三太郎一家・福猫はどの子!PART7(完結編)

三太郎一家を応援してくださった方々に送るブログ
※写真文章の無断転載リンクを禁止

応援して下さる方々へ感謝の気持ち

2020-12-31 12:14:07 | 新しい生活へ
時間が経つのは早いもので、練馬区から今の場所に越して2年が経とうとしています。
保護猫カフェを止めたのが2016年の12月。まる四年となります。引越しをして2年。
一文無しの状態が続くなかでの引っ越しでした。140匹の移動、環境を変えた猫の飼育。
その大変さは簡単な言葉では表現できません。猫を飢えさせないために自分は食べない生活も経験しました。
でも、なんとか猫も私も生き延びることができております。それは全て支援して下さる方々のお力です。
140匹を一人できちんと飼育できる人間は、多分いない。多頭崩壊のニュースを見る都度「次は自分か」と恐怖を感じてきました。
寄付で運営していた保護猫カフェを止めて、始まったのが寄付の打切りでした。保護猫の数は増えたのに寄付は品物もお金も激減。
崩壊しても当然の成行きでしたが、猫の神様が頑張りました。知名度も下がり貧乏になった私を、救ってくれる多くの方々と
出合っていったのです。有り難かったです。困り果てた時の救いは、身に染みて温かい。
ありがとうございました。同じ言葉の繰り返ししかできませんが、心から感謝しております。



引越しをして1年目は、なんとか働いて自力でお金を稼ごうと、パートも出てみました。
結論は無理。猫の世話をきちんとするには時間と体力も必要。それをパートで使うと、猫の世話が手抜きとなる。
1年で3回、パートに出ましたが諦めました。パートでイジメもパワハラも経験。驚きの連続。詳細を書いてみたいです。
ストレスと疲労で自分が病気となったら飼育は誰がする。誰もいない。2019年の後半から年金を受けました。
国民年金なので十分な金額ではありません。不足する飼育費用は寄付に頼るしかないのが現実です。
定期的なご支援。単発でのご寄付。亡くなった猫ちゃんが残してくれたフードの寄付。タオルやシートの寄付。
ペット霊園ニルバーナさんに置いてある寄付金箱には、何時も千円札が入っています。
お陰様で猫のフードのストックができる状態になっております。猫の御飯があると私の気持ちが楽になるのです。
猫カフェ時代から、支払いに終われ現金のない状況を何度も経験してきましたので、猫の御飯がない事は恐怖なのです。
今は楽です。有難いです。







有難い言葉もいただきました。練馬からの引越しは、私の猫活動の終わりとなりました。
「練馬の猫を考える会」は活動を停止したことと同じこと。そこに私は引け目を感じておりました。
ネットを見れば私より若い活動家の方々が、子猫を保護し、センターからも引きだし譲渡をされている様子が迫ってきます。
活動の大変なことは、やっていた私は分かる。今、活動している人が寄付を受けるのが当然で、引退した私が声を上げて
寄付を募るのはいかがなものか。そう思っておりました。水害、台風被害、コロナと続きました。生活が大変な人が大勢いる。
そこにお金が行くことが一番必要なこと。私は少なくても年金がある。寄付を貰うことは違うかもしれない。
そう考えて落ち込む時期に、ある方のメールの一行で元気いただきました。
「福田さんは私がやりたくてもできないことをやってくださってる方と思ってお送りしてます。」

ありがとうございます。モヤモヤが吹っ切れております。
私は猫活動をブログを使い始めました。会ったこともない人からの、
沢山の寄付と応援で多くの猫を救ってきました。
苦労も有りましたが、全て人生のお勉強となり活動に後悔はありません。
活動が一段落した今、幸福な状態です。
ブログを介して応援、支援をして下さっている方々に感謝しております。
私の仕事は一緒に暮らしている猫達を最後まで、きちんと飼育する事です。
そして一匹でも多く幸福な猫が増えますように。心から祈っております。

新しい電気敷き毛布をいただきました。私の書斎のシングルベッドは昼間、
人慣れしていない猫のたまり場です。
幸せそうに暮らす猫の姿から元気をもらっています。ありがとう。猫たち。




