12月1日
今日から師走だ・・・
今年も後一ヶ月で年が改まる。
一年経つのは早いもの秀吉ならずとも、「夢のまた夢・・」だ。
平和公園の土手筋を歩いてみた。
幼い子を庇った姿で亡くなったいた親子の像・・・「ヒロシマの碑」
放射能の熱線を浴びた人達は、何故か頭の毛髪がスッポリ抜け落ちていた。そんな毛髪を拾い集めてこの「毛髪の碑」におさめ、供養した。
ここで私の学友達はあの8月6日、月曜日の朝、空襲警報が解除され、真っ青な青空に向かって背伸びしたであろう・・・まさに私もヤット解除された青空を見上げて背伸びした。・・・あの時、青い空にB29が音もしないで鳥のように飛んでいた・・・その数分の後、鋭い橙色の巨大な光の輪がみえた。「え・なに・・」と思った瞬間・・轟音と共に倒れてきた家屋の下敷きで気を失っていた・・
そして、私は生きている・・・
ここに記されている中学校、女学校の學徒達のその瞬間は・・どんなであったろうか・・・何時までたっても・・自分の心の中の負い目は消えない。・・
この石碑の前から、立ち去ることが出来ず・・・ここに刻まれている学校名を何度も何度も読み返した。
この土手の桜並木はすっかり紅葉して、枯葉が風に吹かれて川面に散っていく・・
今日から師走だ・・・
今年も後一ヶ月で年が改まる。
一年経つのは早いもの秀吉ならずとも、「夢のまた夢・・」だ。
平和公園の土手筋を歩いてみた。
幼い子を庇った姿で亡くなったいた親子の像・・・「ヒロシマの碑」
放射能の熱線を浴びた人達は、何故か頭の毛髪がスッポリ抜け落ちていた。そんな毛髪を拾い集めてこの「毛髪の碑」におさめ、供養した。
ここで私の学友達はあの8月6日、月曜日の朝、空襲警報が解除され、真っ青な青空に向かって背伸びしたであろう・・・まさに私もヤット解除された青空を見上げて背伸びした。・・・あの時、青い空にB29が音もしないで鳥のように飛んでいた・・・その数分の後、鋭い橙色の巨大な光の輪がみえた。「え・なに・・」と思った瞬間・・轟音と共に倒れてきた家屋の下敷きで気を失っていた・・
そして、私は生きている・・・
ここに記されている中学校、女学校の學徒達のその瞬間は・・どんなであったろうか・・・何時までたっても・・自分の心の中の負い目は消えない。・・
この石碑の前から、立ち去ることが出来ず・・・ここに刻まれている学校名を何度も何度も読み返した。
この土手の桜並木はすっかり紅葉して、枯葉が風に吹かれて川面に散っていく・・