三太郎一家・福猫はどの子!PART7(完結編)

三太郎一家を応援してくださった方々に送るブログ
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高齢猫の治療と看取りが続く 12

2025-01-27 13:43:45 | 高齢猫の治療と看取りが続く

ブログ、少し間が空いてしまいました。クラファン公開中には毎日200〜600の閲覧が有り、驚くと同時に嬉しかったです。結構、神経集中して書いてます。尊敬する人に昔、「福田の文章は感情で書く文章。他の人には真似できない文章」と、言われたことがあります。思春期には憧れていた男子に「感受性が強い」と言われ、のぼせたことも有りました。褒められれば舞い上がるタイプ。さぁ〜閲覧が減る前に、書いていきます!

今年初めての抗がん剤を1月21日に受けて来ました。昨年の11月に膝の靱帯を切ったので歩けなくなり、癌の治療は休止。久しぶりのがんセンターでした。めでたく今回で20クール。2023年11月初めが初回だったので、癌告知されて13ヶ月。投薬20回。2週間に一度の投薬が辛く、途中から3週間に変更してもらいました。病院はこの日は珍しく混んでなく、いつもより早く終わったので19皆のレストランで、一人でお祝いランチ。よく頑張りました。苦しかったよね〜

入院中に毎日眺めていた風景。懐かしいです。久しぶり。

久しぶりの抗がん剤は、キツかった〜〜〜やっと復活。火曜日打って、水、木、金曜は胃がキリキリ痛み死んでました。副作用については、少し嬉しいお知らせがあるので別で書きます。

1月26日(日)。グレコ1匹を連れて獣医さんへ行く。獣医さんも久しぶり。昨年の8月に肛門腺破裂による化膿で治療。完治するが11月に体調を崩す。その時は原因不明。そして今回も原因不明。食べないので、どんどん痩せる。食べない様子が腎不全の末期に似ていたので、今年になってから毎日、補液をする。補液をすれば、ウエットを舐める程度だった。

最初はまだ3キロあった↓

今回は2キロを切っていました。腎臓の数値は悪くない。吐き気止めと抗生物質の注射で様子見。補液は毎日100CC続ける。なんとか生き延びて欲しい。まだ10才。

補液と常備薬を購入。

先生と抗がん剤治療を受けているモモちゃん(リンパ腫で預かりさん宅の猫)の今後を話合う。後1ヶ月持つかどうかとのこと。まだ食欲が有るので極端には痩せていないが、体重減少が徐々に進んでいる。好きな物を好きなだけ、食べさせる時期かもしれない。でも私は、もう少し奇跡を信じたい。体調見ながら、抗がん剤を継続することにしました。このように治療できますのも、ご支援のお陰です。猫の治療ができることで、私の心も安らぎます。ありがとうございます。

グレコの治療費と常備薬費用は、24,090円。

モモちゃん治療費用1月分は、28,160円。1月分医療費合計は52,250円。

1月の収支はこちらから。(毎月末に収支を出しています)

https://www.happynekochan-towa.com/2024/12/12/2025%E5%B9%B41%E6%9C%88%E3%81%AE%E3%81%94%E6%94%AF%E6%8F%B4/

シェルター運営を支えてくださるサポーターをお願いしております。

  • 12月現在/サポーター数88名(増減があります)
  • マンスリー228,000円(11月分)
  • READYFORへの支払い手数料20,064円
  • 11月25日受け取り金額/207,936円(全て飼育費用に当てております)
  • 目標金額は30万円/目標金額まで約10万円を必要としております。

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高齢猫の治療と看取りが続く 9

2024-11-09 14:14:16 | 高齢猫の治療と看取りが続く

9月10月は、病気の猫がでなかったので、自分の体調を整える時間を、多く取ることができました。猫に感謝です。でも少し寒い日が続くと、体調を崩す猫がでてきます。早めに病院に連れて行きました。

↓グレコ9才。8月に肛門腺破裂から肛門周りが化膿。2週間で完治するが、食欲が落ちていました。ここ1週間、赤い目ヤニとヨダレが多く受診。ぐらぐらしている歯を1本抜いてもらう。風邪の症状なので、補液と抗生物質(コンベニア)。脱水が酷かったです。ウエットは食べていましたが、水を飲んでいなかったのかも。また肛門腺液が溜まっていました。溜まりやすい体質のようです。耳垢もすぐ溜まり多い。体臭も強い。

