バーバの極楽トンボ

さー傘壽を超えた・・今からももうひと飛び

しゃべり場

2010-01-16 13:57:24 | トンボの徒然ダイアリー
1月16日 たり
今朝は昨日に比べて暖かい。
昔より気候の変化は著しい。

昨日は先日あるところで気になるチラシを目にした。
早速連絡先に電話をしてみた。  
 「リタイヤした男性5人と女性1人の集まりで、リタイヤした人ばかりなのでが好きなことをテーマにしゃべるだけですょ・・女性がいないので是非参加を・・」の甘い勧誘であ った。
     早速指示通りの道順で会場に行った。   公民館の一室にテーブルを囲んで6人のいかにも蘊蓄の有りそうな人達が座っていた。

簡単な自己紹介で椅子に座った。
さて、どんな話題だろうか・・・と思っていたら、「天皇と日本史」と印刷された10枚ほどの冊子が配られ、やおら一人の男性が桓武天皇頃(8世紀)から、後冷泉天皇(11世紀)までの出来事の講義?をされた。話は結構ざっくばらんで私にとっては面白かった。

私は戦時中、終戦、戦後と一番勉強の無かった・・・とゆうか、しなかったとゆうか、戦前の「一億総決起」で竹槍を振りかざし、終戦と同時に「自由・・個人・権利・・」の世界に流れた。とゆうより焼け野原になって何にもない学校の片づけから始まって来る日も来る日も作業一色であった。
  (私の学友はあの日建物疎開にかり出され、あのドームの所で作業をしていた。・・ 全員何にも残らず昇天してしまった・・・)
 
しかも、急に自由だ・自由にに有頂天になっていたように思う。

あれから64年たった今僅かな年金暮らしとはいえ、自由に語らい自由に知識を求める事が出来ている。

リタイヤしてからは弱視、難聴、思考の衰え・・・エトセトラ・・・
それでも、色々な人の中に入って行こうとする、好奇心だけは持ち合わせている。  あの幼いときに知識として蓄積しえなかったものが、こんな所で与えられることは感謝に堪えない気がする。

そんなことを考えると「人生って棄てた物ではないな・・」チャンとその人が必要だと思う事は、あたえてくださるのだ・・」と
   感謝、感謝だ。