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晴れて冷え込み、冷たい風が吹く一日でした。
X'masツリーを片付け、洗面所やトイレの手洗い場、
レンジ台の周りなど休みを入れつつ小掃除しました
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先週、ドラマが終了してから原作を読みました。
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そこそこの私大を卒業し、ようやく就職できた会社に
馴染めず三か月で辞めた武誠治。アルバイトで小遣いを
稼ぐフリーターの生活が身につく。家族の団欒も避けて
部屋に籠る毎日。食事も部屋前に母親が置いてくれるが、
ある日の朝、昼、夕食までカップ麺で、ダイニングに
文句を言いに降りた時、待っていたのは名古屋に嫁いだ
姉だった。母は明らかに尋常でなく何か呟いていたが、
その言葉に誠治は驚き、そこから彼とその家族の闘い
が始まる…。
先日、作者の有川浩さんがTVに出演され、原作とは
違うストーリーがあり、ドラマは別物と話されていた
のと、題名にも惹かれ(読んでみよう)と思いました。
誠治がフリーターから目覚め、お金を貯めたり就職に
奔走する様子は同じですが、町内からの村八分を知る
タイミングや、真奈美と豊川のキャラや出会う場面が
違い、社員として働き出してからの誠治の活躍が原作
では描かれていて面白かったです。
現代の大学生の就職活動と鬱病の家族を抱えた家族
の再生も含んだ物語で、暗い話ながらハッピーエン
ドを感じさせ、就職出来たあとの誠治の仕事ぶりも
面白いのが救いになっているような気がします。
難しい言葉もなく、軽く読めるのでお勧めです
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