いつまでもライブの余韻に浸っていたいけど、
そういうわけにいかないんで、頭の中の思い出の箱にしまっちゃおう。
でも、Mの頭の中にある思い出箱は、いつのまにか中身が紛失してたり、
違う箱に入ってたりする。
出したはいいけど、この前も同じものを出して同じことを言ってたかも。
ま、それが人間サ……てか、老化???
ということで、ライブと平行に流れた時間を思い出したり、
今回のことを書き留めたりしておこうかな。
今回、1日目に一緒に行ったHちゃん。
まだ20代の頃、MとHちゃんと、もうひとりの友人の3人で、
よくハマショーライブを観に行ったっけ。
Hちゃんの2人目の子どもがまだ1歳くらいのとき、
幼い子ども達をパパに任せてライブを観に出てきた。
あの当時は、Mの息子も一緒にライブを観てたはず。
小学生だったと思うけど、Mと一緒に入ったのでタダだったような。
イイ時代だったね……。←かなり遠い目。
で、Hちゃんが地下鉄の改札を抜けた時、
「ちょっと家に電話してくる」と公衆電話(当時まだケータイは無い)に向かった。
Mともうひとりの友達は、わざわざ電話しないほうがいいのに~と言ったが、
Hちゃんは風邪気味の長男が心配だったよう。
案の定、「ごめん、帰るわ~」と。
Hちゃんは、そういうコトが結構重なるコだった。
3人も子どもがいれば、自分のお楽しみは後回しになる。
Hちゃんはホントに良い母親。
当たり前かもしれないけど、
その当たり前のことができない親がたくさんいるから……。
今回のライブは、Hちゃんも応募したのに2日とも外れたと言ってたので、
行けなくなったセンパイの代わりに、Hちゃんに声をかけると、
孫を預かる約束してたけど、ダンナに預けてハマショー見にいく! と。
Hちゃんと子どもって、いつも切っても切り離せない。
以前までは自分の子、今は孫ちゃん。
Hちゃんと子どもはセットだとMはイメージしてる。
当日、Hちゃんと地下鉄の改札前で待ち合わせた。
遅刻の常習だったHちゃんは、Mより先に来て待っていた。
思わずMはHちゃんの背中をのぞきこんだデスよ。
赤ちゃん、背負ってないよね?? と。
その日だけは単体(?)になってたHちゃん。
そしてライブ中、Hちゃんは号泣してた……。
考えてみたら、若い頃ハマショーのライブは友人同士でよく行ったので、
あの頃のことは、曲とともによみがえってくる。
Mの中ではもう完結しちゃってるので、そこまでの感涙はなかったけど、
Hちゃんの中ではまだ未完結だったのね……。
とっくの昔に終わった青春の日々が蘇っちゃったワケで。
若い頃ってヨカッタよね。
ってカンジ。
今が悪いっていうことじゃないけど。
今といえば、2日目のことは昨日うだ~~っと書いたけど、
ライブ途中で出たあと、すすきので食事をしたMとダーは、
もくもくとカニを食べ、ビールを飲み……。
ただ、ダーはMに悪いと思ったのか、
タラバガニの足をむいて、自分で食べるのかとおもいきや、
Mに「ほら」と差し出す。
「手がイタイだろうから剥くの無理でしょ?」と。
まぁ、優しいのね。
とは思わず、Mが望んでいる事はそういうことじゃないの。
と、我儘なMが頭の中で舌を出す。
でも、いい加減にしないとね。
ダーのお陰でライブにも行けたんだし。
てなワケで、この2日間もいろいろあったな~~……と。
もう既に思い出になってしまった。
全部笑える思い出でヨカッタ。
そしていま、
これらを頭の中の思い出箱にしまってしまおう。