8月5日 今朝は曇り
67年目の被爆の日が来る
昨日の事、ぼんやり窓から眼下に見える川を見ていた 何時もの遊覧船だ
何本もの航跡を残して去って行った その川底から浮き上がってきた赤い影・・・
67年前この川面も水お求めて折り重なった人で埋め尽くされていた・・・
あの時 燃え盛る中からうめき声の塊の様な 人の叫び声のようなものがうねりをあげていた。 いつまでも、いつまでも・・・・夜の白むまで・・・何日も 何日も・・
私の耳には8月6日がくるたびに あの切ない声が強く弱く響いてくる・・・
あの川面に浮いてきた影はきっと、今も川底で鎮魂の日を待っている幾千幾万の人たちが手を差し伸べている様に思えてならない・・・
いつまでも過去に埋もれてはいけない・・・せめて明日一日は未来を信じて今に生きている事に感謝して過ごしたい