Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

「熊野神社の森」へ行く

2023-08-27 22:10:47 | 散歩
今日の酒田は依然として猛暑が続いており、雨はいっさい降らず、この時期としてはかつて経験のない天気になっています
そんな中、先日初めて知った旧立川町狩川(現在は庄内町)にある「熊野神社の森」(堂ノ下熊野神社)へ行って来ました。
国道47号線を酒田から新庄方面へ向かうと右側に見えて来ます

色づいた水田の中に取り残されたような森があり、この中に熊野神社があります
参道はこちら側ではないんですが、とりあえずこの道を行きます


二つある池の間を行くと参道で、そこにはこんな案内板が設置されていました

人間の手が入る前の庄内地方平野部の自然の姿を残している現在唯一の場所、という記述がこの森の価値を表していますね
社殿ですが、特に特長はないように感じます

神社の境内は大きな木が沢山生えており、ワタシは種類が判らないので何とも言えませんが、かなり興味深い場所であることは判ります。
境内の大木①

大木 ➁

さて、案内板に表記されている「ナンジャモンジャの木」なんですが、害虫被害のため、随分前に伐採されてましったようです
どうやら右前にある切り株の残骸が「ナンジャモンジャの木」だったようです

切り株の残骸(?)



さて、この熊野神社ですが、850年に出羽郡司だった小野良実が水神を祭ったのが起源とされています
そんなこともあって、小野良実のお墓があります

石碑の横にも蔦のからまった大木があります

「小野塚」の案内板

この案内板を読むと判りますが、小野良実という人物は、なんと小野小町の父親だったようです。
森の中を探検しようと思ったんですが、何せ気温が31度の上に虫がブンブン飛んでいますので、今回は外側を一周するにとどめました
それでも見所のある樹木が多数ありましたので、そのうちのいくつかを紹介します(種類は判りませんが・・・)





ちなみにこの辺りは「清川だし」と呼ばれる強風の吹く地域のため、早い時期から風力発電の風車が建設されました
山の上にも

そして田圃の真ん中のような平地にも

「熊野神社の森」は不思議な雰囲気とパワーを持った場所なのは確かのようです。





仁賀保高原南展望台

2023-08-25 23:46:21 | 散歩
先日行った「仁賀保高原南展望台」へ向かう道の動画です
見所は林立する風力発電の風車だけですので、実につまらない動画ですが、ヒマつぶしにご覧いただければと思います。
 

ドライブレコーダーの性能がイマイチで明るさの変化に弱いので、お見苦しい部分も多いのはご容赦下さい。


発見しました(土江田コレクション)

2023-08-23 23:35:07 | 古伊万里
先日、ヤフオクで16万円を超える高額で落札された土江田コレクションの憧れの品ですが
昔の「小さな蕾」を読み返していたら、2004年7月号の「JP美術クラブ入札会」に出品されていることを発見しました。
雑誌の小さなが画像をそのままデジカメで撮っていますので画質イマイチですが
間違いなく憧れの品の同手であることが判ります。
で、右下に¥95、000-~とありますが、入札会ですので、これが最低入札価格ということになります。
この品が実際にどれ位の価格で落札されたのかは不明ですが、今から19年前といえば
ワタシが初心者にもかかわらず古伊万里のHPを始めた頃で、あの頃を知っている方なら判ると思いますが
古伊万里の相場は現在よりも相当に高かったように記憶しています。(特に蛸唐草や花唐草は異様に高かった)
この「憧れの品」は盛期の伊万里で相当に上手の珍しい品ですが、この10cmそこらの小皿が
今の時代にあれだけの値段を付けたという事は、ここ数年の古伊万里をめぐる事情を考えると、エポックメーキングな出来事なのかも知れませんね。


仁賀保高原南展望台へ行く

2023-08-20 20:32:16 | 散歩
酒田は相変わらずの夏空で雨の気配すらなく、連日30度を超える日が続いています
こう暑いと家で黙ってTVでも見ていた方が利口なんでしょうが、とりあえずどっか行こうということで
以前から気になっていた、秋田県にかほ市にある「仁賀保高原南展望台」へ行ってみました。
ここへ行くには、以前に紹介した「土田牧場」へ行く道をたどり、途中から右に入っていくんですが

にかほ高原のシンボルとも言える風力発電の保守点検用の道路を利用したようで
ところどころにすれ違い用の退避帯はあるものの、基本的に車1台しか通行できない道路でした。
そんな道路を終点まで行くと、「仁賀保高原南展望台」へ辿り着きます

天気そのものは良いんですが、鳥海山の上の方は雲がかかっておりイマイチです


近年、鳥海山を取り上げたTV番組でも紹介されていた場所ですが、標高500mそこらなので、絶景とまではいきません

そのかわりと言っては何ですが、名物の風力発電の風車は迫力があります

青空と夏雲と風車、いい感じですね

帰りに遊佐町の「藤井ひまわり畑」に寄ってきましたが、もう終わりかけといった感じでした


ひまわりは終わりのようですが、夏は当分終わらないようです。



高坂の大カツラ

2023-08-18 20:31:59 | 散歩
今日の酒田は猛暑日こそ逃れたものの、最高気温は34度台ということで相変わらずの暑さでした。
そんな暑さの中、真室川町の高坂ダムの近くにある「高坂(たかさか)の大カツラを見に行ってきました
国道344号線(通称青沢越え)を旧八幡町(現在は酒田市)からただひたすらにに真室川町へ向かいます
何度か紹介している「慈光滝」ですが、今まで見た中で一番水量が少なかったように思います。
これは真室川側から見た標識ですが、ここからダムへの道を入っていきます

ところが、高坂ダムは現在工事中のため、ダムへ向かう道は通行止めになっています
とはいえ、バリケードが置いてあるだけなので、端の方を抜けて歩いて大カツラへ向かいます。
↓の道を少し進むと左手の崖の上に「高坂の大カツラ」が見えてきます

「高坂の大カツラ」、遠目にも巨木であることが判ります

さらに近づいてみますが、なにせ崖の上にあるので、林道からしか撮影できません

まるで小さな気が寄せ集まったような姿をしていますが、間違いなく1本の巨木です

幹の部分のアップですが、その巨木ぶりが伝わるでしょうか

別方向からの画像ですが、手前に生えている別の木と比べるとその大きさが判ります

まさに森の主といった感じの風格があります。
「高坂の大カツラ」は幹回り16.3m、樹高30m、樹齢ははっきりしませんが500年以上であることは間違いなく
1000年以上という表記も見受けられます。
2001年に高坂ダムの管理事務所長の依頼で計測が行われ、当時はカツラとしては
全国2位の巨木として記録されましたが
その後も巨木は発見され続けており、現在は全国6位ということのようです。