《ご支援のお願い》
現在89匹の猫の飼育をしております。猫のご飯は月に約90キロです。
トイレ砂とシート代は節約をしても1ケ月3万円が必要です。
口内の炎症のある猫が増えており、その子達には食べやすいウエットを食べさせております。
ご無理のない程度に定期的に、ご寄付をいただけると助かります。
食料も医療費も不足しております。温かなご支援を頂きたく宜しくお願いいたします。

ご支援のお願いhttps://www.happynekochan-towa.com/%E3%81%94%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%81%AE%E3%81%8A%E9%A1%98%E3%81%84/

















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飼い猫さんの埋葬のこと

2020-12-30 09:39:57 | 保護ねこを看取るとき
11月に、猫専用供養碑に埋葬希望のご予約をいただき、12月18日に
ペット霊園ニルバーナさんにある供養碑にて、飼い主さんとご一緒に埋葬をいたしました。
お天気良く、静かな時間でゆっくりと、愛猫のお話を聞きながら埋葬ができました。
猫はなんと20歳と23歳。姉妹だそうです。飼い主さんのお話しから、とても大切にされていた猫達です。
出会いは、飼い主さんの娘さんが子供の時、近所の公園から箱に入った子猫を持ち帰ったとのこと。
その公園は練馬区三原台。飼い主さんは現在、他の場所に引っ越しをされているのですが、私の供養碑のHPを
見て、お骨は練馬に置きたいと思ったそうです。三原台の公園近辺は、まさに私の地域猫活動を行っていた場所。
何かのご縁を感じました。年代も私と同じ60代で一人暮らし。自分のこれからを考えて断捨離を行い、
お骨は土に返すことと決めたそうです。涙ながらに語られる猫への愛情の深さに、私も涙がボロボロでました。
素敵な猫好きさんとお知り合いとなれました。


20歳23歳の姉妹は仲良し姉妹。三毛猫とサビだそうです。先にミケちゃんが亡くなった時、
残ったサビちゃんは鳴いて鳴いてミケちゃんを探したそうです。でも後をすぐには追わず、3年も生きた。
その理由を飼い主さんがおっしゃいました。「私のために頑張って生きてくれました。お母さんを残してはいけないと
思ったのでしょう。最後は腕の中で名前を呼ぶと返事をしてくれ、そのまま息をひきとりました。」と。
そこでまた号泣です。23歳ですよ。生きているだけでシンドイと思う。猫の飼い主さんへの愛情の深さ。
恩返しかな。猫とは本当に不思議な生き物です。良いお話を聞くことができました。
子猫から育てた猫は人と同じ感覚となります。家族です。子供でもあり人生のパートナー。
たぶん人の誰よりも長い時間一緒に、愛情を与え与えられて暮らしているのが猫ですね。素敵です。


さぁ〜今日は昨日の記事に書いたマコちゃんを埋葬に行きます。
1日も早く豆次郎と一緒にしてあげたいので。



《ご支援のお願い》
現在89匹の猫の飼育をしております。猫のご飯は月に約90キロです。
トイレ砂とシート代は節約をしても1ケ月3万円が必要です。
口内の炎症のある猫が増えており、その子達には食べやすいウエットを食べさせております。
ご無理のない程度に定期的に、ご寄付をいただけると助かります。
食料も医療費も不足しております。温かなご支援を頂きたく宜しくお願いいたします。

ご支援のお願いhttps://www.happynekochan-towa.com/%E3%81%94%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%81%AE%E3%81%8A%E9%A1%98%E3%81%84/










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マコちゃんと豆次郎のこと

2020-12-29 11:42:28 | 保護ねこを看取るとき
マコは白い綺麗なお猫さんでした。2009年6月の保護。推定1歳でした。
若い雌猫が子猫を産んだ。餌やりさんから保護を頼まれた。
理由は餌をあげている場所の住人から苦情がでたから。
「餌やるなら連れていけ!連れて行かないなら駆除する!」と脅される。よくあるパターン。
困った餌やりさんは、犬の散歩で出会う私に「飼って欲しい」と頼んできた。
当時、私は裕福で時間もありました。本格的な地域猫活動を開始する前で、子育ても終わり、
仕事も一段楽をしていた時期で、ゆったりと生活しておりました。
当時の三太郎一家・福猫はどの子!PART3の説明文。
《自宅飼猫18匹、事務所猫6匹、保護猫5匹。お世話する地域猫は約30匹。
猫まみれの生活は、日々、ドラマの連続です~~~》

