れます。
て言うか、Macを買うか、ウィンドウズを勉強するしかないけど
時間も金もない!メール連絡、しばし絶えます。
なんとかします!


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