三太郎一家・福猫はどの子!PART7(完結編)

三太郎一家を応援してくださった方々に送るブログ
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癌と戦うではなく共存に変更

2024-04-24 16:35:01 | 私の病気(胃癌)について

私の癌について書いております。色々と癌に関する情報を集めていますが、

治療方法も薬も、辛いと言われる副作用も、本当に人それぞれです。

私が書くことは私の経験であって、他の方に当てはまるかどうか

分かりません。でも私の経験が、癌告知を受けて驚いている人の

お役に立てば嬉しく思い、書き残すことにしております。

 

私は70歳。女性です。昨年の8月に大量の吐血で貧血となり検査。

結果は胃癌ステージⅣ。リンパ節と肺に転移有り。

手術は不可能との診断で、最初の大学病院では余命は、何もしないと半年。

抗がん剤治療を受けて1年くらいと言われて、覚悟を決めました。

胃の中の腫瘍の画像を見ただけで、これはダメでしょと、自分で

感じたくらい大きな腫瘍でした。吐血もすごかったし、

父も胃癌で亡くしているので、順番が来たなと思いました。

飲み友達3人は数年前に、みんな膵癌で死亡。死への恐怖とか、

落ち込みはなかったです。歳だし順番です。

気になるのは猫のことだけで、猫のために生きると決めたのです。

ただ、その病院では安心して治療を受けることができないと感じており、

築地にある、国立がんセンターに紹介状を書いてもらい、

抗がん剤治療を開始しました。

がんセンターでは、初診の予約を早くは取れない聞いていましたが、

ネット予約で、4日後には受診できました。

信頼できる先生とも出会え、ラッキーでした。2023年11月から

3週間に一度のペースで、抗がん剤治療を受けております。

治療法は、オプジーボ(免疫療法)+FOLFOX療法(化学療法)

11月は貧血の治療で入院、抗がん剤2クールは入院中に受けました。

最初は2週間ごとで受けていましたが、眠気が凄くて耐えられず、

退院後は、途中から3週間おきとしてもらいました。

早いもので、昨日は9回目の治療を受けてきました。

なんと昨日のCT検査の結果、胃の中も転移したリンパ、肺の中も、

癌は消えました!!!

(見える癌は消えていますが、見えない癌は残っています。念の為)

癌と分ったのが、昨年の9月の初め。11月から抗がん剤治療。

治療開始して丸半年です。経過観察のCT検査は、3ヶ月に一度。

1月11日のCTでは、胃の中の腫瘍は、ほぼ消えている。

転移のあるリンパ節と肺の癌も、小さくなっているとのことでした。

こんな事、あるのですね。びっくりしました。運が良いのでしょうね。

画像見ながら先生の呟きは「オプチーボが効いている」でした。

癌が消えていると言う表現は、少し幼稚です。

CT検査の担当医師からの画像に添付してあった、素晴らしいメールを

読ませていただきました。専門用語は格好いいのですが、難しいので

覚えることはできませんでした。残念!

冒頭にはやはり「薬がよく効いています」が、専門的な表現で

書かれており、リンパ節、肺についても良い事ばかり書いてありました。

そのメールの写真を撮影したかったです。

癌は消えても、抗がん剤治療は続きます。私の癌に完治はありません。

今も首から、抗がん剤のボトルを下げております。

外来で短時間で投入できる薬は3種類。48時間かかる1種類の薬は、

お持ち帰りです。私の抗がん剤の点滴は腕からではなく、

鎖骨の下に挿入してあるポート(機器)から入れてます。

投入が終われば、自分で針を抜きます。明日、終わる予定。

これが抗がん剤です↓風船のような物が萎むと終了です。

転移があった時点で、私の身体の中には癌細胞が全身に回っているのです。

今は、抗がん剤が効いて癌細胞は押さえられていますが、使っている薬は、

だんだん効かなくなるとのことです。薬に勝つ、強い癌細胞が残っていて、

どこかで増えていくのです。胃の中の腫瘍が出てくるかもしれない。

違う臓器に癌ができるかもしれない。再発と転移。

他に抗がん剤の副作用で起きる大きな病気。時期はわかりませんが

必ず起きます。これから私は癌と共存です。

大きな癌が消えて、ちゃんと機能している胃を大切に使いながら、

(栄養状態良好。血液検査結果問題無し。体重は2キロ増加)

