猛暑の中、看取りの連続となりました。
7月7日、三原台三毛ママ14才で死亡。重度の慢性鼻炎。衰弱に気が付いた時には遅かった。飼い主さん孤独死で保護。
7月11日、石神井町のハナエママ15才で死亡(腎不全)A畳店の庭からの保護。親子(子供2匹)で保護。子供のタタミちゃんは2023年11月に13才で死亡。私は入院中だった。仲良し親子でした。
7月31日、茶白ちゃん13才病死。急激に衰弱。検査したが病名は不明のまま死亡。妊娠した母猫を保護。家の中で生まれても、人馴れしなかった子。
8月9日、石神井台チャロ9才。気がついた時には、腎臓の数値は末期の腎不全。全く人馴れしていないのに、体調悪くなってからは、私を見ると鳴くようになった。
家の中は24時間、設定温度26〜27度を保っており、猫も私も快適に暮らしているとは言え、厳しい暑さが堪えるのか、ここまで連続した見取りは初めて。200を超える見取りの経験を持っていても落ち込みました。腎不全末期でも、補液をすることで、何日かの延命はできるのですが、人馴れしていない猫は嫌がります。嫌がるだけではなく、恐怖の顔をします。無理やり押さえて、針を刺す行為が、自分としては拷問に思えるのです。だから最低限しか、補液は行いません。私にとっての看取りとは、死んでいく猫を見守る作業です。ケージには入れないで、好きな場所で、好きなように、死んでいけるよう見守ります。死んだ時間を確認する。死んで硬直が始まる時に、体を拭き形を整える。タオルに包み、夏は冷蔵保存をします。
私の看取りによる落ち込みとは、猫が死んだ事が悲しいのではなく、自分の活動の終わりを再認識してしまうからだと思っています。上手く説明できないのですが、保護した猫には、1匹1匹のドラマがあるのです。それらが消えてしまう悲しさかな。どの猫にも可愛い子猫の時期があって、不幸な環境に生まれたことで、人間が救いの手を出して、運命と環境を変えられて、私の元で猫生(人生)を終える。それが良いことか、悪いことかは分かりませんが、死んだことでドラマも終わる。私以外、その猫の存在を覚えていない。私が死んだら、猫のドラマは完全に消える。仕方無いことですが、それが悲しいのです。「そのためにお墓を作ったのだから、まぁいいか。」と、落ち込んでも最後は何時も、そうやって自分を慰めております。
まぁー死んだ子ばかりではなく、生き延びる子もいるから頑張るか!
食いしん坊のグレコが寝てばかり。鼻水、くしゃみ、目ヤニが酷い。食いしん坊が食べない。脱水してる。絶対に病気だ。今度は死なせない。兄弟のデカチュウが、1ヶ月前に腎不全と診断されているので「グレコ、お前もか」の思いでした。が・・・
なんと肛門周辺が、大きく膿んでいました。診断では、肛門腺の破裂によるものか、慢性の下痢による化膿とのことでしたか、どっちかは分かりません。お尻を、しつこく舐めている姿も見て無いし、お尻を床に擦りつけて、ズリズリする様子も見て無い。私が見て無いだけかもしれないけど。そして膿んだ箇所は、毛に覆われて見えてなかったのです。キャリーから診察台に乗せる時に、尾が濡れていたので、初めて気がついたのです。
2週間持続するコンベニア(抗生物質)を使ったので、私が投薬、消毒をすることはないのですが、傷が治るには2週間ほど掛かる。完璧に傷が乾かないで、カラーを外せば、絶対に舐める。だからケージ飼いにしました。傷は順調に乾いてきています。
グレコの兄のデカチュは腎不全が進行中。人馴れ度は抜群なので、補液は簡単。毎日朝晩、100C Cの補液。
グレコ一日3回の給餌と、脳挫傷の羽ちゃん1日2回の給餌。
やる事多く、一日がすぐ終わります。ブログ更新しなかった20日間、全く外出していませんでした。それなのにブログ書けなかった。昨日、やっと髪を切ってきました。暑い。怠いの連続です。そして明日は、また抗がん剤投与の日。もう3週間が経過。猫も私もサバイバル。なんとか頑張ります!
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