若い子とか目標を持っている人の病気は、
ホント……
気の毒としか言えなくて、
なんとか元の状態に戻れるように、
完璧に戻れなくても、近い状態になれるように
せめて命だけは……と、
祈るしかない。
……誰に祈るかはわからないけど、そんな気持ちになる。
みんな、最初は『なんで自分?』って思うみたいで、
本当にショックだと思う。
Mがリウマチになったときは、
なんでMが? って、思った記憶がない。
そのときはもう40歳過ぎてたし、目標もない人間だったし、
何でもアリだなと思ってた。
もともと若いころから体が弱かったし。
動けなくなったときは情けない気持ちでいっぱいだった。
今はあの時がウソみたいに普通の生活ができている。
色んな薬を試してきたなぁ……。←遠い目。
その中には体に合わない薬があって、
その薬を飲んだ翌日は、いつもよりものすごく具合が悪くなり、
怠くて動けず、BEDの中にいるしかなかった。
最初はリウマチだから調子が悪いんだと思っていたけど、
その薬は週に1度だったので、飲んだ翌日に限って調子が悪くなったために、
鈍感なMも気づけたわけで。
薬の副作用だったのね~~。
リウマチの人には一般的に使われているらしいけど、
Mには合わなかった。
その後、2~3の治験に参加して、どれも無事に終了した。
今の薬の治験は最初から参加していて、もう7~8年になる。
そして、来月には発売されることになった。
これがものすごくMの体に合う。
薬が発売されるということは、治験も終わる。
で、この薬の販売価格はやたら高いらしい……。
Mに買えるのかちらん。
と、暗くなっていると、
3月末で治験が終わると思いきや、
治験が終わっても半年は薬をもらえるらしい。
ヨカッタ。半年寿命が延びたカンジ~~。
主治医がのたまふ。
「経過が良さそうだから治験が終わった後は、薬なしでやってみないか?」
そっか。どうしても薬を飲まなきゃいけないものでもないワケで、
薬なしでMの体はどうなるのか、ちょっと試してみたい気もする。
そうはいっても、今は家の中でチマチマとやっているだけとはいえ、
薬を飲んでいても、手や足が腫れたり痛いときはある。
痛み止めだけでやっていけるんだろうか。
ある意味、賭けかも。
健康なときは全く感じなかったけど、
病気になるとよくわかる。
健康ってホントにありがたいって。
普通に生活ができるって、なんて幸せなことだろうって。
病気になると、お金もかかるんだよね。
病気になると貧乏になる。
貧乏だから病気になると病院に行けず余計悪くなる。
負の連鎖……。
コワイですぅ。
自分に無いものばかりあげ連ねて、
不平不満ばかり言って生活してる人もいるけど、
身体さえ丈夫であれば、それでよしとしなきゃ……と、
思っちゃうMデあった。