
写真が逆さまになってしまったが辻睦励会の半纏を着用して一軒一軒廻らせていただいている
6月19日(日)
地元さいたま市南区辻(旧浦和市辻)の地区では夏祭りが盛んな地域である。田畑が多かったその昔は五穀豊穣と未来を担う子供たちのために夏に神様を祭ったのであるが、現在は住宅が広がりすっかりその様相も変わってきているのはご承知のとおりである。それでも伝統的な行事は地元若衆で構成された辻睦励会の面々で取り仕切られ、現在も年間を通じてその形を今に残しているのである。そして、年間行事の中でも最も力の入るのがこの夏祭りであるが、この祭礼は地域住民の寄付で成り立っているのが他の地域と大きくことなる特徴である。
夏祭り本番を迎えるひと月以上前から、辻睦励会の会員が手分けして一軒一軒のお宅を廻っているわけである。毎年のことであるから、睦励会と名乗るだけで認知していただける方も多く「毎年ご苦労さま」と声をかけてくれる方も少なくない。事前に回覧板を回して周知しているものの、新しい分譲地などで初めてこの地域に入る方には、回覧板だけでなく、一度目に回った際に(回覧板と同じ内容だが)お知らせの文書を手渡しした上で、翌週に再度お伺いするようにしているわけである。あくまでも寄付なので強制力なないし、いろいろな事情もあるであろうが、地域の行事ごとなので出来るだけ協力していただきたいものである。地域に住暮らす民は、地域の皆で支え合い、協力してくことが自然であろうと思うのである。

休憩中
また次週も皆で協力して回りたいと思う。明日へと続く。