自己免疫力を上げる。免疫を上げるにはストレス回避。趣味を持つ。

次に来る治療に備え十分な筋力、体力をつけて準備。運動をする。

抗がん剤は元気な人ほど効果が出て、副作用は弱いそうです

私が運動好きで、若い時から50歳まではビッチリ身体を鍛えていたこと。

猫の世話をすることで、眠くても怠くても作業を継続したことが、

効果を出したのだと思います。やっと入院前の体力に戻りました。

今回は副作用は、全くありません。

家事も運動で、怠くても動くことが大事だそうです。寝ててはダメ。

寝る時間が長いと、どんどん筋力が落ちて動けなくなるとのこと。

それらは、ユーチューバーの先生から学びました。

これまで抱えていた不安や疑問が、ここの動画で解消されました。

今の時代、素晴らしいです!感謝です!

シェルター運営を支えてくださるサポーターをお願いしております。

現在では90名のサポーター、マンスリー227、000円が確定。

支払い手数料8%が引かれた金額を、毎月25日に受け取っております。

3月分(4月25日受取)は190、608円です。

シェルター運営費用の目標金額は30万円(家賃を含む)です。

フードやトイレ砂などの消耗品費は物価高騰により1、5倍となっています。一人でも多くの方からのご支援を賜りたくお願いをいたします。

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私が経験した抗がん剤の副作用 2

2024-04-12 13:54:19 | 私の病気(胃癌)について

4月2日に8回目の抗がん剤投与を受けました。

その3週間前の7回目投与の日にアレルギー症状が出たため、その原因となる

オキサリプラチン(抗がん剤の名前、3種類うちの1種類)の投与は中止。

先生から「福田さんは薬が良く効いているからオキサリプラチンは止めましょう」

と言われ、私はニコニコでした。

「これで痺れが無くなる!アイス食べ放題!」と内心大喜び。

感電したようなピリピリした痺れを初めて経験したのが、

アイスクリームだったので、それ以来食べてないのです。

ついでに前から聞いてみたいことがあったので、質問してみました。

「私の場合、化学療法を止めて免疫療法のオプチジーボだけの治療は可能ですか?」

先生は言いました。「オプチーボだけでは効果は10パーセント。化学療法と合わせて効果が出るのです。」

「はい!分かりました。」これ以上の質問はしませんでした

先生の治療方針は最初から決まっているので、聞いてみただけ。

私の心の中には、抗がん剤を止めたい気持ちが有ります。

理由は話すと長いので、またどこかで書きます。

薬が効いて癌が小さくなっていて、副作用は他の人よりは弱い私が、

抗がん剤を止めるのは今じゃない。

余命の目標は「あと5年、元気に生きる」なので頑張ります。

抗がん剤が1種類減っただけで、眠気と怠さも半分以下。

疲れ易いのは変わらないのですが、それは筋力の低下による

体力低下だと思っています。少し軽い運動を始めたいと感じているのは、

元気になっている証拠かもしれません。

次回の抗がん剤投与の日には、CT検査があります。

また良いお知らせができるといいなと、思っています。

外来で抗がん剤を受ける日は、病院に居る時間が長いのですが、

病院の中には、こんな資料や小誌が沢山置いてあります。

それらを手に取れば、最新の情報を知る事ができます。

素晴らしい病院に通える事ができて幸福です。

私がゆっくりした気持ちで暮らしていけるのは、

支援者の皆様のお陰です。ありがとうございます。

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