前から欲しいと思っていた伊万里が安く売りに出ていたので、思わず買ってしまいました
「染付松竹梅鶴文七寸皿」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/20/0285a66e838e319b7f490a593f2c1115.jpg)
見込みに二羽の鶴を描き、周囲には古手の松竹梅文が描かれています
時代的には間違いなく寛文期、画像では判りませんが、多少見込み部分が盛り上がっています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/79/dc3fac4d733e277fc51a9c804611466f.jpg)
この品を最初に見たのは今から20年以上前で、その後も何度か売りに出ているのを見かけましたが
やはり七寸サイズの品は五寸皿のように安くはならず、なかなか手が出ませんでした。
ところが、先日ヤフオクを見ていたらこの品が「江戸後期伊万里」として一万円代半ばの値段で出品されていました
無傷の同手の品が五万円以下で売りに出ているのは見たことが無かったので
(しかも即決価格が指定してあり、送料込み)
念のため画像を良く確認の上、落札に踏みきった次第です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/09/27847fcca7973ae792d769fca7f78b3b.jpg)
落札の翌日には品物が到着したので、素人目ながらチェックしましたが
特に疑問を感じる部分もなく、まともな藍九谷という結論に達しました。(所詮は素人ですが)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/a6/ceb7fc88a9227bf1a7bf364165427dc9.jpg)
落款はこの時代によく見られるものです
以前ベテランの業者さんに、伊万里の場合は「鶴ではなく鷺を買うように」と教えられましたが
鶴文とは言え、なかなか飾り映えがするのは確かでしょうか。