↓東大泉黒ママちゃん13歳。口内に再度、嚢胞(水脹れのようなもの)ができました。今年の1月に下顎歯茎にできた、一円玉くらいの嚢胞を除去手術。細胞検査では良性。獣医さんからは「またできますよ」と言われましたが、またできました。前回手術した場所ではない、上顎の歯茎に1センチくらいの大きさです。これがあるとご飯が食べにくいので、また手術します。腎臓の数値も悪くなっています。貧血も進んでいます。1日でも長く、健やかに暮らして欲しい。でも多分、体力的には最後の手術になると思います。

↓僕ちんちゃん8歳。口内の炎症から食べることが辛くなっていた、昨年の12月に全顎抜歯。その後、体調は良かったのですが、最近また、痛い仕草を見せるようになっていました。抜歯をしても炎症が起きることは、よく有ることです。今回は口内の炎症部分は、大した炎症ではありませんでしたが、念の為に行った血液検査で、腎臓の数値が悪くなっていました。「あー君までも腎臓が悪くなるのだー」と落ち込みます。体重は7キロ近く、食欲旺盛。毛艶は艶々。でも腎臓。なんとかして進行を止めなければならない。

1匹看取ると、自分の心が元気になるまで時間が必要です。ここ数年は看取りの連続だったので、暗い気持ちで過ごすことが多かったです。死因が分からない死は辛いのです。自分の精神を正常に保つためにも、10才以上の猫には、定期的な検診を受けさせたいと思っています。皆様のご支援は、猫のフードと医療費に使わせて頂いております。ありがとうございます。

 

シェルター運営を支えてくださるサポーターをお願いしております。

現在では88名のサポーター、マンスリー226、000円が確定。

支払い手数料8%が引かれた金額を、毎月25日に受け取っております。

9月分(10月25日受取)は、213,144円でした。

シェルター運営費用の目標金額は30万円(家賃を含む)です。

フードやトイレ砂などの消耗品費は物価高騰により1、5倍となっています。一人でも多くの方からのご支援を賜りたくお願いをいたします。

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高齢猫の治療と看取りが続く 8

2024-09-26 11:35:47 | 高齢猫の治療と看取りが続く

私が飼育する猫を分けると三つになります。

1、保護猫カフェ開店前に保護した猫たち(現在11匹)

2、保護猫カフェ運営中に保護した猫たち(現在22匹)

3、保護猫カフェ閉店後に保護した猫たち。(現在7匹)

10年前に保護猫カフェを開店した場所は、元はシェルターとして借りていました。1年ほどは、シェルター運営と譲渡会開催。後、クライドファンディングを行い、2年ほどのカフェ運営でした。丸3年、賃貸物件を借りていました。カフェを開いた理由は、シェルターでは収入は無いので、見学料金が取れる保護猫カフェに変更したのですが、猫の数ばかりが増え、閉店に追い込ました。2016年12月に閉店した時には、カフェの猫は80匹でした。自宅と事務所には各50匹ずつ。合計180匹。当時、数えるのが怖かったです。

賃貸契約では、猫の数は30匹と約束をしていたので、かなりの契約違反でした。追い出されても仕方ないことです。とにかくカフェ運営中の2年の間に、保護依頼が多くて、経費が収入の何倍にもなっていきました。当時、猫ブーム。有名になる度、依頼を断れなくなっていったのです。私にとっては地獄の3年間でした。60歳の時の事です。心身とも消耗しました。癌にもなります。本当に睡眠時間3時間で、活動していましたから。実は、ここ3年くらい、当時のブログを見ることができなくなっていました。見ると「あの子も死んだ、あの子も死んだ」の想いが湧き、苦しくなっていくのです。

最近、漫画家さんの取材を受け、猫活動の話を正確に伝えるために、ブログを読み直す時間が増えており、頑張って読む間に「あれ、辛さを超えたかな」と思えるようになりました。なんでも時間が解決してくれますね。もう10年です。取材は良い機会となりました。感謝です。一番好きなカフェの動画です。もう何度もブログに上げていますが、何度見ても可愛い。

