最近、猫に噛まれた方の死亡されたニュースを見ました。
猫好きにとっては、驚いて心臓がバクバクしました。
よく読んでみれば、死因は別とのことで少しは安心しましたが、
お若い方の突然死が多く心が痛みます。
亡くなった方のご冥福を心からお祈りいたします。
これまで多くの猫の飼育をしてきましたが、私は噛まれたのは1度だけです。
猫初心者の頃、人慣れした外猫の鼻の前に人差し指を出したら、
カプ!と噛まれ、離さないのです。痛いと言うよりビックリして、
反対の手で口をこじ開けました。それもけっこう危ない事ですが、
猫は、されるまま抵抗しませんでした。
多分猫にとっては、遊びだったのかもしれません。
攻撃で噛んだのであれば、反対の手も噛んだと思います。
指は腫れましたね。一度、痛い思いをすれば、以後気を付けます。
それ以来、噛まれたことはありません。噛まれないコツは
猫の口の前に、手を持っていかないこと。簡単な事です。
ただ蹴られて大怪我になったことが一度だけあります。
手の甲を蹴られて、手が1、5倍になるほど腫れました。
甲に浮き出ている血管に猫の後ろ足の爪が激突。
血は出なかったので打撲でしょうか。
熱は出るは、激痛だは、その腫れ方(手の甲が硬くなる)は恐怖でしたが、
でも病院に行った記憶がないのです。よく完治しました。
多分、知人の医者に抗生物質をもらい治したと思います。
長い期間、蹴られた部分が硬くなり、指の動きが悪くなっていた事を記憶しています。
なぜ蹴られたか。猫の喧嘩を手で止めました。
取っ組み合いをしている猫を手で引き離したのです。
上に乗っていた猫の脇に手を入れて、抱き抱えた事で蹴られました。
保護カフェを運営していた時で、営業中の出来事。
喧嘩は何時も足で止めるのですが、お客さんがいた事で、
猫を蹴ってると思われたくなくて、手を出したのですね。
猫は喧嘩している時は、怒鳴っても、水をかけても止めません。
パニック、興奮状態の猫を触ると必ず噛まれます。
それは、野良ちゃんでも飼い猫でも同じです。
私に怪我させたケーパー↓(多頭飼育崩壊猫)
喧嘩とマーキング王ケーパーは2019年9月18歳で死亡。
最期はマーキングも喧嘩もしない猫となっていました。良い子でした。
http://happynekonerima.blog.fc2.com/blog-entry-256.html
保護直後のケーパー↓
⚫️知人の経験を書きます。二匹とも人慣れ度抜群の猫でした。
その1😹夜中に猫は家具(ドレッサー)と壁の隙間に落ち挟まった。
動けなくなった猫を、手で出そうとした時に噛まれた。
子猫の時から育てた猫で、飼い主とは親子関係ができており、
絶対に噛む猫ではなかったのですが、パニックを起こしたのでしょう。噛まれました。
深夜に泣き叫ぶ猫を見た飼い主さんも慌てたのでしょう。家具を動かせば良い事だったのです。
その2😹帰宅してドアーを開けた瞬間に、猫が飛び出て手摺に飛び乗った。マンショの3階で
猫は盲目。飼い主がパニックになり抱き抱えて噛まれた。これは仕方ないですね。
捕獲しないと3階から落ちるので、私でもそう行動すると思う。
室内飼いの猫は、外の空気を感じるだけで興奮します。猫は、異常を感じると
自分を守るために攻撃してきます。本能だと思います。
猫が飛び出ないように、脱走防止の柵を一枚、
ドアの手前に付けておけば、起きなかった事故。
多分、盲目で人慣れしている事で、ドアを開けても猫が出ることはないとの、
思い込みがあったのでしょうか。飼い主さんは、多くの猫と接した経験があるので、
軽く考えていたのかもしれません。人慣れしている猫でも、脱走防止は絶対に必要。
お二人とも医者に行くほどの大怪我となりました。
🔵私の保護した猫で、手を出せば噛みそうな猫はいました。
外で自由にいきていた猫がいきなり捕獲されて、病院に連れていかれ、
体のあちこちを触られたら、どんな猫でも、恐怖のどん底に落ちます。
怪我した猫は人の手=痛み。そう脳に刷り込みされていきます。
痛い経験をした猫は噛む。
人から見ては凶暴猫ですが、猫は必死で自分を守っているのです。
噛まれないように、人が気をつけることが大事。
三太郎君↓後ろ足が半分無くなる怪我しているところを保護。
手術、入院で1ケ月病院暮らし。それも小ケージ。
人の手が大嫌いで生きている間、触ることはできませんでした。
死んでから沢山撫ぜてやりました。でも仲間と一緒で幸せだったと思います。
https://ameblo.jp/soumenumai/entry-10519028152.html
タタミちゃん↓毒を食らい入院する事、1ケ月。
退院直後は凶暴でしたが、すぐに穏やかになりました。
今でも近寄ると必ず逃げます。触らせません。
フロントラインをするとパニックになります。
http://happynekonerima.blog.fc2.com/blog-entry-105.html
あと、噛む猫を作るのは人間との関係だと思っています。
子猫の時に、人が手を(足も)使って遊ぶと、猫によっては
手が攻撃対象になります。手で遊ぶとは、手を動かして、
驚かせたり、戦う仕草をする事です。子猫には、よくやりますね。
小さい時は、噛まれても痛くないですが、大きくなった猫では怪我します。
これも知人の経験ですが、手で遊ぶことをずっと続けた結果、
大きくなって攻撃性が高まり、飼い主さんご夫婦は、いつも手足が血だらけとの事です。
性格はとても甘えん坊なのに、不意打で攻撃して来るそうです。足を噛むそうです。
猫にとっては、一つの遊びとなっているのかもしれないですね。
ペットショップで買った洋猫だからデカイから痛い。でも、とても可愛いそうです。
全ての猫が、そうなるとは思いませんが、手遊びは、噛む猫になる可能性は高いです。
ペットシッターさんから聞いた話ですが、人を襲う猫がいるそうです。
知らない人が部屋に入ると飛びかかる。怖いですね。
どんな育ち方をすれば、そうなるのか。飼い主さんに聞いてみたいです。
猫と遊ぶ時は、猫のオモチャで遊ぶ事。これとても大事なことです。
人の手は優しい。温かい。触れると気持ち良いと教え、育てることが大事です。
本日は自分の経験、聞いた話を書きました。猫を飼う人の参考になれば幸いです。
少し前に若い人に「経験は財産」と言われたことがあります。
私は猫の行動学を本で学んだことはありませんが、飼育の経験は豊富です。
経験を、今のうちに書いて残してみたいと思っています。
それらが、社会への恩返しになると嬉しい。
【ご支援のお願い】
猫のフード、消耗品、電気代が値上がりしています。
ホームセンターで買い物をすると、今までの2〜3割高くなっています。
多くの猫の飼育料は、大変厳しい状況となっております。
これまでと同様に、ご支援をいただけますと助かります。
宜しくお願い致します。
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