三太郎一家・福猫はどの子!PART7(完結編)

三太郎一家を応援してくださった方々に送るブログ
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8回目支援金をいただきました/READYFOR継続寄付型プロジェクト

2023-01-26 16:06:02 | READYFOR継続寄付型プロジェクト

2022年5月2日、READYFOR継続寄付型プロジェクトを公開いたしました。

現在、サポーター45名。支援金の額はマンスリー110、000円となりました。

そして1月25日に(月末締め翌月25日払い)8回目の支援金(12月分)

98、496受け取りました。サポーターの皆様、ありがとうございました。

今回の寄付金は猫の医療費と光熱費に使用させて頂きます。

昨年の12月15日に、獣医さんに連れて行ったカールママ。

歯はボロボロで口角が、ただれていることが分かりました。

保護して丸7年となりますが、保護直後(2歳くらい)から口内が痛い仕草をしていました。

いつかは病院へ連れて行かなくてはと思っていましたが、全く人慣れしていない猫であったこと、

保護猫の数が多く食べさせるだけが精一杯の生活が続く中、病院に連れて行くことができていませんでした。

そのカールママに昨日、抜歯手術を受けさせることができました。

皆様のご支援のお陰です。これで痛みのない健やかな時間を保つことができ、

長生きできるかもしれません。息子のカールは、若年生腎不全と、口内の炎症が同時に起き、

治療はしましたが死にました。3年前のことです。

当時、コロナの助成金(10万円)があったので、

腎不全治療のための入院(静脈点滴)と、全額抜歯の手術も受けましたが、術後、

化膿してしまい死んでしまったのです。可哀想なことをしました。

私は、この手術の失敗がショックで、全額抜歯手術を行うことに抵抗を持ったのも確かです。

それで獣医を変えました。時間と交通費はかかるのですが、練馬でお世話になった先生に

今は、治療をお願いしています。

2022年12月15日。口内の確認と抗生物質(コンベニア)痛み止め(ステロイド)

暴れる子なので、鎮静をかけての診察を希望しましたが、鎮静が効かず大暴れ。

帰宅した頃に効いてボーとしていました。治療費約6千円。

12月27日。薬が切れたのか食べることができなくなり、再度コンベニアとステロイド。

2023年1月25日。また食べることができなくなり手術を受けさせました。

薬だけでは治らない。歯を抜けばどうなるか。やってみないと分からない。

除去した歯です。見たくない人はスルーして下さい。はっきり見たい方は、

一番最後に大きな写真を貼ります。口角が切れていたのではなく、

口角の内側に1センチくらいの肉芽腫ができていました。

痛いはずです。口を開けるたびに、肉芽腫がビラビラと動いていたはず。

手術代は53、350円でした。皆様からの支援金を使わせていただきました。

ありがとうございます。これで完治すれば良いのですが。経過をみます。

カールママ、帰宅してすぐに食べました。昨日に手術で、今日退院でした。

カールママは絶対に鳴かない子なので、2日連続バスと電車を乗り継ぎ、獣医さんに行きました。

歩きを入れて往復3時間ですが、鳴きませんでした。その鳴かない猫が、ご飯を食べたら、

ケージから出せと鳴いたのです。私の目を見て鳴いたのです。びっくりしました。

ご飯を食べるということは、痛くないということなので出しました。

すぐさま押入れに隠れましたが、多分大丈夫でしょう。

なんだか私が一安心です。毎日、朝晩、「今日は食べるか、何を食べさせるのか」

「薬を仕込むかどうするか」毎日、気にになるのです。その心配がしばらく無い。

嬉しいです。皆様からの、ご支援に心から感謝しております。

文末に抜いた歯の写真を入れます。

【ご支援のお願い】
猫のフード、消耗品、電気代が値上がりしています。
ホームセンターで買い物をすると、今までの2〜3割高くなっています。
多くの猫の飼育料は、大変厳しい状況となっております。
これまでと同様に、ご支援をいただけますと助かります。
宜しくお願い致します。
アマゾン欲しいものリスト

