三太郎一家・福猫はどの子!PART7(完結編)

三太郎一家を応援してくださった方々に送るブログ
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多頭飼育のコツ1/黒猫の顔

2023-04-10 11:29:56 | 保護猫たち

自分で保護した猫に名前を付け、一緒に暮らしていれば、

数が増えても、顔を忘れることはありませんでした。

私の場合は、配食も自分一人で行うので、個々の食の好みも覚えています。

名前は直感で付けるので、悩んだことはないです。

人が付けた名前は、忘れます。

今は62匹ですが、同時に飼育していた猫の数マックスは180匹。

当時、元保護猫カフェに80匹、自宅50匹、会社の事務所に50匹いました。

その全ての顔と名前を覚えることができたのは、小分けになっていたからです。

やったことはないけども、ワンフロアーに180匹の猫が、ウロウロ歩く状態だと識別は難しいと思う。

人間が一度に識別できる数は、20か30匹くらい。各部屋に20匹なら大丈夫だと思う。

私が全ての猫を覚えていられるのは、180匹を一度に飼ったのではなく、少しずつ増えていったからです。

その私が最近、長く一緒に暮らしている黒猫を、見間違えました。

黒猫の識別は難しいのです。特に全身真っ黒の猫は、細かい特徴をよく観察しないとダメ。

見間違いをした猫は、この2匹↓体型と性格と鳴き方がソックリな母娘です。

反省を込めて、今いる黒猫の写真を全て上げておきます。(自分のために)

黒猫1↓ママちゃま

こうやって撮影すると、顔が完全に違うように見えるのですが、

真っ黒で体型が同じ(足が短め)なので、見違えたのです。尾の形と長さも同じ。

黒猫2↓ランラン

黒猫3↓ 三鷹ママ、推定年齢5才。目が合うと逃げるので、この子の撮影は難しい。

やっと今朝、スマホで撮れました。尾の長さは中くらいで曲がり有り。目は緑。

メスにしては身体が大きい。顔はランランに似てるので、体型で覚える。

黒猫4↓ アズキ。この子の見分けは簡単。

黒猫5↓クック この子も超簡単!

以上、5匹の黒猫メスでした。次はオス3匹。

黒猫6↓デカチュー

猫の雌雄識別方法の中に、オスの頬はふっくらしていると言われていますが、

全ての猫には、当てはまらない。この子は頬はコケています。

ただ骨格がでかいんで、見ただけでオスと分かります。

黒猫7↓シーナ。この子は頬がふっくらでオス

未去勢のオスの頬は張っていて、去勢するとスッキリすると聞いたことありますが、

この子の頬は変わらなかった。

黒猫8↓クロピー、この子の撮影も難しい。

全く人慣れしていなくて、カメラを向けると逃げる。耳カットの形で覚えています。

尾がどうだったか、覚えていない。我が家は尾が、中途半端な長さの猫が多いのです。

しかし、上の写真とこの写真が違う猫だと分かる人がいるだろうか。

以上、黒猫は8匹いました。みんな長生きして下さい。黒猫は長寿猫が多いと聞きます。

トラ猫トリオの識別は簡単!簡単!

皆様には皆、同じに見えるかもしれませんね。今日も仲良く団子です!

    関町マー坊↑          ↑ナミちゃん   ↑ユキオ

 

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脳挫傷の猫のこと

2023-04-02 16:21:45 | 保護猫たち

2013年6月の保護。離乳時期での保護だから春生まれ。

この春で10歳!羽ちゃん脳挫傷でも元気に生きてます。おめでとう!

