Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

じっくり見てみよう(ニシキオオツバメガ)

2023-05-31 22:59:46 | 
 何も書くことが無いので、とりあえず以前のネタの焼き直しですが、少しだけ視点を変えたネタとなっております

ニシキオオツバメガ」については2019年9月に一度紹介していますが、防虫剤の入替時に画像を撮り直したので、再度取り上げてみました。

以前も書いたように、一般的に「世界で一番美しい鱗翅目(蛾)」と言われるだけあって、怪しい美しさに溢れています
まずは後翅の一番目立つ部分の拡大画像です
さらに拡大すると鱗粉の並びが見えて来ます

勿論この怪しい色は鱗粉の色ではなく、複雑な光の干渉による「構造色」ではあります
前翅は金緑色ですが、やはり後翅の派手さにはかないません

裏面は表よりも派手な印象です

裏面も後翅の派手な色が目立ちます

裏面では胴体の近くの金色の部分も目立ちます

この蛾の構造色については、コチラのサイトで詳しく解説されています
この蛾が大好きと言う人はあまりいないとは思いますが、人智の及ばない怪しい美しさを持っていることは確かです。
ちなにみ、この蛾はマダガスカルの特産種ですが、特に珍しい種ではなく
しかも昼に飛んでいるということなので、一度飛翔する姿を見たいもんではあります。


庭に咲いていた花

2023-05-26 10:05:39 | 日記
ウチの庭に咲いていた小さな花ですが、例によって名前は知りません

小さな花ですが、なんとも手の込んだ(?)形をしています

このフリルのような形の部分は昆虫でも誘う意味でもあるんでしょうか?

花をまじまじとみる機会はあまりないので、あらためて人智の及ばないその造形に驚く次第です。
この赤い花もなんだか知りませんが、咲いていました

花を専門に撮っている方は結構居るようですが、何となく気持ちが判って来たように感じます。

玉簾の滝2023年5月

2023-05-21 19:40:29 | 古伊万里
今日は3日間続いた酒田祭りの最終日なんですが、街中へ行っても人が多いだけなので、暫くぶりで「玉簾の滝」へ行って来ました
この場所には神社がありますので、とりあえず母親の四十九日までは自粛していましたが、その期間も過ぎたので行く決心をした次第です。
木立の間から見える滝は神々しくもあります

眩しい新緑の中、さすがに水量は多くはありませんが、観光客も何人かいました
この三人の方々はスマホで下から撮ろうと苦心しているようでした

水量が多くないこともあって、独特の雰囲気ではあります

滝壺付近は荒々しい岩肌で、柱状節理が見て取れます

やはりこの場所はパワースポットであるように感じます。

歴史の終焉そして再生

2023-05-20 23:40:39 | 日記
ここ数年、酒田の様子をいくつか画像に残してきましたが、ここ半年ほどの中で起きている変化を紹介します
まずは、以前にも紹介したように、酒田で一番長い歴史を誇るスーパーの店舗(ト一屋中町店)が今年の一月末で閉店しました。
(2019年撮影)
「ト一屋中町店」は昭和23年に開店、昭和30年代には当時では珍しいセルフサービスの「スーパーマーケット」になっています
現在の建物は酒田大火から2年後の昭和53年に再建されたもので、開店前の準備にはワタシも駆り出されたものでした。
このお店の建物には他に、カクテル「雪国」で有名な「ケルン」も入居しているんですが、水道・電気設備の工事が必要なこともあって
5月で閉店という話が出ていました。
(日本最高齢のバーテンダーで、「雪国」の考案者の井山氏は2020年に他界)
ケルン(2019年撮影)

「カクテル 雪国」(2018年12月に撮影)

しかし先日、別の場所へ移転して秋をめどに営業を再開するという報道がありました。(現在はマスターの息子が跡を継いでいます)
その場所というのは、日和山公園近くにある旧家の建物で、以前に紹介した「家坂邸」の裏庭ということのようです。
「家坂邸」(2019年撮影)

この家坂邸の建物は昨年11月に「酒田湊旧廻船問屋『家坂亭』」 としてオープンしたんですが
この建物の亭主は小松さんという方で、飾り菓子の製作体験ができる他、月一回のペースで「おしゃべりサロン」という茶会が開かれています
この小松さんは、廃業してしまった江戸時代から続く老舗和菓子店「小松屋」の主人だった方です。
「小松屋」(2019年撮影)現在は取り壊され集合住宅が建っています

時代の流れの中で消えていくものも多いですが、それぞれが伝統を残すべく新たな形での再生を模索しているということでしょうか。
ちなみに、「家坂亭」は今年の酒田祭りの神宿です。

日和山公園夕暮れ

2023-05-16 20:32:22 | 散歩
今日は仕事が少しだけ早く終わったので、夕暮れの日和山公園へ行って来ました
惜しむらくは日没(18時47分)には間に合わず、綺麗な夕焼けは見れませんでしたが
せっかく来たので、12年ほど前に買ったデジカメで画像に残しました。
まずは夕暮れの六角灯台です
昼間近くで見るとこんな感じですが、昔は中に入れたように記憶しています

続いては池に浮かんでいる1/2スケールの北前船です
水面に夕暮れが映っていますね

ちなみに反対側からですが、昼間はこんな感じです

もう10数年前のことになりますが、東京在住のコンピュータ・メーカーのSEさんがウチの会社に仕事で来た折
夕方にホテルへ向かうべくタクシーに乗ったんですが、夕日が綺麗だったので
ホテルへ向かわず日和山公園へ向かったという話をしていました。
地元民にとっては、「ふ~ん」といった感じですが、「太平洋側では夕日が海に沈まない」と言われ納得したものでした。