私のシェルター運営を支えてくれるサポーターを募集しております。

現在44名のサポーター、マンスリー109、000円です。

シェルター運営費用の目標金額は30万円(家賃を含む)です。

一人でも多くの方からのご支援を賜りたくお願いをいたします。

READYFOR常設型/継続寄付型プロジェクトはこちらへ

 

広角/間違い→口角(口の端)

 

 

 

 

 


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補液を止めるとき

2023-01-12 13:56:18 | 保護ねこを看取るとき

READYFOR継続寄付型プロジェクトにおいて現在サポーターの方は44名。

マンスリー109、000円となりました。ありがとうございます。

私がこのプロジェクトを公開したのは、昨年の5月です。

寄付型プロジェクトは、従来のクラファンとは異なり新しい試みで、

当時プロジェクトの数は、それほど多くはなかったのですが、

今はとても増えております。それだけ多くの団体が支援を求めているのです。

長く生きておりますが、こんなに短期間に物価が上がった経験は持ちません。

普通に、生活をすることさえ難しくなっています。

特に小さな命を守る活動においては、大きな影響が出ていると思います。

そんな中、私のシェルターで飼育する猫たちは、多くの支援者の方々に支えて頂き、

きちんとした飼育、私の理想の飼育方法が実践できるようになってきました。

支援者の方々に心から感謝しております。

 

1月10日のお昼過ぎ。腎不全であった三毛猫ジュンが静かに逝きました。

ジュンの受診時のこと

若いのに毛艶悪く、食べる量が少なくなり、何か病気を持っているとは思っていましたが、

人慣れしていないので、捕まえること事態がストレスとなる猫だと思い込んでおり、

食べている限りは無理に、病院に連れて行くことはしないと決めておりました。

しかし昨年の11月、全く食べなくなり、このままでは死んでしまうと思い

捕まえて病院へ。若年性腎不全と判明する。

獣医さんからは、とにかく補液を、毎日するよう指示されました。

人慣れしていない猫に対して、無理やり捕まえての補液はストレスとなります。

捕まるだけで、猫は怯えます。怯えた猫をケージに閉じ込め、朝晩、押さえつけ補液する。

長期間のケージの中だけの飼育。それが猫にとって、本当に良いことなのか。

ずっと悩んでいました。腎不全は完治しません。死ぬまで補液が必要となります。

猫は嫌でしょう。長生きしたいとも思っていないでしょう。

補液は延命なのか治療なのか(悩んでいた時のブログ)

