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昨夜、寝る時間が遅かったせいか、家事をしていると
頭痛と目の奥が痛い。雨で散歩も中止。
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送り出してソファーで一眠りして、ようやくスッキリ
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東京は日本橋の中ほど、二体の麒麟の像が置かれた柱の
下で、ある夜に中年男性が胸を刺されて死んでいた。
付近で警戒中の所、一人の不審人物見つかり職務質問を
しようとしたところ、道路に飛び出して車にぶつかった。
跳ねられたのは、胸を刺された男性と、以前同じ会社の
工場で働いていた若者で、男性のバッグと財布を持って
いた事から、勤務先の労災隠しとその恨みによる殺人とで、
事件は落着するかに思われた。しかし刑事の加賀恭一郎は
いつもの粘り強い捜査で、男性が持っていたデジカメや、
聞き込みで神社参りに回っていた事を突き止め、別の
動機と犯人像に辿りつく。なぜ千羽鶴を折って神社に
参ったのか。事件の3日前、なぜわざわざ息子の通っていた
中学に行き、部活の教師と会ったのか?事件は意外な
方向に発展していき、やがて真犯人が見つかる。
もし現実の警察が、これほど丹念に捜査を行ったら、
もう少し冤罪事件が減るのでは…?と思わせるほど
加賀刑事は、1つ1つの謎を時間と足で丁寧に調べて
答えを探しながら、事件を解決していきます。
単純に思える事件の裏側に、根の深い問題が潜んで
いることを考えさせられました。でも、事件の解決の
仕方に、読み終って暖かい感情が湧いた作品です。
なぜ麒麟に翼が?、という蘊蓄も面白いです
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