古伊万里で赤玉瓔珞文の描かれた品といえば、その多くは茶碗や向付け、大きな品では鉢が最初に思い出されます
普通のお皿で赤玉瓔珞文は見たことが無い、そんな理由で購入したのが今回の品です。
典型的な赤玉瓔珞文で、赤玉の一部にスレが見られます
裏面には文様はなく、中期末あたりの品を思わせます
この品はネットオークションで1500円で買った品ですが、最初に見た時の印象としては
「時代はそこそこありそうだが、江戸後期~明治だったとしても安いからいいか」というものでした。
やはり、「中期までの品で赤玉瓔珞文の平皿はない」、そんな思いが強かったのは確かです
そんな訳で、この品はHPでは掲載しなかった品(古伊万里であるという自信がなかった)でもありました。
しかし、この品を以前やっていたブログに掲載したところ、HPを開始した頃からお世話になっている
京都在住の大先輩のコレクターさんに
「この品は元禄バリバリで、赤玉文にスレがあるのは同じ赤玉瓔珞文の蓋茶碗とセットになっていたから」と教えていただくことが出来ました
この大先輩コレクターさんの私家版の図録に蓋茶碗とセットになった画像が掲載されており、長年の疑問が氷解した瞬間でもありました。
ネットが普及する以前であれば、絶対に出会うことのなかった大先輩コレクターに御意見をいただける
HP、さらにはブログを続けてきて良かった、そう思ったエピソードのひとつです。
普通のお皿で赤玉瓔珞文は見たことが無い、そんな理由で購入したのが今回の品です。
典型的な赤玉瓔珞文で、赤玉の一部にスレが見られます
裏面には文様はなく、中期末あたりの品を思わせます
この品はネットオークションで1500円で買った品ですが、最初に見た時の印象としては
「時代はそこそこありそうだが、江戸後期~明治だったとしても安いからいいか」というものでした。
やはり、「中期までの品で赤玉瓔珞文の平皿はない」、そんな思いが強かったのは確かです
そんな訳で、この品はHPでは掲載しなかった品(古伊万里であるという自信がなかった)でもありました。
しかし、この品を以前やっていたブログに掲載したところ、HPを開始した頃からお世話になっている
京都在住の大先輩のコレクターさんに
「この品は元禄バリバリで、赤玉文にスレがあるのは同じ赤玉瓔珞文の蓋茶碗とセットになっていたから」と教えていただくことが出来ました
この大先輩コレクターさんの私家版の図録に蓋茶碗とセットになった画像が掲載されており、長年の疑問が氷解した瞬間でもありました。
ネットが普及する以前であれば、絶対に出会うことのなかった大先輩コレクターに御意見をいただける
HP、さらにはブログを続けてきて良かった、そう思ったエピソードのひとつです。