バーバの極楽トンボ

さー傘壽を超えた・・今からももうひと飛び

昨日の続き・・・

2008-10-12 10:31:21 | トンボの旅日記
10月12日

この吉和の里にあるウッドワン美術館は市中にある美術館と違って環境がとても良いと私は感じている。
余り広くはないが隣接している温泉もある。

さて美術館は「薩摩焼展」とあって私の心はしっかり捉えられてしまった。
もともと薩摩焼が好きだったが、一度にこれだけの白薩摩は見たことがなかった。
乳白色に画かれた繊細な図柄・・九谷焼の繊細さと違う大らかさがあった。
あの時代に大陸で育った陶工達が画いた人物、風景に何か彼等達のノスタルジーを感じ、自分も昔に居るような豊かな気持ちになった。

作品の説明書きは弱視の私には読めないが、勝手な想像が出来て夢の世界に遊ぶことが出来る。  神様は平等に楽しみを与えてくださるのだと感謝・・

そこを後にして、絵画展に行った。
ここも私好みの日本画が多数・・松園、関雪、大観 深水等々 秋をテーマにしてあってゆっくりと絵の中を漂うことが出来た。

それから今度はガラス・・ガレやドームのランプや花瓶。。ここもガレの作品にジャパンを見ることが出来、19世紀にパリで開かれた万博展でヨーロッパの芸術家達が日本に憧れたとか・・の話を心に画いて、充分楽しんだ。

さすがにお腹がすいて隣接のクヴェーレ吉和で食事をすることにした。
食事はキノコづくしの懐石・・ここで「あわび茸」とやらを頂く。  アワビのような食感でコリコリとして美味しかった。

お腹も満腹・・さー一風呂浴びてと露天風呂・・
   
巨木をくり抜いて湯船にしてある露天風呂・・温泉の湯がざっざーと溢れて・・
それは、それは、天国゛でありんすわいなー、

この一日は筒一杯楽しんだ・・

帰りはここから出るバスに乗り白河夜船で市内に帰った。

ホンマ 幸せなシアワセな一日どしたえー  おおきに・・