読みました

本を読むのが好きです。
忘れないように感想等を書いています。
その他、ねこのひとり言…。

教えて?

2007-03-10 22:28:41 | 読書
 散歩の最中に見た花が珍しかったので撮りましたが、名前が分かりません。
 知っている方、教えて下さーい

  「ハゲタカ」 (下巻) 真山 仁 著
鷲津は熱海の名門旅館「金色屋」を買収し、外国資本を「ハゲタカ」と呼んで嫌う日本政府を巻き込んで裏側から「ふるさとファンド」をたちあげる。彼には大きな野望があった。

 やがて菓子メーカー「太陽製菓」の買収はもつれこみ、鷲津達ホライズン・キャピタルグループと創業者達に取り入った外国資本の相互入札方式が始まり、息詰まるような分刻みの決戦となる。

 一方、芝野は地方の企業に転身し数年で赤字から黒字の企業にして再生の見本となる。
その手腕を買われ、破綻した地方銀行の社外取締役に請われる。
すぐに仕事に着手しようとする芝野だったが、その再生組織には裏があった。

 そしていよいよミカドホテルの再生に乗り出した松平貴子の前には次々に難問が待ち受ける。
 以前、「イヌワシ」を見たいとやってきて戦場ヶ原に案内した人物を、意外な場所で見かけて心を動かす貴子だったが実は・・・

 「ハゲタカ」は日本の企業にとって敵なのか味方か?
外資を背負って「救世主」と名乗る鷲津の、驚くべき過去がついに明らかになる・・・
 
 現実に、日本ではバブルがはじけてから多くの企業が合併し、銀行等には横文字の名前も入りました。車の一流メーカーにも外資が堂々と参入して話題になりましたね。
 
 小説とは言いながらこの本を読んでその「からくり」と、「バブルとは何だったのか」を少し学んだような気がします。