鬼会(田遊び・鬼追い)は平成18年国の重要無形民俗文化財に指定されました。
室町末期頃には既にあったと思われ、その後中断と再開を繰り返してきました。
鬼に関係するものとしては県で初めて、全国でも3番目という貴重な文化財です。
田遊びは五穀豊穣を祈る儀式であり、農作業のしぐさを奉納します。
鬼会は悪霊や災難を追い払うもので、松明や鉾を手にした鬼が現れ激しく暴れまわります。
≪餅まき・鬼の花≫餅まき、礼堂両柱の椎の木につけてある鬼の花の争奪が行われる。
宮委員の合図によって青年が椎の木に飛びつき上部の枝を引きちぎる。
大きな枝が礼堂に落ちてくると、鬼の花の奪い合いである。
鬼の花を取った青年は高々と花を持ち上げて本堂を去る。
取れなかった人たちは、椎の木の小枝を折って家に持ち帰る。
鬼の花は穢れを払うといい、昔は不幸が出た時
この花をカマドにくべ穢れを祓ったという。
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↓ ↓ ↓ ↓ 田遊び・鬼追いの様子 ↓ ↓ ↓ ↓