バーバの極楽トンボ

さー傘壽を超えた・・今からももうひと飛び

犬も歩けば棒に当たる・・・

2008-03-24 10:16:31 | トンボの徒然ダイアリー
京都で一番楽しいこと・・市バスの一日乗車券で行き当たりばったりで歩き回ること・・  日によったら二万歩も歩いていることもありました。
そんなある日、立ち寄った1つの美術館です。

ここは古い煉瓦造りの文化博物館です

私の大好きな尾形乾山と兄の光琳の美術展でした。

展示品は今まで私が訪れてみた乾山の美術展では、目にしなかった焼き物の数々・・あの時代に自由奔放に、画かれた絵・・
実家の呉服商で育った兄弟ののびのびとした感性・・

兄の光琳が画いた絵に乾山が字を添えて焼き上げられた鉢、皿・・色彩の豊かさ、
磁器と違って陶器の暖かさ・・
難しいことは判らないけど、どの器をみていても、なにか自然と口元がほころんでくるような、暖かい焼き物でした。

一人で勝手気ままに歩き回っているまに三時間は経っていました。
隣接している旧日本銀行だった喫茶室で、ドッコイショと腰をおろしてここでも美味しい珈琲を頂きながら小一時間も過ごしてしまいました。

ここの珈琲カップはウエッジウッドだったけど・・

今見てきた陶器の器に小芋の煮っ転がしを入れたらいいなーなんて末恐ろしいことを考えて楽しい一日を終えました。