三太郎一家・福猫はどの子!PART7(完結編)

三太郎一家を応援してくださった方々に送るブログ
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終活いろいろ

2025-02-03 12:14:53 | 私の地域猫活動 総括

今回の記事は私のブログを長く読んで下さっている方に、見て頂きたく書いてます。私の猫活動は、ブログで始まりました。初期のブログを読まずに、このPART7だけでは、私の考えや行動は理解はできないと思います。理解して欲しくて、ブログを書き続けているのではなく、私の猫活動を中継してきました。読み返せば自分としては、壮絶な経験をしてきた感があります。嘘無しで書いてます。ドキュメンタリーです。ただ読んで不快になる事件には、オブラートで包みました。(オブラート知らない人いるかしら)

最近、Facebookのコメントで「死ぬと書かないで虹の橋を渡ると書いてはどうか」を受けました。「そうですね」と返しましたが、これについて語ると長くなるので、ここに書きます。言い訳では無いのです。事情説明です。私と猫の関係から説明しないと分からないと思うので、コメント欄には書けません。上手く説明できるように、箇条書きにします。

⭕️虹の橋を渡るとの表現方法は、70才の私には馴染めないのです。

⭕️虹の橋を渡るの語源は、ペットが死んだ時に使う言葉だと認識しています。

⭕️私は自分の飼育する猫を、ペットと思っていません。もっと言うと、ペットと言う言葉が嫌いです。

⭕️飼育する猫と人との関係。個々で違うと思いますが、同居する家族と思う人が多いのかなと、想像します。

⭕️家族である猫と、飼い主は同等でしょうか?私は20数年、一人暮らしなので家族はいません。猫が家族とは、思っていない。

⭕️私が一番最初に飼った猫を、パートナーと表現していました。自分と同じ時間を共有する、唯一無二な存在だと、感じていました。

⭕️ただ、ここまで多くの猫と暮らすとパートナーではありません。猫は保護猫と呼び、自分は飼育者。

🔴私がブログを開始した時期「人と猫を同等に表現するのはダメ」と主張する人(ネット上で)がいた。

⭕️保護猫の貰い手を探すために「里親募集」と書くと、攻撃されるのです。

⭕️「里親の元で暮らす人は多い。その人間と野良猫と同等に表現するのか!」との主張。20年前の話。

⭕️だから私は長く、里親と言う言葉を使いませんでした。「新しい飼い主さん募集」としていました。

⭕️他に野良猫と言う表現もダメで、「飼い主のいない猫」を使っています。ノラちゃんとは言いますが。

🔴このような制限を受け、猫と人とを同等に書いてはいけないと、私の脳に刷り込みされました。

⭕️これだけブログが長いと、思いつくまま書いているような印象が有るかもしれませんが、使う言葉には、神経を使ってます。

⭕️他の方が、猫の死をどう書くのか見てみました。死ぬ、亡くなる、送る、見送る、空に帰る。虹の橋は多いです。

以上、結論ではありません。私は、自分の選んだ言葉で表現します。今後、何かの影響で変化するかもしれませんが、保護猫が高齢で死ぬ。私も癌で死ぬ。同等の扱いで表現します。

ただ反省はあります。私の最近のブログ、Facebookは、病気と死ぬ話ばっかり。読む方にとっては、暗い話で申し訳ありません。書いている私も、楽しくは無いです。高齢になった今、通う場所は、病院と猫のお墓ばかり。楽しいことは、ほぼ無い生活してます。若いボラさん方が、不幸な命を救い、新しい飼い主さんへ譲渡し「猫が幸福になって良かった〜」の、輝きの有る活動は無い。私はもう、それらを卒業したんです。

卒業していることを知らない人には、伝えていかないといけないのかな。ブログ開始して来年で20年。Facebookは、保護猫カフェ開店前だと思うから、やはり長い。プロフィールや活動の説明なんかを、書き直ししていかないといけない。とは、思っています。癌告知受けて1年と半年。私物の整理と、処分は終わています。今はネット上に書き散らかした文章の、整理に入っています。高齢になると1日が終わるのが、とても早い。なかなか進みません。でも死ぬまでに、なんとかせねばと思っています。自分が死ぬことで、他の方に迷惑をかけたく無いのです。それだけです。

