故玩館のご主人である遅生さんが、このところ大皿を紹介されているので、ウチでもどさくさ紛れに
大皿を紹介したいと思います。(ウチには尺を超える皿は3枚しかない・・・)
「染付海老文大皿」
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直径は約30cmですので、いわゆる尺皿ですが、このデザインの品は相当な数存在しており
小鉢のような品から、五寸皿、七寸皿、さらに尺皿と、同じ意匠の品が作られています。
海老は長寿を表す吉祥文のようですから、人気のあるデザインとして量産化されたんだと思われます。
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この品、倉石梓氏の「古伊万里染付図譜」では18世紀中頃の品とんなっていますので、宝暦~明和といった時代に
量産されたと思われます。濃みの技術という点では盛期には遙かに及ばないのは当然ですが
量産品としては十分な出来栄えなのかも知れませんね。
ちなみに主役であるエビ君は、江戸期の伊万里らしいユーモラスな表情をしています。
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裏面の唐草は時代を考えれば、まずまずの感じでしょうか。
この品を購入したのは今から5~6年前だったように思いますが、当時すでに大皿は値崩れしており
確か1万数千円(ヤフオクで)だったように記憶しています。
確かに今の時代においては大皿を使うことは稀ですし、収納場所に困るという大きな問題があるのは確かでしょうか。
大皿を紹介したいと思います。(ウチには尺を超える皿は3枚しかない・・・)
「染付海老文大皿」
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直径は約30cmですので、いわゆる尺皿ですが、このデザインの品は相当な数存在しており
小鉢のような品から、五寸皿、七寸皿、さらに尺皿と、同じ意匠の品が作られています。
海老は長寿を表す吉祥文のようですから、人気のあるデザインとして量産化されたんだと思われます。
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この品、倉石梓氏の「古伊万里染付図譜」では18世紀中頃の品とんなっていますので、宝暦~明和といった時代に
量産されたと思われます。濃みの技術という点では盛期には遙かに及ばないのは当然ですが
量産品としては十分な出来栄えなのかも知れませんね。
ちなみに主役であるエビ君は、江戸期の伊万里らしいユーモラスな表情をしています。
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裏面の唐草は時代を考えれば、まずまずの感じでしょうか。
この品を購入したのは今から5~6年前だったように思いますが、当時すでに大皿は値崩れしており
確か1万数千円(ヤフオクで)だったように記憶しています。
確かに今の時代においては大皿を使うことは稀ですし、収納場所に困るという大きな問題があるのは確かでしょうか。