今に比べれば余裕の数ですね。この時期、今の私の生活、猫の数なんか想像できていませんでした。
当時、自宅マンションの隣の部屋を借り、会社の事務所にしており、そこで飼う猫を事務所猫と呼んでおりました。
通勤時間ゼロ。会社の仕事は経営だったので、パソコンがあればできる仕事でした。
本当に嵐の前の静けさそのものの生活。ここから事務所猫、自宅猫がどんどん増えていったのです。

保護して1年くらいのマコの写真です。触れない猫でしたが、他の猫とは上手く付き合っていける大人しい猫でした。
若くして母猫となりましたが、子猫が子猫を産んだ基本は子供。よく走り、おもちゃで遊んでいました。
無邪気なマコを見て、母猫も子猫も同じ。両方、保護するのが当たり前という考えになっていったのです。
https://ameblo.jp/soumenumai/entry-10677389533.html?frm=theme


マコの子供の黒猫の豆次郎(子猫の時の写真)。豆次郎は4兄妹でしたが2匹は私のところに来る前に死亡。
白猫から黒猫が生まれる。不思議ですね。当時、若い黒猫を多く保護しており、その子達と一緒に育てました。
https://ameblo.jp/soumenumai/entry-10336633603.html?frm=theme


豆次郎は重病で入院して助かった。もう一匹生き残った、マコと同じ白猫のミルクちゃんは健康でした。
すぐに猫友達に譲渡でき、今も元気に暮らしています。昨日、久しぶりに連絡をして写真を送っていただきました。
病気一つせず、幸せに暮らしています。マコによく似ていますね。可愛い!長生きしてね!


マコ家族を保護して10年余りが経過。
今年の8月3日に豆次郎死亡。12月19日にはマコちゃんが死亡。豆次郎は口内の炎症が強く衰弱。
抜歯手術の予定を入れていましたが急激に貧血が進み、手術できませんでした。
マコちゃんは、ここ2年くらいで毛艶悪くなり、ご飯は食べていましたが痩せてきており、食べなくなって
数日で死亡。最後までトイレには自力でいっていました。まだ12歳。家猫としては早い死かもしれない。
多頭飼いでなければ長生きできたかもしれない。ごめんね。救いは二匹とも最後、苦しむことなく安らかだったこと。
マコと豆次郎は一緒に暮らした期間は短く、親子としての認識はなかったと思っていました。
同じ年に死ぬとは不思議。豆次郎が死んだ頃からマコちゃんは、段々と弱ってきましたから。
親子、兄妹、仲良しの猫同士は相方がいなくなったら探します。泣いて探す子もいれば、静かに歩きまわる子もいる。
いないと分かるのか忘れるのか、そのうち元気がなくなります。私の経験では大体、3ケ月で後を追います。
今年も多く看取りました。仲良しの猫の後を追った子もいました。また思い出を書いてみます。



《ご支援のお願い》
現在89匹の猫の飼育をしております。猫のご飯は月に約90キロです。
トイレ砂とシート代は節約をしても1ケ月3万円が必要です。
口内の炎症のある猫が増えており、その子達には食べやすいウエットを食べさせております。
ご無理のない程度に定期的に、ご寄付をいただけると助かります。
食料も医療費も不足しております。温かなご支援を頂きたく宜しくお願いいたします。

ご支援のお願いhttps://www.happynekochan-towa.com/%E3%81%94%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%81%AE%E3%81%8A%E9%A1%98%E3%81%84/








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お豆でございますよ!

2020-12-28 03:37:33 | 三太郎一家の猫たち
昨日の記事のバロン君のママから写真が届きました。
本当にイケニャン。綺麗な猫です。ありがとうございます!


バロン君が推定10〜13歳。うちのお豆も13歳を過ぎました。猫の13歳は人では68歳。
私を超えました。三太郎一家・福猫はどの子!PART1の時に子猫で保護。
私のブログの中で一番に写真が多い猫。表情が豊かな子です。
最初は里親募集をするつもりが可愛さに負け、情が移り飼い猫としました。(それが多い!)
今の場所に越す前に一度、娘に預けたのですが戻りました。
お豆が長生きできるように書斎を作ったのです。私の書斎は年寄り猫の部屋。他の部屋より静かです。
高齢になると、若い猫にバカにされて意地悪されるのです。あー人間社会も同じか・・・