子猫の時の写真を見つけるのに、当時のブログを30ページくらい読みましたが、

手当たり次第に保護している、当時の自分が可愛そうになり、

途中で読むのやめました。当時の自分に言ってあげたいことがある。

「羽ちゃん、今も元気だよ。心配しなくていいよ」

「この後、地獄をみるから保護は、ほどほどにね」

「まぁ、言っても無駄だね。後悔するタイプじゃないからね」

↓保護時300グラム。目が見えない。足が麻痺して歩けない。

でも元気だったのです。生命力は普通の子猫と同じでした。

http://happynekonerima.blog.fc2.com/blog-entry-234.html

↓保護当時の羽と沢(サワ)兄弟

お兄ちゃんは、すぐに貰い手つきました。当時600g。

保護した場所が、目に焼き付いています。

深いコンクリートでできた、すり鉢型の穴でした。底の面積が極端に狭い。

手を伸ばしても届かない深さ。雨で湿った底に羽ちゃんが横になっていて、

その上で、元気なお兄ちゃんが飛び跳ねていた。潰されるし、

雨が降ったら溺死する。羽ちゃんの体重は、兄弟の半分しかなかったです。

ほっておいたら死んでいた子です。

それから10年。一口では語れない10年でした。

寝たきりの猫の飼育は大変です。時間がない人は、やってはいけません。

羽ちゃんを保護して1年後に、保護猫カフェを運営することになってから、

羽ちゃんの世話に、時間を掛けることができなくなり、

ご飯をあげるだけの生活となりました。身体は毛玉だらけ。

毛はオシッコ焼けで、汚れていました。もちろん排泄物の掃除は毎日ですが、

寝たきりの猫は、汚れていきます。ある時期、鳴き叫ぶことが多くなり、

受診させ、入院させたりしていたのですが原因が分かりませんでした。

たまたま耳を触っていて、気がついたのです。耳の中が汚れで真っ黒でした。

耳垢を、とってもとっても出てくるのです。これが耳ダニのフンだったら、

どんなに痒かったことか。羽ちゃんは、手足が不自由だから、

手を舐めることはできても、耳を掻く仕草はできないのです。

多頭飼育では、耳掃除どころかブラッシングもする時間もないのです。

羽ちゃんに謝りました。謝りながら耳掃除をしていたら、涙が出ました。

本当に申し訳ない。私が悪い。飼育者としては失格だ。

それからです。時間の許す限り、羽ちゃんを洗いました。

ブラッシングもします。耳チエックは毎日。耳ダニではなく、

耳垢の出る量が、普通の猫より多いのです。それに気がつかなかった。

オシッコは勢いよく飛ばすので、身体にはつきませんが、濡れた場所で寝ると身体に染みます。

寝たきりと言っても手足をバタバタさせて、50センチくらい動きます。

毎晩1、2時間連続で、アーとかウーとか言いながら手足をバタバタさせて、

運動している感じです。ウンチはコロコロになるよう、食べ物で調節します。

食べ過ぎると、ゆるくなります。出たら教えるので、すぐに取れば身体につくことはありません。

1日に3回は、体の向きを変えます。血行をよくするとの、体が変形しないためです。

ケージの中だけでの暮らしです。楽しみがあるとしたら、ご飯だけ。一日2回。

よく食べます。カリカリとウエットを混ぜた物を、スプーンで食べさせます。

チュールも大好きです。時々のシャンプーは、気分転換になります。

気持ち良さそうです。お湯に入れと、キィエーと鳴きます。

そのあとに、ウットリします。

お湯は人肌ニャン!

タオルドライで、水分をしっかりとります。これもウットリします。

ドライヤー中には、オヤツだにゃん!

お皿に頬を当て倒し、一人で食べることができます。きょは3本完食。

今の場所に越して、以前のような寝る暇がない生活が消えました。

飼育時間に余裕があります。羽ちゃんには、夕方に30分抱っこしてのブラッシングが日課です。

抱っこするとゴロゴロいいます。普通の猫と同じように嬉しい様子を見せます。

どこが脳挫傷なのだろうか。目が見えなくて、歩けないだけで普通の猫です。

ご飯の好き嫌いも表現するし、他の猫がケージに手を入れたら怒るので、知能も普通だと思う。

時々、少しだけ後悔します。あーあの時、もっと検査すれば良かったのではないか。

手術すれば、足は動けるようになったのではないか。何かをすれば、なんとかなったのではないか。

でも当時は、そんな発想がなかった。医者も何も勧めなかったのです。

誰もが、長生きできるとは思っていなかった。それが良かったのかもしれない。

たまに、てんかんのような痙攣がおきますが、最近の血液検査では、数値に悪いところがない。

このままいけば、最後は大往生できるような気がしています。

あと7、8年。元気で暮らせるか。時々、お知らせいたします。

 

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