
二日続きの珍しい日差しに布団を干し、
涼しい朝のうちに買い物を済ませました

時々読書はしていますが、感想を書いてない
ので、先日読んだ本の感想を書いておきます


上総の国から、父に着せられた汚名を雪ぐ
べく江戸に出た古橋笙之介は、古本屋を営む
治兵衛やお節介な人達に世話されて長屋に住む。
春の日に、窓から見初めた少女が忘れられない。
ある日、藩江戸家老の坂崎重秀に呼び出され
父の汚名の証拠に関わる人物の探索を命ぜられる。
さらに、笙野介一家の不和や、父の汚名の
遠因、藩内の情勢を説かれた。
治兵衛の仕事を手伝い、探索には迷っている
うちに、町内で催された花見の席で少女を見かけ、
人に尋ねるが、誰も素性を教えてくれない。
そのうち、笙乃介の名前で侍が一人尋ねてくる。
出会う人達の悲惨な運命に寄り添いながら、
受け身の笙乃介が進む道に答えはあるのか、
少女との関わりはどうなるのか…?

(下巻に続く

丁寧な筋書きに引き寄せられ、時代劇ながら
下巻もあっという間に読んでしまいました