看取りを多く経験して、結論は出ています。

1日でも長く生かすではなく、1日でも多く快適な暮らしをさせる。

そう決めています。特に、人慣れしていない猫は自然にさせる。

部屋に放したままのジュンへの補液は、毎日は無理でした。

熟睡している時を狙い、手早く捕まえて補液。

補液したらリリースを繰り返しました。回を重ねると、猫が賢くなり、

私の手が届く範囲で、熟睡をすることが減っていきました。

補液の回数も減る。食欲がなくなる。目に見えて痩せてくる。

死ぬ数日前には、二階から降りてうろうろするようになりました。

猫は死ぬ前に、冷たい場所を探します。死が近いと感じました。

この時点で補液を止めようと、思っていましたが心の片隅では、

「あと1回打てば、3日は長生きするかも。もう一度、ササミを食べるかも」

捕獲すべきと、日に何度もジュンを見ました。ジュンも熟睡しない。

見られている気配で、私を見るの繰り返し。

私の迷いを、ジュンは見抜きました。猫は不思議な生き物です。

ジュンは死ぬ2日前、私に抗議しに一階の台所まで来ました。

痩せて歩く姿も痛ましい姿だったのですが、高い椅子の上にジャンプして乗り

私の顔を見ながら、大きな声で何度も鳴きました。

「やめて!やめて!もうやめて!私を見ないで!ほっといて!」

そう聞こえました。鳴き終えてジュンは、一番寒い場所、リビングの

ベッドに入り昏睡状態となりました。

静かな呼吸を繰り返し、翌日のお昼過ぎに、私の見ている前で逝きました。

全く苦しまない死に方です。後悔の無い、良い看取りとなりました。

お疲れ様でした。ジュンちゃん。練馬区石神井台3丁目で子猫で保護。

猫に餌をやるだけの、無責任な人の家で生まれた子。それも人の食べ残しや竹輪。

捕獲当時は、ケージの中で飛び逃げるほどの怖がり猫で、獣医さんには、

この猫は飼うのは無理と言われました。そこから8年です。穏やかになったものです。

長くは無い猫生でしたが、幸せだったと思います。姉妹のネネは健康そのもの。

ベッタリ仲良しの姉妹ではなかったので、ネネは後を追うことはしないでしょう。

理想の飼育とは、猫にとって良質なフード、適切な医療、ストレスのない環境作りです。

シェルター運営は誰にでもできることでは有りません。猫が好きと言うだけでもできません。

ネット上で保護団体の批判が出る度に、自分の経験を思い返します。

最初に批判する人は少人数。その人達は、どのレベルの知識と経験を持っているのだろうか。

人を批判するには、確信と自信がないとできないと思う。

ネット上で批判することは簡単です。活動を継続している人は人生賭けています。命賭けている人もいる。

批判する人、批判される人。どちらが正しいかは、知っているのは本人のみです。

拡散する人は、よく調べてからお願いいたします。

私は一人の変な人のために、保護猫カフェ閉店に追い込まれました。

簡単に言うと、その人はクレーマータイプ。

シェルターでは、朝一の室内は汚れているのが当り前です。

その時間帯だけを見て、劣悪な環境と批判する。

病気の猫を1匹見て、病院に連れていかないと批判する。虐待と言う。

猫の生活を一日24時間、毎日、365日見てからの批判なら受けますが、

たまに来て、見るだけの批判は嘘に近い。でも嘘は噂となり広がる。

この世には、人を陥とし入れる人間が存在するのです。

その事を知って欲しいと思い、普段は書かない批判を書いてみました(笑)

お金が沢山あって、シェルター運営の基盤が完璧で、将来の不安がなければ、

理想の飼育ができるはず。批判も無いはず。なんと貧しい国なのか。日本は。

シェルター運営に、行政からの支援は無いのです。NPO法人にしても、

個人のお金が無いと運営はできないのです。まして今の猫を救う活動は、

多くの個人の活動に支えられている。批判する時間があったら、

あなたも自腹を切って活動してみなさい。

やれば苦労が分かり、簡単には批判できなくなるはず。と、私は思っています。

ついでに書きます。(最近、みた批判記事を見ての感想)

死んだ猫を冷蔵庫(あるいは冷凍庫)に保管することは、当たり前のことです。

シェルターでは、死体の保管場所設置が義務ずけられています。

葬儀場でも、遺体は焼くまで冷凍庫で保管します。

猫を多く保護すれば、多くの病気があり、多く死ぬのです。正比例となる。

多く飼育すればするほど、1匹に使える医療費は限られてくる。ここは反比例。

FIPの猫1匹に100万円を使うことは不可能。多頭飼育ではできない。

死ねば、葬儀代もかかるのです。安く焼くために、纏まった数で焼くのも当然だと思う。

冷蔵庫の死体を撮影して公開する人の気持ちの方が、私には恐怖で理解できない。

批判するのであれば、他に方法があるでしょうにと、感じました。

以上です。

 

【ご支援のお願い】
猫のフード、消耗品、電気代が値上がりしています。
ホームセンターで買い物をすると、今までの2〜3割高くなっています。
多くの猫の飼育料は、大変厳しい状況となっております。
これまでと同様に、ご支援をいただけますと助かります。
宜しくお願い致します。
アマゾン欲しいものリスト

私のシェルター運営を支えてくれるサポーターを募集しております。

現在44名のサポーター、マンスリー109、000円です。

シェルター運営費用の目標金額は30万円(家賃を含む)です。

一人でも多くの方からのご支援を賜りたくお願いをいたします。

READYFOR常設型/継続寄付型プロジェクトはこちらへ

 

 

 

 

 

 


