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不安な思いをウダウダ書き散らす日記

二枚舌の極み消費税

2023年03月18日 17時28分20秒 | 辛辣うだうだ放題

悪税

 

Mが消費税について調べてみる気になったのは、
政府がインボイスなんかしようとするからよ。
弱い者いじめの悪代官に思えたから。
そんなことしなければ、Mだって勉強しようと思わなかったし、
いつまでも国民を誤魔化せたのに。
ある意味、賢くない。

で、消費税に関しては何度かここでウダウダ書いてるけど、
もう少し自分でも整理してみたいと思う。
とにかく二枚舌もいいとこ。
ゴマカシというかウソばかり。

まずはひとつ目のゴマカシ。
消費税は消費者が払っている。
というところが、そもそも大間違いで、
消費者は消費税なんか払ってない。
ということを最初にしっかり理解しておく必要がある。

ふたつ目のゴマカシ。
事業者は消費税を預かってなんかいない。
これは、先日の衆議院で財務省が言いましたよね。
「消費税は預り金ではない」って。

ということも、しっかりと認識しなければ、
本当の意味の消費税は理解できないと思う。

そもそも、消費税がなぜできたのか。
フランスが付加価値税という裏技を繰り出して他が真似た。ってカンジ。
当時は国間の貿易で不公正にならないようにと、
輸出企業に対して政府からの補助金を禁止にしていたけど、
どうしても自国のものを海外に売りたかったフランス政府が、
補助金の代わりとして付加価値税を作ったということから始まり、
よその国でも真似して広まったってカンジ。
かなり端折ってるけど。

で、日本も輸出企業に還付金として補助するから、
消費税がかからないだけじゃなくて、莫大な額が還付消費税として、
輸出企業に還元されているワケで、そりゃあ儲かるわ。
しかも直間比率の是正とやらで、消費税が上がるたびに
企業の法人税が減税されている。
大手企業にはダブルでおいしい。

大手企業に優しい政府だもの、大手企業から支援される。
お互いWIN・WINの関係になっているワケで。
だからコロナ禍で諸外国が消費税を減税しても、
日本は大手企業の顔色を伺うから1円も下げなかった。

そして、消費税の一番最悪なことは、
貧富の格差が拡大すること。
所得の低い人と高い人が同じ税率で食料品を買うと、
所得の低い人のほうが生活を圧迫するってことは、
算数のできないMでもすぐわかることなのに、
政府はシレっと増税しようとする。

そうだよね。政府の人間は自分たちと同レベルのヒトしか知らない。
それ以外の人々の生活のことなど知る術もない。
苦しいなんて言っても、生きていかないとならないから、
なんとか色んなものを削って生活しているのに、
まだ大丈夫よね? ってカンジで物価(消費税)を釣り上げる。

消費税について、
今までMたちが信じていたことは、
消費税というものは物を買うとき、8%か10%を加算して支払うもの。
集めた消費税は社会保障で使うんだよね~~……みたいなカンジ。

嘘ばっか。

実際はそんな単純じゃなくて、
素人にはすっごく分かりにくい税が消費税。
調べれば調べるほど、辻褄の合わないものになっていく。
闇デシタわ。

消費税といわれるものの実態は、
単に商品の値段である。
そう理解することが大切。
でもなかなか理解できないと思う。
だって、
レシートを見たら、
商品の値段とは別に消費税8%とか10%とか書いてあるもんね。

商品プラス消費税と、消費者に誤解させるようにしている。
レシート記載はミスリードさせるためのものであって、
消費税の記載そのものが消費者にとっては関係の無いこと。
Mも消費税の勉強するまで、商品プラス消費税って思い込んでいたし、
実際、レシートを見たら今でも勘違いしそうになる。
でも知ってしまったら無知なあの頃には戻れない。

ちなみに、物の値段を決めようとするとき、
仕入れやら人件費やら光熱費と、色んな経費があって、
その中に消費税やら法人税もコストとしてあるので、
全部まとまったものが値段になる。

そもそもだけど物の値段って、あってないようなもので、
本当の物の値段なんて誰にも分からない。
需要と供給のバランスを考えながら、
付加価値なんかもつけるだろうし、
実際、今の時代は零細企業になるほど需要と供給のバランスを考えると、
コストが高くなっても値段を上げることができない。
ギリギリで商売しているから、決めた単価に消費税をつけてやっと利益が少し出る程度。
それなのに、インボイスなんかが始まってしまうと、
消費税の計算をして消費税を納めなくてはならなくなる。

納める消費税の額を計算をすと、
物の値段の10%とか8%そのままが納める消費税の額ではなく、
粗利から計算するので、レシートの消費税10%や8%という項目は、
意味が無いだけでなく、消費者を騙すものになりかねないと言うワケ。
ダレの魂胆かはわかんないけど、たぶん財務省だよね?

で、何度も繰り返すけど、
商品の値段と別枠にしている「消費税」の実態は、
その商品の売値の一部だということを頭に叩き込まないと、
正しい消費税というものの性質が理解できないと思う。
支払うのは消費税だけじゃなく法人税もだし、
なんなら電気代やら人件費も別項目でレシートに記入すればいい。
消費税だけ抜粋してレシートに書く魂胆がいやらしい。

消費者は消費税を払っていない。
物を買うときの価格。というだけ。
消費税は事業者が支払うものだから。

結局、国会議員がきちんと消費税のことを分かっていないことが、
罪だと思う。

だからね、Mのブログでいつも言うけど、
国会議員は選ばないとダメなのよ。
政治のことは分からない、じゃなくて、
政治は生活に直結しているということを
いい加減に理解しないと、
首に巻き付いた真綿がどんどん締まっていくだけ。

国民はいつまで耐えられるんだろう?

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