三太郎一家・福猫はどの子!PART7(完結編)

三太郎一家を応援してくださった方々に送るブログ
※写真文章の無断転載リンクを禁止

初めて癌と診断された時の気持ち 4

2023-12-29 10:02:12 | 私の病気(胃癌)について

年末ですね。9月に、余命半年の胃癌と診断された時から、いろいろな事が浮かんできましたが、

初めは単純で「お正月は越せるのかな〜」「来年の桜は見ることできるかな〜」

「誕生日(3.21)は70歳は越せるかな〜」でした。抗がん剤治療を受けたお陰で、

お正月は大丈夫そうです。12月21日に4回目の抗がん剤投与を受けました。

1、2、3回目と続けて受けてみて、その時々で体調は異なります。

苦しいほどの副作用はなく、私の場合は、とにかく眠気が強いのです。

低血圧となるのも副作用。投与後の数日間の血圧は、下が50代で上は90あるか無いかです。

眠いと、常に脳内には霧がかかった状態で思考能力が落ち、まともな文章は書けないです。

今日が投与後1週間となるので、眠気は減り、脳内も普通になりつつあります。

能力回復のために、掃除の合間にブログ書いております。

私の今の身体の状態ですが、腫瘍からの出血は無く、貧血は改善されました。

血液検査において全ての数値が正常で、腫瘍マーカーの数値までが良くなっているとのことでした。

治療受けて良かったです。体重は夏から10キロ減りましたが、元々が肥満体系だったので、

普通になった感じです。お腹が引っ込むと、掃除がしやすいです(笑)

 

3週間の入院をした11月に、知人に預けていた羽ちゃん(脳挫傷で身体が不自由)を、

退院後にすぐに引き取りました。

規則正しい生活を送るには、羽ちゃんのお世話が最適なのです。羽ちゃんのためなら、

眠くても起きることができます。朝ご飯は8時。夜ご飯は5時。間に時々、おやつと水。

ゆっくり時間かけてお世話しています。多忙だった時はそんな時間は無かったです。

知人に預けて初めて知ったことは、羽ちゃん、カリカリが好きだったのです。

知らなかった。食べさせやすいウェットしか浮かばなかった。

ゆっくりと、一粒ず食べさせています。ご飯の後は、身体を拭いたり耳掃除。

静かな時間が流れています。私にとって幸福な時間です。

抗がん剤治療での副作用は、吐き気と食欲減退が多いと思われがちですが、

私には、それが無く助かっております。一度に食べられる量が、とても少なくなっていましたが、

今は普通に近くなっています。食べる物は、胃に優しい食べ物(繊維質の多い食材を抜く)だけ。

自分で作ります。質の良いタンパク質と野菜たっぷりの食事を一日4回です。

長年、負担をかけていた胃を大切にしております。料理する時間は楽しいです。

ここ20年間、経験できなかった贅沢な時間です。

自分の体調管理と、猫の世話に集中するを毎日です。

癌治療には、高額な医療費が必要だと思っておりましたが、私は高齢者で低所得のため、

毎月の医療費支払いには上限があり、全額を支払うことはありません。

身内が掛けてくれていた生命保険も、癌適応となっており、治療ごとに保険金が出ております。 

そんな訳で自分の生活は、なんとかできております。癌と分かる前には、

自分の収入(年金)のほとんどは、猫の飼育費用の赤字補填となっておりましたが、

今は、それができない状況ではあります。

でも皆様の支援に支えられて、シェルター運営が継続できております。

時間に追われることなく、治療に専念でき、猫達と静かな時間を過ごしております。

本当に支援者の皆様方のお力とお陰です。心から感謝しております

今後、猫達をどう飼育するかの大筋は決めています。体調が良い時に、また書きます。

本当に今年は、ご心配をおかけしました。そしてお世話になりました。

皆様、良いお年をお迎え下さいませ。ありがとうござました。

 

私のシェルター運営を支えてくれるサポーターを募集しております。

現在90名のサポーター、マンスリー210、000円(支払い手数料含む)です。

シェルター運営費用の目標金額は30万円(家賃を含む)です。

一人でも多くの方からのご支援を賜りたくお願いをいたします。

READYFOR常設型/継続寄付型プロジェクトはこちらへ

 

 

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高齢猫の治療と看取りが続く

2023-12-20 15:53:01 | 高齢猫の治療と看取りが続く

寒い日が続いておりますが、皆様のご支援のお陰で、暖かな部屋で

猫たちは質の良いフードやオヤツを食べ、平穏に暮らせております。

ありがとうございます。本当に心から感謝しております。

 

自分の体調(胃癌の治療中)が、急に悪くなることを想定して、

月に一度は気になる猫を、獣医さんに連れて行っています。

高齢の猫は少しずつ痩せていくし、毛艶が悪くなっていきます。

次は、どの子が死ぬんだろうかと、日々思ってしまいます。

看取りは、数重ねても慣れないです。死が悲しいのではなく、

苦しみなく見送りたいので、すごく気を使います。今も一匹、看取りの最中です。

 

気になる猫は検査して、どこが悪いのかを知っているだけで、私の気持ちが落ち着くのです。

だから可能な限り、病院に行きます。

一度に、連れて行ける数は3匹か4匹。石神井に住んでいた時期に長く、

お世話になっていた獣医さんに通っています。

一度に多くの猫を見て下さる先生は、他にいないと思います。

人馴れしていないビビリの猫ばかりで、診察は大変なのです。時間もかかります。

12月15日診察↓

肝臓の数値は高いけれど、エコーで見ても異常がない。

ご飯は食べているから、このまま様子見。

同じく12月15日に診察↓

毎月、親娘セットで連れて行ってます。二匹はタクシーの中で、ずっと鳴くし

母猫は必ずキャリーバッグの中でウンチします。運転者さんに申し訳ない。

12月1日に受診↓ 今は元気に、ご飯を食べています。

この子が唯一、譲渡可能な人馴れしている穏やかな猫です。

縁があれば、譲渡するつもりです。すごい食いしん坊です。

僕ちん、推定で6か7歳。飼いやすい猫です。7キロあります。でかい!