ほらまた、死を連発。すみません。猫は高齢、私は癌。死ぬのが当り前の生活しているので、遠慮なく書いてます。不快になられましたら申し訳ない。お許し願います。

ついでにカミングアウト。何度か、ブログの中に「病まない努力」と、書いています。そう書くには理由があって、病みそうな状況があったからです。それらは保護猫カフェ運営時期に、始まっていました。まずは、お肉を食べることができなくなりました。理由は、家畜の悲惨な状態と、動物実験の実態を知ったからです。それが長く続いて、栄養状態が悪くなったのは確かです。猫活動においては、理不尽で辛いことが多く、悲しみをお酒で処理していました。その結果が、癌に繋がったと思っています。丈夫な身体が、ギブアップしたのです。身体が先に壊れて、精神は病まないですんだのかもしれない。うつ病には、なっていないと思います。元気に動けるので。ただ過去ブログが、読めなくなっています。死んだ猫の記事や、誹謗中傷された時期のブログとか、見たくないのです。逃避だと思います。逃避することで、病みそうな精神を守ってきたのだと思ってます。最近、お墓の帰りに石神井公園の前まで行きましたが、中に入る勇気が出ませんでした。公園内の隅々まで記憶しています。あの場所で、あの子(猫ですよ)を保護したとか、あの子が暮らしていたとか鮮明に覚えていて、それが辛いのです。公園内を散歩する余裕が出るには、かなりの時間が必要な気がしてます。まぁ、自分が好きで始めたことの結果なので、自分で乗り越えます。

ブログの整理は終活です。私は先人のブログで地域猫活動を勉強し動いていました。だから自分の経験が少しでも、どこかで役に立つような形になればと思い、模索してます。大量のブログです。整理していくことで、長生きできそうな気もしています。温かく見守っていただけると嬉しいです。

シェルター運営を支えてくださるサポーターをお願いしております。

  • 12月現在/サポーター数88名(増減があります)
  • マンスリー228,000円(11月分)
  • READYFORへの支払い手数料20,064円
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私が経験した地域猫活動

2024-06-04 11:53:31 | 私の地域猫活動 総括

総括なんて勇ましいカテゴリーですが、書いていませんでした。

「書かなきゃ書かなきゃ」とは思いながらも、猫の飼育に追われ

時間が流れました。今でこそ世間的に認知されている

「地域猫活動」と言う言葉を知る人間は、私が活動開始した頃には、

ほぼいませんでしたね。

飼い主のいない猫の世話をする人はいましたが、

その行為がボランティア活動と、認識する人は少なかった。

むしろ迷惑行為と思っている人は、沢山いました。

今思えば私の活動は、それらと戦う活動だったと思います。

小さな命を、命とも思わない人間の行為は残酷でした。

辛い悲しい経験を重ねていく中、念じていたことは

「病んではいけない。病んだら活動できない。頑張れ!」です。

前例のない活動を個人で行う事で、精神的に病んだ方が何人かいましたので。

他人から、面と向かっての誹謗中傷。

仲間同士でも批判。信頼していた人からの裏切り。

強くならなければ、活動はできなかったです。

私は、それで癌になったのかもしれない(笑)

昨年の夏に保護した、石神井ミーちゃん↓

あの酷暑の中、この子の保護で無理して吐血したかも。

これは事実です。この保護には、かなりのストレスを感じていました。

石神井に行くのに片道1、5時間。往復3時間にプラス捕獲時間。

7月8月は、大きな公園のトイレ掃除をパートでしていたので、

捕獲に通うことは地獄でした。歩くと、動悸が酷かったです。

その動悸を病気とは思わないで、肥満からくるものだと

思い込んでいたから、私はおめでたい。

倒れないと分からない、お馬鹿さんでした。

保護してから、闘病中にミーちゃんのことで、思い出した事があるのです。

このミーちゃんは、私が地域猫活動を開始した最初の頃にTNRをした猫に、

間違いないのです。

去年、保護直後はケージで鳴き叫ぶこと2ヶ月。

ケージから出しても窓に張りつき、鳴くこと3ヶ月。

鳴くだけではなく脱走防止のネットを叩くは、カーテンは引きちぎるは。

うるさいのなんのって。今でも1日に数回は、網戸を叩きます。

外に出たいのです。自由に暮らしてきた猫は、外が好きなのですが・・・

絶対に出しません!意地でも出しません。身体張って保護した子なので。

「子猫がいるから助けて欲しい」と、依頼のあった三毛猫は、

私が昔、避妊手術をしてリリースし、毎日、配食をしていた猫で、

ある日突然、姿が消えた猫だったのです。

2010年、石神井公園駅周辺のTNR活動を開始した時期の猫でした。

なぜ思い出したのか。耳カットの形です。

当時の地域猫活動は始まったばかりで、

野良猫の不妊手術する獣医さんも少なく、

手術した証となる耳カットも、

獣医さんの好みで、形が違っていたのです。

私が最初に使っていた獣医さんのカットは、特殊でした。

普通の人には、これが耳カットとは思えないですね。

そしてミーちゃんもカットが同じ↓

それに気が付くのが遅かった。

ミーを保護してすぐの癌治療だったので、

怠くてベットにいる時間が長く、その時に気がついたのです。

本当なら保護していたかもしれない猫が、10年以上経って、

私の家にやってきた。これも運命でしょうか。子猫どころじゃない!

