昔…(昔っていっても戦前とか戦中じゃないっすよ)
昆虫採集のキットが文房具屋さんにフツーに売ってて、
Mは、まだ昆虫がさわれたころ、よく買いに行きました。
そのキットの中には、虫ピンの他に、
薄いピンク色した液体と注射器が入ってた。
蝶々やトンボを捕まえて、胴体にピンクの液体を入れた注射器をプスっと刺し、
キュ~~~っと液体を注入する。
すると押さえつけられて、バタバタもがいてた足がピタっと止まる。
…要するに死んじゃった…ってことですね。
で、それを虫ピンでとめて、昆虫の標本にする…っていう、
一連の作業を楽しんでやっておりました。
注射器の針は太くて、注射針の穴が見えてましたっけ。
そういえば、今ってそういうもの……置いてませんね。
昔はのんびりしてましたから…
考えてみると、昆虫キットって恐ろしいものですね。
その注射器を使えば、人間にもプスっとさせますもんね…
まさか、そんなもので他人様を傷つけるなんてこと思いもしなかった。
でも、当時の子どもは、それは、それ、これは、これ…って、
みんな、ちゃんと区別してたと思う…。
悪いことしようものなら、近所のおじさん、おばさんがうるさかったし…。
それとも情報がなかっただけで、やってる人はやってたのかな??
何にしても今の時代なら、
そういうものがフツーに置いてあれば大変なんだろうなぁ…
でも、包丁とかはフツーに100円ショップで売ってますけどね。
あ……
また話がそれてく…
Mが今日書きたかった話はそんなことじゃなくて…
コレ…
Mの標本を作るキット…ではなく(…Mの標本を作ったところで誰も見ない)
先週から自分でバンバンしてる注射器の使い終わったもの。
これは燃えないゴミとして出すわけにいかず、
医療廃棄物として処理されなければならないそうで…
ケッコー面倒なのでありました。
で、一応ルールがあって、注射針についてたキャップは
捨てるときにつけちゃいけない…って。
間違えて使うといけないからなんでしょうね。
「リキャップ」というらしいのですが、それは禁止されてるそうです。
でも、針先がそのまま…ってやっぱりコワいですよね。
思わずキャップして隠したくなる。
…っていうだけの話だったのに、
なぜかいつも違う方向へ走りたがるヤツであった…