こんにちは。蜂助です。今日は、父子家庭の困難さを紹介します。
今回、紹介する内容は父子家庭の人たちで作るネットワークの方が「震災があぶり出した貧困 2012」で報告していたことです。
東日本大震災により死別のひとり親家庭が増えました。しかし死別のひとり親への経済支援である国民年金の遺族年金について見ると、親の性別によって差があります。父子家庭の父親には受給権がないのです。子供には受給権がありますが、父親と同居していると一円ももらえません。事例で見てみましょう。
1.父親が亡くなった母子家庭で子供が二人の場合の受給できる一年の遺族年金
母親792,100円、子供227,900円、子供227,900円、合計1,247,900円
2.母親が亡くなった父子家庭で子供が二人で同居している場合の一年の遺族年金
父親0円、子供0円、子供0円、合計0円
3.母親が亡くなった父子家庭で、子供二人と別居している場合の一年の遺族年金
父親0円、子供792,100円、子供227,900円、合計1,020,000円
今年の3月30日に父子家庭にも遺族基礎年金を支給する方向で閣議決定がされ、2014年4月から施行されます。
別の不合理な現状のしくみです。
父子家庭では、遺族厚生年金(月額18,000円)を受給していると、児童扶養手当を月額47,000円支給される年収だとしても、児童扶養手当をもらうことの選択ができません。
たくさんの不合理なしくみがあり、父子家庭は経済的にも不利益を受けています。
ところで、東日本大震災により片親のなった世帯は1,206世帯ですが、そのうち父子家庭は432世帯です。全体の36%が震災父子家庭です。432世帯のうち、65.7%が自宅全壊、5.1%が半壊です。父子家庭は住宅ローンが残っており債務は父親というケースが多くあります。多くの場合ローンは夫名義のことが多いがめ、夫が亡くなった場合は保険によってチャラになりますので震災母子家庭は多くの場合ローンの債務は抱えなくてすみます。
見かけの年収が高くても父子家庭は回りにはわからない出費があり「隠れ貧困父子家庭」とあっています。
片親になってしまっただけでも、多くの困難を抱えるのに、母子家庭でも父子家庭でも子供たちは養育や教育を受ける権利があります。
このような父子家庭が不利なしくみも、残念ながら「震災があぶり出した」事実です。
今回、紹介する内容は父子家庭の人たちで作るネットワークの方が「震災があぶり出した貧困 2012」で報告していたことです。
東日本大震災により死別のひとり親家庭が増えました。しかし死別のひとり親への経済支援である国民年金の遺族年金について見ると、親の性別によって差があります。父子家庭の父親には受給権がないのです。子供には受給権がありますが、父親と同居していると一円ももらえません。事例で見てみましょう。
1.父親が亡くなった母子家庭で子供が二人の場合の受給できる一年の遺族年金
母親792,100円、子供227,900円、子供227,900円、合計1,247,900円
2.母親が亡くなった父子家庭で子供が二人で同居している場合の一年の遺族年金
父親0円、子供0円、子供0円、合計0円
3.母親が亡くなった父子家庭で、子供二人と別居している場合の一年の遺族年金
父親0円、子供792,100円、子供227,900円、合計1,020,000円
今年の3月30日に父子家庭にも遺族基礎年金を支給する方向で閣議決定がされ、2014年4月から施行されます。
別の不合理な現状のしくみです。
父子家庭では、遺族厚生年金(月額18,000円)を受給していると、児童扶養手当を月額47,000円支給される年収だとしても、児童扶養手当をもらうことの選択ができません。
たくさんの不合理なしくみがあり、父子家庭は経済的にも不利益を受けています。
ところで、東日本大震災により片親のなった世帯は1,206世帯ですが、そのうち父子家庭は432世帯です。全体の36%が震災父子家庭です。432世帯のうち、65.7%が自宅全壊、5.1%が半壊です。父子家庭は住宅ローンが残っており債務は父親というケースが多くあります。多くの場合ローンは夫名義のことが多いがめ、夫が亡くなった場合は保険によってチャラになりますので震災母子家庭は多くの場合ローンの債務は抱えなくてすみます。
見かけの年収が高くても父子家庭は回りにはわからない出費があり「隠れ貧困父子家庭」とあっています。
片親になってしまっただけでも、多くの困難を抱えるのに、母子家庭でも父子家庭でも子供たちは養育や教育を受ける権利があります。
このような父子家庭が不利なしくみも、残念ながら「震災があぶり出した」事実です。