《ご支援のお願い》
現在94匹の猫の飼育をしております。猫のご飯は月に約100キロです。
トイレ砂とシート代は節約をしても1ケ月3万円が必要です。
口内の炎症のある猫が増えており、その子達には食べやすいウエットを食べさせております。
ご無理のない程度に定期的に、ご寄付をいただけると助かります。
食料も医療費も不足しております。温かなご支援を頂きたく宜しくお願いいたします。

ご支援のお願いhttps://www.happynekochan-towa.com/%E3%81%94%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%81%AE%E3%81%8A%E9%A1%98%E3%81%84/


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ハッピー猫ちゃんに会いに行く(長毛猫バロン)

2020-12-27 11:25:28 | 保護ねこを看取るとき
農業1年生の私が初めて、農繁期と農閑期という言葉の意味を身体で感じた2ケ月でした。多忙でした。
そんな中、どうしても会いたい猫がいて会ってきました。保護猫バロン。譲渡して7年が経過。
時間が経つのが早い。飼い主さんとはFacebookで繋がっており時々、バロンの写真を見ておりましたが、
最近、痩せてきたということで心配してしまいました。純潔の長毛種は普通の猫よりは短命と聞いていたので、
元気なうちに一度、会いたいと思ってしまったのです。数えきれない数の保護をしてきましたが、
バロンは印象深い猫です。どうして、こんな立派な猫が外に居るのか。迷い猫であれば1日でも早く保護したい。
保護猫カフェを持つ前で最高に忙しい時期で、出会う猫出会う猫バンバン保護してました。怖いもの無し状態の時期。
当時は病気を持つ子、病気になりそうな猫の譲渡はしていませんでしたが、エイズキャリアのバロンには
長生きして欲しく「ぜひ、うちの子にしたい」と、おっしゃって下さった方に譲渡しました。
7年ぶりに会っても、私に対する警戒心は強く、最初はソファの上に座っていましたが、
私を見詰めること数分。何かに気がついたのか思い出したのか、一目散に自分の部屋に隠れてしまいました。
飼い主さんが無理やり抱っこして連れてきてくれました。たぶん私=捕まる/移動すると認識しているのでしょう。

バロン!幸せに暮らしているね。まだまだ元気に見えるよ。長生きしてね!
今のところ健康に問題はないとのことでした。良かった。


バロン保護のブログ
どうして?(2014年1月17日の記事)
http://happynekonerima.blog.fc2.com/blog-entry-325.html

捨て猫ですか?(2014年1月24日の記事)
http://happynekonerima.blog.fc2.com/blog-entry-327.html

久しぶりにお会いした飼い主さんと、2時間もお喋りしてしまいました。
帰り際のバロン。警戒はしているけど写真を撮らせてくれました。サンキューバロン!


バロンは保護時に推定で3〜5歳としました。7年経過で10〜12歳。
当時、子猫で保護した猫達も7歳を超えている。亡くなった子もいる。
時々、猫の写真を送ってくださる飼い主さんがいらっしゃいます。自分が繋いだ命。
ハッピーネコちゃんになっている姿を見るたびに、自分がやってきたことが正解であったと
再認識できております。ありがとうございます。

引っ越しをして2年がきます。やっと書斎ができました。不要になったパソコンを娘からもらいました。
懐かしい大きな画面です。昔を思い出しながら書いております。
書斎には、お豆(三毛猫)でございます。お豆ちゃん2007年夏生まれ。子猫で保護。
事務所猫としては一番の長生きとなりました。頼むから20歳を超えてくれ!


保護時のお豆のブログ。私が懐かしい。ここから本当にいろんな出来事があったな〜
https://blog.goo.ne.jp/happynekochan/e/9617695d6c0ea6968533517c9d9467c7


《ご支援のお願い》
現在94匹の猫の飼育をしております。猫のご飯は月に約100キロです。
トイレ砂とシート代は節約をしても1ケ月3万円が必要です。
口内の炎症のある猫が増えており、その子達には食べやすいウエットを食べさせております。
ご無理のない程度に定期的に、ご寄付をいただけると助かります。
食料も医療費も不足しております。温かなご支援を頂きたく宜しくお願いいたします。

ご支援のお願いhttps://www.happynekochan-towa.com/%E3%81%94%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%81%AE%E3%81%8A%E9%A1%98%E3%81%84/


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