王子ともぐもぐ

この動画の中に映る猫のほとんどが、もう死んでいます。

キジトラのモグモグは譲渡。王子は死んだ。映像に残る、お千代もランもスーも、あーちゃんも死んだ。そして、絶対に死なないと思っていた、黒猫デカチューが、9月12日に逝きました。大きな身体で貪欲な食欲。長生きするタイプと思っていたのですが、まさかの腎不全。6月に中程度の腎不全と診断されていましたが、急激に悪くなりました。また少し気落ちしておまります。歳ですね。悲しみを超える時間が、歳とともに長くなっています。でも8月に肛門腺破裂で体調を崩した、妹のグレコは、生き延びました。良かったです。

兄妹最後のツーショット(7月23日の写真)

バイバイ!デカ!良い子でした。

保護猫カフェ時代のデカのブログ

シェルター運営を支えてくださるサポーターをお願いしております。

現在では90名のサポーター、マンスリー227、000円が確定。

支払い手数料8%が引かれた金額を、毎月25日に受け取っております。

7月分(8月25日受取)は、211,584円でした。

シェルター運営費用の目標金額は30万円(家賃を含む)です。

フードやトイレ砂などの消耗品費は物価高騰により1、5倍となっています。一人でも多くの方からのご支援を賜りたくお願いをいたします。

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高齢猫の治療と看取りが続く 7

2024-08-19 11:49:12 | 高齢猫の治療と看取りが続く

猛暑の中、看取りの連続となりました。

7月7日、三原台三毛ママ14才で死亡。重度の慢性鼻炎。衰弱に気が付いた時には遅かった。飼い主さん孤独死で保護。

7月11日、石神井町のハナエママ15才で死亡(腎不全)A畳店の庭からの保護。親子(子供2匹)で保護。子供のタタミちゃんは2023年11月に13才で死亡。私は入院中だった。仲良し親子でした。

7月31日、茶白ちゃん13才病死。急激に衰弱。検査したが病名は不明のまま死亡。妊娠した母猫を保護。家の中で生まれても、人馴れしなかった子。

8月9日、石神井台チャロ9才。気がついた時には、腎臓の数値は末期の腎不全。全く人馴れしていないのに、体調悪くなってからは、私を見ると鳴くようになった。

家の中は24時間、設定温度26〜27度を保っており、猫も私も快適に暮らしているとは言え、厳しい暑さが堪えるのか、ここまで連続した見取りは初めて。200を超える見取りの経験を持っていても落ち込みました。腎不全末期でも、補液をすることで、何日かの延命はできるのですが、人馴れしていない猫は嫌がります。嫌がるだけではなく、恐怖の顔をします。無理やり押さえて、針を刺す行為が、自分としては拷問に思えるのです。だから最低限しか、補液は行いません。私にとっての看取りとは、死んでいく猫を見守る作業です。ケージには入れないで、好きな場所で、好きなように、死んでいけるよう見守ります。死んだ時間を確認する。死んで硬直が始まる時に、体を拭き形を整える。タオルに包み、夏は冷蔵保存をします。

私の看取りによる落ち込みとは、猫が死んだ事が悲しいのではなく、自分の活動の終わりを再認識してしまうからだと思っています。上手く説明できないのですが、保護した猫には、1匹1匹のドラマがあるのです。それらが消えてしまう悲しさかな。どの猫にも可愛い子猫の時期があって、不幸な環境に生まれたことで、人間が救いの手を出して、運命と環境を変えられて、私の元で猫生(人生)を終える。それが良いことか、悪いことかは分かりませんが、死んだことでドラマも終わる。私以外、その猫の存在を覚えていない。私が死んだら、猫のドラマは完全に消える。仕方無いことですが、それが悲しいのです。「そのためにお墓を作ったのだから、まぁいいか。」と、落ち込んでも最後は何時も、そうやって自分を慰めております。

まぁー死んだ子ばかりではなく、生き延びる子もいるから頑張るか!