今年で15才!獣医さんの見立ては正解でした。

保護した経緯はここに書いております。

おまけです。私は大きな耳カットは嫌いでした。

シェルター運営を支えてくださるサポーターをお願いしております。

現在では90名のサポーター、マンスリー227、000円が確定。

支払い手数料8%が引かれた金額を、毎月25日に受け取っております。

3月分(4月25日受取)は190、608円です。

シェルター運営費用の目標金額は30万円(家賃を含む)です。

フードやトイレ砂などの消耗品費は物価高騰により1、5倍となっています。一人でも多くの方からのご支援を賜りたくお願いをいたします。

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猫たくさん飼った人が知るあるある

2023-01-09 12:28:14 | 私の地域猫活動 総括

更新が遅くなりました。毎年、保護猫を多く看取っているので、自然と気持ちが喪中でして、

お正月の行事をしなくなって長いです。私はお酒が好きです。酒豪です。でも飲み友達は早くに、

ほぼ癌で亡くなっており、今は家飲みオンリー。飲んでも大きく酔わなくて、すぐ冷めるタイプ。

毎年、大晦日は酔いつぶれてしまい、紅白は見たことがなかったのですが、今年は見ました。

0時前には、年越し蕎麦を作って食べました。お酒をやめたからです。願を掛けての断酒です。

今年の目標は「経験を形にする」。ブログ歴17年。保護猫と私の歴史を全て記載。

書き続けてきたブログを纏めていきたい。かなり前から言っております。

今年こそは、夢を実現するために努力して参ります。本年も引き続き、宜しくお願い申し上げます。

まずはコレから↓書こうと思ったきっかけがあります。

最近、保護猫に関するテレビ番組が多いですね。 インスタでも多くの猫の写真を日々見ます。

それらを見ていると、「あれ?危ないな!」と思うことが頻繁にあるのです。

例えばケージの一番上、格子の上に、猫が乗っている姿です。あれは危険なのです。

猫が足を突っ込んで骨折することがあります。収納に使う金属製ラックも同じです。

ケージ、ラックの上には必ず、段ボール、布、養生シートのような物を敷いて

隙間をなくし足を突っ込まないようにすることは、私の中では常識です。

骨折した例を知っているから。保護猫カフェ運営時代に、多くの猫好きな人の、

失敗談も聞いてきました。怪我や病気は防止できます。知ることで防止できます。

猫初心者も飼ったことがある人も、知らないことは沢山あります。

それに気がついて欲しいのです。そのためのパンフレット(あるいは本)を作りたい。

印刷物にしなくても、ネットで無料公開できますね。

防止は、猫への無駄な苦痛をなくし、多額の医療費も節約できる。

骨折手術の費用は凄いですよ。ボルトを入れて、あとで抜く手術。最低でも2回の手術。

 

そして迷い猫のサイトの多いこと。掲載されている猫の数の多さに、呆れてしまいます。

SNSでは迷い猫探していますのチラシが日々、拡散されています。

正直、猫出すなよ!と怒りが湧きます。迷子になった猫の末路は死です。

猫が出るのは飼い主の責任。脱走防止を完全にしておけば、猫は出ない。死なない。

猫は何故出るのか。どこから出るのか。どんな時に出るのか。

そんなことを、経験を元に簡単明瞭に書いてみたいのです。

構想1年。昨年の10月から書き始めましたが、まだ半分もできていません。

まず読者に伝えたいことを文章にして、イラストの希望を書いて漫画家さんにメールする。

拙い文章を、漫画家さんが理解してくれ表現してくれます。

漫画家さんは猫漫画作家なので、私の思った通リに表現してもらえます。

仮でできたページを再度、私が文章を練っていき、

漫画家さんとウェブデザイナーさんに相談していく。

この繰り返しとなります。時間が掛かります。

完成時期の目標は春。子猫が出る譲渡会が開催される時期です。

譲渡活動をされるボランティアさん達の、お役に立ちたいと思っています。

「脱走防止に関しては、このページを参考にして下さい。」とスマホで

飼い主希望の人に見せ、飼い方や注意事項が、簡単に説明できる物が理想。

できるかな〜頑張りましょう!

 

【ご支援のお願い】
猫のフード、消耗品、電気代が値上がりしています。
ホームセンターで買い物をすると、今までの2〜3割高くなっています。
多くの猫の飼育料は、大変厳しい状況となっております。
これまでと同様に、ご支援をいただけますと助かります。
宜しくお願い致します。
アマゾン欲しいものリスト

私のシェルター運営を支えてくれるサポーターを募集しております。

現在43名のサポーター、マンスリー108、000円です。

シェルター運営費用の目標金額は30万円(家賃を含む)です。

一人でも多くの方からのご支援を賜りたくお願いをいたします。

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