時々
強風と雨で散歩は中止。恐る恐る掃除機をかけて
見ました ゴミの中では死なない、と言いますが、
何だか気持ちがスッキリしました 今月は
横になる時間が多かったので読書が進みました
「舟を編む」三浦しをん
玄武書房の辞書編集部に勤める荒木は定年間近。
長年の出版計画「大渡海」の編集を引き継ぐ人材を
探していた。後輩の西岡から営業に目ぼしい人が
いると聞き決めたのが、見た目は冴えない馬締光也。
派遣の佐々木女史、社外から編集に参加する元教授
松本達と揃って「大渡海」の編集に本腰を入れる。
幼くして言葉の面白さを知り、大学でも言語学を
学んだ馬締は、やがて辞書編集部を引っ張っていく。
今は馬締一人になった下宿の大家のおばあさんは
本好きな彼に部屋を占領されながら面倒を見てくれる。
ある月夜、彼は見知らぬ女性に物干し台で出会う。
大家の孫、料亭で修行中の香具矢だった。
言葉という海に漕ぎ出す人たちの辞書=「舟」
それを作り出す人達の人生を賭けた出版の物語。
同時に、まじめのマジメな恋の行方も見逃せない
展開が、読む者たちを言葉の海に放り込む…?!
←本の帯→
辞書の出版は、執念に近い意志と熱意に莫大な
お金、そして途方もない時間がかかるのですね。
地道な作業、内外の困難で暗くなりそうな話に、
馬締の恋話が同時進行で書かれている所も面白い。
共感を得る年齢が幅広く、出版の知識と薀蓄も知る
事が出来、「本屋大賞」受賞も納得の本でした。
強風と雨で散歩は中止。恐る恐る掃除機をかけて
見ました ゴミの中では死なない、と言いますが、
何だか気持ちがスッキリしました 今月は
横になる時間が多かったので読書が進みました
「舟を編む」三浦しをん
玄武書房の辞書編集部に勤める荒木は定年間近。
長年の出版計画「大渡海」の編集を引き継ぐ人材を
探していた。後輩の西岡から営業に目ぼしい人が
いると聞き決めたのが、見た目は冴えない馬締光也。
派遣の佐々木女史、社外から編集に参加する元教授
松本達と揃って「大渡海」の編集に本腰を入れる。
幼くして言葉の面白さを知り、大学でも言語学を
学んだ馬締は、やがて辞書編集部を引っ張っていく。
今は馬締一人になった下宿の大家のおばあさんは
本好きな彼に部屋を占領されながら面倒を見てくれる。
ある月夜、彼は見知らぬ女性に物干し台で出会う。
大家の孫、料亭で修行中の香具矢だった。
言葉という海に漕ぎ出す人たちの辞書=「舟」
それを作り出す人達の人生を賭けた出版の物語。
同時に、まじめのマジメな恋の行方も見逃せない
展開が、読む者たちを言葉の海に放り込む…?!
←本の帯→
辞書の出版は、執念に近い意志と熱意に莫大な
お金、そして途方もない時間がかかるのですね。
地道な作業、内外の困難で暗くなりそうな話に、
馬締の恋話が同時進行で書かれている所も面白い。
共感を得る年齢が幅広く、出版の知識と薀蓄も知る
事が出来、「本屋大賞」受賞も納得の本でした。