食いしん坊のグレコが寝てばかり。鼻水、くしゃみ、目ヤニが酷い。食いしん坊が食べない。脱水してる。絶対に病気だ。今度は死なせない。兄弟のデカチュウが、1ヶ月前に腎不全と診断されているので「グレコ、お前もか」の思いでした。が・・・

なんと肛門周辺が、大きく膿んでいました。診断では、肛門腺の破裂によるものか、慢性の下痢による化膿とのことでしたか、どっちかは分かりません。お尻を、しつこく舐めている姿も見て無いし、お尻を床に擦りつけて、ズリズリする様子も見て無い。私が見て無いだけかもしれないけど。そして膿んだ箇所は、毛に覆われて見えてなかったのです。キャリーから診察台に乗せる時に、尾が濡れていたので、初めて気がついたのです。

2週間持続するコンベニア(抗生物質)を使ったので、私が投薬、消毒をすることはないのですが、傷が治るには2週間ほど掛かる。完璧に傷が乾かないで、カラーを外せば、絶対に舐める。だからケージ飼いにしました。傷は順調に乾いてきています。

グレコの兄のデカチュは腎不全が進行中。人馴れ度は抜群なので、補液は簡単。毎日朝晩、100C Cの補液。

グレコ一日3回の給餌と、脳挫傷の羽ちゃん1日2回の給餌。

やる事多く、一日がすぐ終わります。ブログ更新しなかった20日間、全く外出していませんでした。それなのにブログ書けなかった。昨日、やっと髪を切ってきました。暑い。怠いの連続です。そして明日は、また抗がん剤投与の日。もう3週間が経過。猫も私もサバイバル。なんとか頑張ります!

シェルター運営を支えてくださるサポーターをお願いしております。

現在では90名のサポーター、マンスリー227、000円が確定。

支払い手数料8%が引かれた金額を、毎月25日に受け取っております。

6月分(7月25日受取)は206,112円でした。

シェルター運営費用の目標金額は30万円(家賃を含む)です。

フードやトイレ砂などの消耗品費は物価高騰により1、5倍となっています。一人でも多くの方からのご支援を賜りたくお願いをいたします。

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高齢猫の治療と看取りが続く 6

2024-07-29 11:53:23 | 高齢猫の治療と看取りが続く

7月25日の午前中、獣医さんに3匹を連れて行きました。

1匹目は、預かりさん宅でお世話になっている黒ママちゃん。口内の様子が気になるとのことで、里帰りさせての受診でした。人慣れしているので、受診は楽です。化膿していた歯を1本その場で抜歯。血液検査とエコーにおいて、内臓には問題無し。いつも瞬膜が腫れているので、特別な目薬を処方して頂きました。

2匹目は、膀胱炎が治らないサビ猫の楓ちゃん。どの抗生物質が効くのかを調べるために、尿を採取して外注検査へ。エコーで膀胱の位置を確認しながら、お腹に注射器(針)を刺しての採尿。初めて見ました。エコーで見る膀胱は形は正常に見えるとのことで、投薬は検査結果待ち。腎臓は悪くなっており、中程度の腎不全。この子の補液も難しいだろうな。触られるの嫌いだから。

そして心配な子がこの子。子猫で譲渡して、飼い主さんの元で9年暮らし、訳あって出戻った茶白ちゃん。一緒に暮らして4年目。絶対に触れないビビり猫。恐怖を与えないで、どう捕獲するかを考えている間に、痩せてしまった。私の失敗。

目が合うだけで逃げる猫。失敗はできない。特製のタモを作り捕獲に挑む。

エコー、血液検査では異常無し。白血球も腎臓の値も正常。副腎機能の数値が少し悪い。ある病気を疑い外注検査。結果が出るまで、治療ができない。結果出るまで、もたないかもしれない。最悪です。もっと早く捕まえれば良かった。生きてくれ。相棒のウーが悲しむよ。

これまで看取りを行い、猫のお墓に埋葬した猫の数は210匹。気持ちの持ち方は強くなったが、辛さには変わりない。頑張るしかない。

茶白ちゃん、昨日も今日も少しは食べました。でもまた痩せている。思いっきて捕獲。補液をする。今週、私が抗がん剤の週だから、なんとか生き延びて欲しい。補液が終わると、またウーのところに寄り添う。頑張れ!茶白ちゃん。私も。

 

シェルター運営を支えてくださるサポーターをお願いしております。

現在では90名のサポーター、マンスリー227、000円が確定。

支払い手数料8%が引かれた金額を、毎月25日に受け取っております。

6月分(7月25日受取)は206,112円でした。

シェルター運営費用の目標金額は30万円(家賃を含む)です。

フードやトイレ砂などの消耗品費は物価高騰により1、5倍となっています。一人でも多くの方からのご支援を賜りたくお願いをいたします。

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