10年位前に夫が社内旅行で佐渡に行った時、球根で買ってきて植えた百合が、毎年あざやかな色で咲きます。
種類も名前もわかりませんが、最初3本だったのが年々減って今年は1本になってしまいました。

「秋の猫」 藤堂志津子
36歳の私は三年間付き合った男の幾度かの浮気と共に、男達にも愛想をつかし、長年の夢だった猫を飼うことにした。
最初は牡猫を1匹だけ飼う予定が、成り行きで雌猫も一緒に飼うことになる。
気難しい雌とは相性があわず、躾にも手こずるうちに、分かれた男から連絡が・・・
表題作の「秋の猫」の他、離婚ばなしが出てから犬の親権をとりあう夫婦「幸運の犬」等、犬や猫を飼うことで癒されていく、都会の孤独な男と女の話全5編。
どの話も、もう若くない、したたかな女性達が、出会った犬や猫にふりまわされていく様子が描かれ、ひねりのきいた結末も面白かったです。
短編なので、寝る前や、旅先でも気軽に読めます。
表題作「秋の猫」で'04年に柴田錬三郎賞を受賞しています。

種類も名前もわかりませんが、最初3本だったのが年々減って今年は1本になってしまいました。



36歳の私は三年間付き合った男の幾度かの浮気と共に、男達にも愛想をつかし、長年の夢だった猫を飼うことにした。
最初は牡猫を1匹だけ飼う予定が、成り行きで雌猫も一緒に飼うことになる。
気難しい雌とは相性があわず、躾にも手こずるうちに、分かれた男から連絡が・・・

表題作の「秋の猫」の他、離婚ばなしが出てから犬の親権をとりあう夫婦「幸運の犬」等、犬や猫を飼うことで癒されていく、都会の孤独な男と女の話全5編。
どの話も、もう若くない、したたかな女性達が、出会った犬や猫にふりまわされていく様子が描かれ、ひねりのきいた結末も面白かったです。

短編なので、寝る前や、旅先でも気軽に読めます。
表題作「秋の猫」で'04年に柴田錬三郎賞を受賞しています。
