Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

回想の古伊万里 173(色絵山水舟文五寸皿)

2021-12-12 00:36:57 | 古伊万里
いよいよもって手持ちが底をつきつつありますが、今回はえらく安く購入した品を紹介したいと思います
「色絵山水舟文五寸皿」

江戸中期末~後期といった感じの色絵小皿で、柴コレのⅣ-386に似たような品が掲載されています
柴コレの品は黄色が使われいますが、ウチの品は見込み周囲に赤で連続文が描かれてはいるものの、より地味な印象です。


縁の周囲には白抜きで文様が描かれていますが、柴コレの品はこの部分が墨弾きになっており、ウチの品は1ランク下の品かも知れません。

落款も裏文様もない裏白の品は、天明~化政あたりの時代によく見られるようです
この品、一応200年以上前の古伊万里には違いないんですが、私が入手した値段はたったの1500円でした
古伊万里としてはそういったレベルの品なのかも知れませんが、古伊万里好きには複雑な心境ではあります。

最期に、古伊万里の師匠であるDr.kさんのブログで話題になっている、栗田美術館所蔵の染付角徳利の画像を勝手に貼っておきます
(無断転載ゴメンナサイ)