バーバの極楽トンボ

さー傘壽を超えた・・今からももうひと飛び

お化けツアーに参加した。

2009-04-19 09:55:09 | トンボの徒然ダイアリー
4月19日

今日も暑い一日になりそうだ

昨日は広島に実在する「化け物退治」のツアーに参加した。

比治山の山上にある現代美術館が主催したツアーだ。

美術館では「どろどろ・どろん」を開催している。
          
朝から館内の展示をみていると、、現在の作家が制作している奇怪な作品の中にも、自然界には得体の知れない何かが存在しているであろうとゆう気持ちがひしひしと伝わってくる。
勿論、ある地方に今でも伝わっている昔話等々・・・

私の興味を引いたのは、この広島に実在していた「稲生(いのう)平太郎」とゆう豪傑の確証(墓)をいろいろ尋ねて歩くことだ。 

午後から心地良い春風に吹かれながら大学教授の解説を交えながら20人ほどで出発した。
最初に訪れたのは街のど真ん中にある。「おいなりさん」だ
子供の頃からよく知っている神社だがこんないわれがあるとは知らなかった。
宮司さんのお茶と煎餅の接待を受けながら平太郎の武勇伝をきいた。
          ここは平太郎さんさんが化け物の大将から送られた「木槌」を最初に奉納した神社だったそうだ

ここを後にして市街を横切り、駅の北側に位置する国前寺にむかった。  
歩くこと40分ほどであっただろうか・・。
ここは静かな住宅地でこぢんまりとした寺である。
丁度桜も終わり新緑が美しい。 お寺の住職さんが「平太郎」の武勇伝を話された。「稲生平太郎は何日もの間妖怪と肝試しをしたが恐れることなく悉く成敗した、その後妖怪の頭から「木鎚」を送られた。 その木槌は稲生神社からここに奉納され、現在も例祭の時のみ拝観できるとのことであった
この妖怪退治はずーと北に位置する三次で(日本伝説紀行・広島県三次市)江戸中期のことだったらしい。

この妖怪退治が実在した人物であった事が嬉しい、しかもその稲生家15代目の 奥様と同行出来たことだ  この方は小さくなってしまったおばあちゃんで、小さなリュックによれよれ帽子、運動靴でトボトボ歩行・・八十才代かな?とお見受けしたが・・・ご近所のおばあさまといった感じ・・
ご一緒にお喋りしながら、何か昔と今を同時に体感できたような楽しいウォーキングだった。

比治山からずーと歩いて四時間ほど一番良い季節だ、ほどよい疲れで立ち寄った喫茶店で飲んだ珈琲は最高に美味しかった。 歩数計で確認したら15000歩だった。

アーア やっぱり疲れたワイ・・ヽ(´・`)ノ フッ…(笑)