行き当たりばったり!

ぺんぺん草が日々思うことを綴ります

日本代表と日の丸

2015-10-24 06:03:14 | よたばなし

9月20日朝、ラグビー「日本対南アフリカ」戦
起床してきた相方に
「日本勝ったよ」
「南アメリカに勝てるわけないやろ」
「それが勝ったんや」
「 ・ ・ ・ 何点で?」
「34対32」
「ひぇ~そんなことあるんか」
それから再放送を観て涙目。さらに再々放送を観て
「あ~生中継で観たかった」と悔しがることしきり。

日の丸を背負って戦う外国人選手たち

学校行事などで
「国旗掲揚」「国家斉唱」、田舎の学校で育ち
「日の丸」「君が代」を当たり前に思っていた。
「日の丸を見ると気分が悪い」と
拒否する人達がいることにショックを受けた。
そんな人たちに配慮することも必要だとも思うが
日本人として傷つく。

ラグビー日本代表のリーチマイケル主将は、外国出身選手は
勿論、日本人選手にも歌詞の意味を教えることもある。

リーチマイケル
「試合の前の合宿中には、必ず全員で君が代の練習をします」



「君が代の中身を自分たちにつなげて、歌詞を理解して
歌わないとダメだと思います」

「君が代の歌詞の意味まで徹底的に理解して、歌い尽くして、
心にしみこませないで日本人だなんて言えないんだよ」

君が代を堂々と斉唱するラグビー日本代表の選手たち



もう一人日本を愛するラグビー選手をお知らせしたい。
現在ベスト4に残っているオーストラリア代表で活躍中の
「スコット・ファーディー」選手は、平成21年から平成23年
まで日本にいて、日本に貢献した愛すべき選手。

ラグビー、オーストラリア代表
スコット・ファーディー(SCOTT FARDY)



2009年~2011年に、釜石シーウェイブスに所属していた。
平成23年(2011年)3月11日に発生した東日本大震災において
釜石シーウェイブスの本拠地釜石市が壊滅的被害を受けた。
福島第一原発事故を受け、3月15日にオーストラリア大使館
(東京都)が在大阪オーストラリア総領事館に移転。
オーストリア大使館は岩手県を含む被災地等への旅行自粛を
促しさらに東京以北にいる自国民に退避の検討を呼びかけた。

当時
釜石シーウェイブスには、スコット・ファーディー(オーストラリア)
の他、ピタ・アラティニ(ニュージーランド国籍)やトンガの選手も
いた。大震災の数日後にオーストラリア大使館とニュージーランド
大使館がスコット・ファーディー選手とピタ・アラティニ選手を救出
するため釜石に車を走らせたが、2人は「釜石の日本人選手は
帰るところがない。仲間を残すことはできない」と言って
釜石に留まり、日本人選手と共に重機のような怪力で救援物資の
積み降ろしや搬送作業や瓦礫の片付けに奮闘した!

 

震災1ヵ月後のファーディー選手のコメント
「私は、この町を愛するようになりました。私にとって、滞在を続ける
との判断に至ったのは簡単なことでした。
全員が健康な若者なので、日本人であれ外国人であれ、自分たちは
何らかの形で役に立てることを分かっていました。」
「私は、釜石が復活する見込みが大きいと思います。現状を見ると悲惨
であり、津波後の町を歩くのは胸が張り裂ける思いです。しかし、現地の
人々は驚くほど強く高潔であり、これまで同様にコミュニティ全体が結束
して協力していくでしょう。」

その後ファーディー選手は、その人間性も評価され、世界最高峰
「スーパーラグビー」のプロ契約を獲得し、今回のW杯でオーストラリア
代表の中心選手として活躍している。



2015年10月14日付けAFPのファーディー選手への
インタビュー記事(準々決勝スコットランド戦前)

「あの時、オーストラリア大使館の人がやってきて『ここから避難するか?』と
聞いてきた。」「チームの他の選手とのつながりは、強固なものになっていた。
外国人選手もいたな。トンガの選手が数人と、ニュージーランド人が1人。
でも、そこに残って、自分たちにできることをやるのが最善の選択だと思った」

「何度も言うように、僕自身は被害を受けていないが、被災者を目の当たりにし
日本人の優しさと寛大さは、一生忘れない」
W杯で日本代表が南アフリカを破る大金星を見届けたファーディーは
いつか釜石に戻りたいと話している。
「地元の人と連絡を取り続け町は徐々に復旧し前進していると聞いている。
日本人のすごさを考えれば、当然だと思う」
「当時、小さな港町にいた白人はわずか二十数人だったけど、

あれは本当に楽しい時間だった」
「住むかは分からないけどいつか帰って、みんながどうしているのか見てみたい。
あれは、人間としての自分を変えた出来事だったんだ」

「われらが釜石のヒーロー!」と
釜石のラグビーファンは、ファーディー選手を応援中!
オーストラリアの6番、スコット・ファーディへを応援しましょう!

 


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