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猫たくさん飼った人が知るあるある

2023-01-09 12:28:14 | 私の地域猫活動 総括

更新が遅くなりました。毎年、保護猫を多く看取っているので、自然と気持ちが喪中でして、

お正月の行事をしなくなって長いです。私はお酒が好きです。酒豪です。でも飲み友達は早くに、

ほぼ癌で亡くなっており、今は家飲みオンリー。飲んでも大きく酔わなくて、すぐ冷めるタイプ。

毎年、大晦日は酔いつぶれてしまい、紅白は見たことがなかったのですが、今年は見ました。

0時前には、年越し蕎麦を作って食べました。お酒をやめたからです。願を掛けての断酒です。

今年の目標は「経験を形にする」。ブログ歴17年。保護猫と私の歴史を全て記載。

書き続けてきたブログを纏めていきたい。かなり前から言っております。

今年こそは、夢を実現するために努力して参ります。本年も引き続き、宜しくお願い申し上げます。

まずはコレから↓書こうと思ったきっかけがあります。

最近、保護猫に関するテレビ番組が多いですね。 インスタでも多くの猫の写真を日々見ます。

それらを見ていると、「あれ?危ないな!」と思うことが頻繁にあるのです。

例えばケージの一番上、格子の上に、猫が乗っている姿です。あれは危険なのです。

猫が足を突っ込んで骨折することがあります。収納に使う金属製ラックも同じです。

ケージ、ラックの上には必ず、段ボール、布、養生シートのような物を敷いて

隙間をなくし足を突っ込まないようにすることは、私の中では常識です。

骨折した例を知っているから。保護猫カフェ運営時代に、多くの猫好きな人の、

失敗談も聞いてきました。怪我や病気は防止できます。知ることで防止できます。

猫初心者も飼ったことがある人も、知らないことは沢山あります。

それに気がついて欲しいのです。そのためのパンフレット(あるいは本)を作りたい。

印刷物にしなくても、ネットで無料公開できますね。

防止は、猫への無駄な苦痛をなくし、多額の医療費も節約できる。

骨折手術の費用は凄いですよ。ボルトを入れて、あとで抜く手術。最低でも2回の手術。

 

そして迷い猫のサイトの多いこと。掲載されている猫の数の多さに、呆れてしまいます。

SNSでは迷い猫探していますのチラシが日々、拡散されています。

正直、猫出すなよ!と怒りが湧きます。迷子になった猫の末路は死です。

猫が出るのは飼い主の責任。脱走防止を完全にしておけば、猫は出ない。死なない。

猫は何故出るのか。どこから出るのか。どんな時に出るのか。

そんなことを、経験を元に簡単明瞭に書いてみたいのです。

構想1年。昨年の10月から書き始めましたが、まだ半分もできていません。

まず読者に伝えたいことを文章にして、イラストの希望を書いて漫画家さんにメールする。

拙い文章を、漫画家さんが理解してくれ表現してくれます。

漫画家さんは猫漫画作家なので、私の思った通リに表現してもらえます。

仮でできたページを再度、私が文章を練っていき、

漫画家さんとウェブデザイナーさんに相談していく。

この繰り返しとなります。時間が掛かります。

完成時期の目標は春。子猫が出る譲渡会が開催される時期です。

譲渡活動をされるボランティアさん達の、お役に立ちたいと思っています。

「脱走防止に関しては、このページを参考にして下さい。」とスマホで

飼い主希望の人に見せ、飼い方や注意事項が、簡単に説明できる物が理想。

できるかな〜頑張りましょう!

 

【ご支援のお願い】
猫のフード、消耗品、電気代が値上がりしています。
ホームセンターで買い物をすると、今までの2〜3割高くなっています。
多くの猫の飼育料は、大変厳しい状況となっております。
これまでと同様に、ご支援をいただけますと助かります。
宜しくお願い致します。
アマゾン欲しいものリスト

私のシェルター運営を支えてくれるサポーターを募集しております。

現在43名のサポーター、マンスリー108、000円です。

シェルター運営費用の目標金額は30万円(家賃を含む)です。

一人でも多くの方からのご支援を賜りたくお願いをいたします。

READYFOR常設型/継続寄付型プロジェクトはこちらへ

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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