 

私のシェルター運営を支えてくれるサポーターを募集しております。

現在90名のサポーター、マンスリー210、000円(支払い手数料含む)です。

シェルター運営費用の目標金額は30万円(家賃を含む)です。

一人でも多くの方からのご支援を賜りたくお願いをいたします。

READYFOR常設型/継続寄付型プロジェクトはこちらへ

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初めて癌と診断された時の気持ち 3

2023-12-04 18:13:56 | 私の病気(胃癌)について

前回の続きです。自分の受けた治療内容を書きますが、私の癌は手術はできない、

ステージ4の進行癌です。余命は半年(何もしなければ)、抗がん剤治療を受けることで

1年の延命できるカモ(個人差がある)

カモと書くのは、今の主治医には、どのくらいの延命ができるのかは聞いていませんので。

来年の1月中旬には内視鏡検査の予定なので、癌の様子が分かると思います。

その時に余命は延びたのか、質問してみます。

胃癌の初期で治療された方とは、私の治療法は違うと思います。

自分の体験を書くだけです。なので全てが正しいと思わないで下さいね。

本当に、ご参考までにです。

このオプジーボ➕化学療法には3種類の方法がある。

11月1日入院。1回目、2回目(2週間がワンクール)の抗がん剤治療を終えて退院しました。

入院時は、胃の中にある腫瘍から出血があり、貧血が進んでおりました。

腫瘍からの出血を止めるためには絶食をします。飲んで良い物は、薬と少量の水だけ。

24時間の点滴をしているので、だるさとか、極端な空腹とか喉の渇きはありませんが、

毎日、体重が落ちるので、身体も気分も重くなります。食べたいと言う気持ちは、日々高まり、

絶食4日目くらいから回診して下さる先生に、「お腹が空きました」と連呼してました(笑)子供か!

この辛い絶食期間と、抗がん剤1回目投与は同時進行でした。初めての抗がん投入への恐怖と

どんな副作用が起きるのかの不安で、精神的に辛かったです。しかし、

主治医(医師4名のチーム)の先生、チームの先生、看護師さん、薬剤師さん。

皆様がきちんとサポートして下さるので辛いことは、ひとつずつクリアーできたのです。

絶食中でも、胃壁を守るための薬は飲むのですが、4日目あたりで飲めなくなりました。

薬と水の匂いで、吐き気がくるのです。その旨を伝えて、飲み薬は中止。

抗がん剤の投与(1回目は腕からの点滴で入れていた)合間に、

吐き気止め薬を点滴で入れてもらい、吐き気は一回だけで終わりました。

食事が始まってからは、毎食前に、吐き気止めの錠剤を飲んでいたので、

食欲不振も吐き気もありませんでした。あったのは下痢と便秘、倦怠感、血圧低下。

これらも抗がん剤の副作用です。

1回目の抗がん剤で、自分の体調がどうなるかが分かったので、2回目は気持ちは楽でした。

絶食は6日で終わり、三分がゆを食べていたので、だるさも無くなりました。

食事を全て完食していたので、すぐに五分がゆとなり、おかずの多い食事が取れ

病院の食事が美味しくて、本当にご飯が楽しみでした。

体重減少も止まり、大きな副作用もなかったのですが、問題は便秘でした。

ビロウな話になるので、また別で書きます。

(すごい重症な便秘は帰宅後、ノンアル米麹の甘酒で完治したのです)

私の治療法は、通常は入院しないで外来で行います。

3種類の薬と吐き気止めの薬は、約2時間半で投入完了ですが、

後の1種類の投与には46時間を必要とします。

46時間だと入院しての投入ですが、抗がん剤を投入しながら帰宅できる方法があるのです。

別名、抗がん剤お持ち帰りポンプ。びっくりしますよね!

これは私では説明は不可能です。また新しい方法です。

リザーバー&ポート研究会

理解できましたでしょうか?

お産以外入院したことのない私が、短期間で最新医療を体験しました。

驚きの連続でした。採血以外、全てが初めての経験で入院中は気を張ってました。

自宅に帰ってから、その疲れが出ているのでしょうか。とにかく横になるとすぐ眠れます。

でもなぜか2時間で目が覚める毎日です。

何時に寝ても夜11時、夜中2時半、朝の4時前に目が覚めるのです。

続けて5時間は眠りたいのですが、熟睡していても目が覚める。

そして筋力低下はキツイです。まだ動きが悪いです。日々、筋肉痛が残ります。

スローペースで休み休み、猫のお世話をしております。

あー大変、大事なこと書き忘れ。

先週の木曜日が、3回目の抗がん剤の日でしたが、なんと白血球の数値が

かなり下がっていて、抗がん剤投入は延期となりました。

免疫力の低下です。これも副作用の一つ。

まだまだ闘病生活は続きます。人混みには一切でていません。

食料もネットでまとめ買いして、家に籠り、筋力が戻るよう掃除の毎日です。

また書きます!

 

私のシェルター運営を支えてくれるサポーターを募集しております。

現在90名のサポーター、マンスリー210、000円(支払い手数料含む)です。

シェルター運営費用の目標金額は30万円(家賃を含む)です。

一人でも多くの方からのご支援を賜りたくお願いをいたします。

READYFOR常設型/継続寄付型プロジェクトはこちらへ

 

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする